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コレクツィア★M

マージナルで、ときにメランコリック、でもマーヴェラスでマジカルかもしれない、マ・イイカな雑記

『バレエ 薔薇の精』浜崎悠子@アート未来展

2016-07-22 | トモダチ作品

夢のなかで『薔薇の精』と踊る


                                  『バレエ 薔薇の精』 浜崎悠子 油彩

薔薇の精はカーテンを翻して窓から入り、軽々と踊りますが、
少女はまどろんだまま、夢の中。
心地良い眠り、とくに午睡に微風はマストですよね。

2016年アート未来展の出展作は、ニジンスキでした。
yuko-san 作品の沈み込むようなマットな色彩には、独特の重さを感じます。

↓ニジンスキは謎めいた表情です。



ニジンスキの跳躍は「空中に留まる」といわれたほど。
バレエ・リュスと同時代にパリにいたら、熱狂しただろ~な。
ま、貧乏で舞台観られなかったかも。

以前、来日したプリセツカヤをインタビューした時に、
前からバレエダンサーに訊いてみたかった質問をしました。
★M「ジャンプは練習すれば高く跳べるようになるんでしょうか?」
「ジャンプはもって生まれた才能、練習しても限度があるわね」
★M「自分の身体が思ったように動くというは気持のいいものなんでしょうね?」
「そんなこと考えたこともないわ」

でも、最近のバレエを観ていると、男性ダンサーのジャンプ高く
滞留時間も長い気がします。


【池田忠利展】@月の沙漠記念館

2016-07-07 | トモダチ作品

行ってきました御宿へ
【池田忠利展】@月の沙漠記念館(2016年4月28日~7月5日)




                                  『ヘイカモン!!』


                                      会場(写真★池田さん)

「会期中には必ず……」と思いつつ、結局ギリギリになってしまいました。

土曜夜が遅かったので、「日曜朝起きられたら行こう」と決めて寝て、
熱帯夜だったせいか朝早く目が覚めたし、「よし行こう!!」。
行きは総武快速、帰りは京葉快速。

ひさしぶりの記念館での個展。
広い会場にたくさん池田さんのコドモ達が展示され、色も形も賑やかで、
ブツブツ・ザワザワつぶやきが聞こえてきそうで楽しかったです。
2階の展示は7月半ばまでだそうです。

メロンアイスを買って海辺へ出ました。
夏晴れで風強く、サーファー達が大勢。
砂浜が白くて、ロングアイランドぽいといえばぽい。
陽射しが暑いんですが、風が強くて日傘がさせません。
でも、波打ち際を裸足で歩き、気持ちのいい海風いっぱい浴びてきました。




HOPE Poster Photo Filter でお洒落なポスターに。

2015-04-25 | トモダチ作品

HOPE Poster Photo Filter で、お洒落にモンタージュ


it's 
展にお運びいただいた katayose-san が、kaoru-san の作品を撮影し、
iPhone のアプリ HOPE Poster Photo Filter
素敵なポスターにして送ってくださいました。
オシャレ~!!

       
kaoru-san 作【鏡の中の張子のガリレオ】(↑の写真は★M撮影)⇒katayose-san 作【ノスタルジックカラーのポスター】
  
   ⇒  
kaoru-san 作【消しゴム版画によるガリレオ十態】⇒katayose-san 作のポスター

「アプリを開いて1分とかからず生成できてしまうので、
センスがなくてもつくれてしまうのです。
勝手に謎の単語も出現するし。
お好みのテキストを挿入したり簡単にできるようなので、
本気でつくったらいろいろと楽しめそう」

とは、katayose-san からのメッセージ。

お洒落な仕上がりですね。
面白そうですね!! アリガトウございました!!
(※kaoru-san すみません、2点ともタイトル忘れてしまい、勝手につけてしまいました↑)


『ニーナが跳ぶ時』浜崎悠子@アート未来展

2014-07-12 | トモダチ作品

『ドン・キホーテ』のニーナ・アナニアシヴィリ


                        『ニーナが跳ぶ時』 浜崎悠子 アクリル画 100号

2014年アート未来展@国立新美術館(6月25日~7月7日)に出展した yuko-san の作品、
『ドン・キホーテ』で跳んだ瞬間です。
ニーナとは個人的に親交があるそうで、イイナァ……羨ましい。

跳躍するニーナに、ロシアっぽい動植物が描かれ、
妖精のような、「星の子」?「光の子」?もいます。

後日作品について伺ったところ、
「あれは何? ないほうがいいんじゃない?」って言われるけど、「描きたいのよ」。
「ボリショイ劇場の照明と、シャンデリアがキラキラで、あんな感じなの」とのこと。

★Mは、ちゃんと、「星の子」「光の子」だと思っていましたよ。

跳ぶ力は、もって生まれた能力、神様にもらったギフト。
必死に練習しても、跳躍には上達の限界があるそうです。
しなやかな背中や強靭な足首、ぶれない軸、長い耐空時間、正確で疲れを知らない回転。
バレエ・ダンサーの動きを見ていると、不思議と開放されますね。
アッシもガンバロ~という気になります。


根本孝さんの野球イラスト@Baseball Art 展

2014-06-21 | トモダチ作品

Baseball Art  原画展@ギャラリー corse 神保町


                           イラスト 根本孝

古書店BIBLIO →グループ展@corso へ行ってきました。
小学生の頃は男子と草野球やってましたが、プロ野球のことあまり知りません。
(※西武ライオンズの球団歌『地平を駈ける獅子を見た』は、気分アガリます)
けど、面白かったです。

根本さんのイラストは、Number に掲載されるなどスポーツ系も多いんですが、
NHKの「えほん寄席 転失気」もオモロ~でした。
何本も描かれた線と色使いがしなやかで力強く、好きなんです。
facebook にイラストいろいろ載ってます。

展覧会会期は、2014年6月17日(火)~22日(日)

詳細は↓
http://baseballart.grupo.jp/


5月のバラ@京成バラ園

2014-05-24 | トモダチ作品

【サハラ‘98】のゲート@京成バラ園


                                                  5月19日撮影  photo:Masayuki Ishiguro

ishiguro-san から送られてきた京成バラ園の写真のなかから↑
ishiguro-san の説明です↓

朝、家を出る前に京成バラ園のホームページを確認した時に、フェイスブックを見ると、
【サハラ‘98】というちょっと変ったバラが紹介されていました。 
それを探すとバラのゲートになっていました。 
このバラは、まず濃いオレンジ色の花が咲いて、それが濃い黄色に色が変り、
更に輝く蛍光ピンクになって散っていくというのだそうです。 
ですから1本の木に微妙に色の違う花が咲いています。 

綺麗ですねぇ~。
今、花壇や庭や生垣、あちこちでバラが咲いていて、街を歩いていても嬉しくなります。
陽射しは強いけど風が涼しくて、いい季節です。

昨夕、若い友達に誘われて、井上陽水『氷の世界』コンサート@NHKホールへ。
観客の男子比率が高くて、へぇ~。
帰りはスペイン坂でギネス生、飲みました。


大槻圭子展@国画展開催中の国立新美術館。

2014-05-03 | トモダチ作品

Live in Desert  

 
OTSUKI KEIKO展@国画展開催中の国立新美術館3FB休憩室にて

2014年5月1日(木)~12日(月)
10:00-18:00(金曜は20:00まで・最終日は14:00まで)

 
          『太陽の恵と灼熱の地獄は諸刃の剣』

↑otuki-sensei の作品は、大胆素敵。
(※作品はまっすぐです。スミマセン……★Mの撮影がチョイ歪めてしまいました)
70年代後半、アトリエにお邪魔して以来のファンです。

otuki-sensei は、2006年11月に作品集を出版後、
2006年11月14日~19日、青山スパイラル(アトリウム&ギャラリー)で個展開催。
さすが sensei、 あの巨大な空間を見事に演出!!
早朝集合で★Mも展示を手伝ったのですが大興奮、ワクワクしました。

雑誌『コンフォルト』2007年2月号の紹介文、↓に再録します。


テキスタル・クリエイターの大槻圭子は、2006年11月(昨秋)、初の作品集『リディア』を出版。
出版を記念して、青山のスパイラルガーデンで個展が開催された。

大槻作品の特徴は鮮やかな色使いと大胆な構図。
伝統的な染色技術を修得しながら、型破りなテキスタイルを次々と発表し、
大槻は工芸界で「異端児(アンファン・テリブル)」であり続けた。
インパクトのあるタピストリ-はアート作品としても高い評価を受け、
織物企業との提携や、建築・インテリア業界との連携で、住空間や公共スペースの装飾に新風をもたらした。 

いっぽうで大槻は、素材と技法との相性や発色法を追究。
厚手麻や生絹、超薄手綿など、撚りや織りや番手で風合が異なるさまざまな天然繊維を精選。
筒描き、型染め、型捺染、ブロックプリント、シルクスクリーンなどあらゆる技法を試している。 

そして、独特のフォルム。
あらためて作品タイトルを読むと、
海外の遺跡や神殿、古代文明、歴史上の人物が多く登場する。
欧州をはじめ、中南米、トルコ、エジプト、インド、ロシア、タヒチなど世界数十カ国を訪れ、
旅の情景や出会った人びとにインスピレショーンを得ている。 

「用の美」の世界にいながら、作家の心は遠くにあった。
布という、しなやかで戦略的ともいえる素材を使って、抽象的で普遍的なテーマを追っていたのだ。

そして大槻は、「風になって地球を巡りたい」という強い憧れを、この作品集で実現した。 
大自然に放たれた布は、変幻自在に動き回る。
風を孕み、宙に舞い、陽光を透過し、砂浜に影を落とす。

水飛沫を浴び、枯枝に絡まり、苔むした倒木に寄り添ったかと思うと、
草むらに隠れ、木漏れ日を映し、波と戯れ、少女に纏わりつく。
砂漠に置かれた布はさながら魔法の絨毯だ。 


大槻は撮影スタッフともども、「大地と空が作品を受け入れてくれた」ことを実感したという。 
至福を味わった布たちは、どんな風を運んできてくれるのだろう。











作品集“Li´Tya(リディア)”
大自然を求めて、オーストラリア・シドニー周辺で撮影を敢行。

「晴天に恵まれ、幸せな偶然が重なって奇跡的な写真が撮れた」という。
タイトルの“Li´Tya(リディア)”は、アボリジニの言葉で「of the earth(地球の)」という意味。
アート・ディレクション:鈴木光太郎 
序文:三宅一生 
発行:求龍堂 10800円

http://www.amazon.co.jp/大槻-圭子/e/B004LVFRAM/ref=ntt_athr_dp_pel_1


第15回it's展開催中@銀座・渋谷画廊

2014-04-19 | トモダチ作品

第15回 it's展 開催中@銀座・渋谷画廊

 
本年の共通テーマ【扉】でメンバー15名が競作した小品展示コーナー

2014年4月14日(月)~20日(日)11:00am~6:30pm (最終日~5:00pm)
東京都中央区銀座7-8-1 渋谷ビル2階●03-3571-0140
【銀座6丁目】交差点、【ライオンビアホール】向いブロック【フェラガモ】の後ろ→とんかつ【梅林】の2階

●銅版画・木版画・紙版画・パステル画・油絵・タピストリー・コラージュ他

有楽町では阪急が、銀座7丁目では松坂屋が解体されて、景色が変わっています。
大型観光バスが銀座通り東側車線に縦列駐車し、
外国人観光客で賑わっています。

銀座がてら、お立ち寄りください。


六義園の垂れ桜、今年もきれい。 

2014-04-03 | トモダチ作品

桜が咲くと、ソワソワ落ち着かないです。

   
                                                                             photo (c)hiro-san

hiro-san が撮影した桜の写真3点が、tomo-chan から送られてきました。
六義園の名木、垂れ桜です。
サクラサク、フォトオクル←アリガトウ

アッシの近所の桜並木は、昨日から花吹雪です。

桜って、幹と枝はゴツゴツ黒々、花は白っぽいので、けっして派手じゃない。
でも、薄い花びらの小花の塊が可憐なんですよね。
フワッと開いて、ヒラヒラ揺れて、ハラハラ散るから、儚げなんですよね。

感時花濺涙(時に感じて花にも涙を濺ぐ)

落涙はしないまでも、春愁真っ只中……デヤス。


トニー・トリヨンからの【エッチング】手紙

2014-01-24 | トモダチ作品

銅版画って、やっぱイイ!!


左右225ミリ 版画用紙にエッチング●セピアのインクで
文字のインクは、ウルトラ・ヴァイオレットっぽい。


東京駅近・八重洲ブックセンターに魚津章夫氏の【プリントアートセンター】があった頃、
ドイツ人美術家のトニーさんがふらりと訪れたそうです。
日本各地をスケッチしながら旅をする前だか後だかにやってきて、
あれこれ話して、銅版画展を開催することに。
そんなこんなご縁があって、
★Mも1990年代終わりに、お宅@ベルリンに泊めていただいたことも。

今のネットがスゴイのは、
「トリヨンさん、ど~してるかな」と思ったときに、
検索すればヒットして、本人のサイトまで行けたりすることです。

http://www.tony-torrilhon.de/index.html

これ、手離しで喜んでいいものか……。


「シンパチーチナ」は、「だ~い好き」。

2014-01-05 | トモダチ作品

ロシアの土人形、大集合。


                                     アクリル画:浜崎悠子

昨秋の doi-san のオープニングパーティで、思いがけず yuuko-san と再会。
hamazaki-m&m には1990年代にモスクワで大変にお世話になりました。
yuuko-sanはロシアの土人形が大好きで、
人形を描きたくて油絵の勉強を始めたとのこと。

是非、コレクションの土人形+油絵で展覧会を開催していただきたい!!

人形などを見て、「カワイ~イ」「だ~い好き」と言うとき、
ロシア語では、симпатично! (シンパチーチナ!)と叫びます。
英語の sympathetic 、フランス語の sympathique とかですね。 

sympathetic nerve system というと【交感神経】ですが、
「いい感じ!」とか、「たまらない!」とか思うと、気分がアガって興奮するからですかね。
因みに、副交感は parasympathetic

交換神経・副交感神経系は不随意。
「好き」という感情も、コントロールできないってことでしょうか。


宇治佐和子【手しごと展】@愚怜(本郷赤門前)

2013-12-17 | トモダチ作品

宇治佐和子 手しごと展 

2013年12月19日(木)~12月25日(水) 
正午~午後8時(祝・土~午後6時 最終日~午後5時)※日曜はお休み



uji-chan の個展@東大赤門前の愚怜で開催されます。

http://www5.ocn.ne.jp/~gray/page1.html

↑ギャラリーのサイトに、レースとビーズでできた【ペンダントトップ】が掲載されています。
彩り美しく、繊細で丁寧な手しごとです。
プレゼントにオススメ!!


池田忠利展@ギャラリーA/N(浜町)

2013-11-17 | トモダチ作品

      SCRAP  WONDERLAND


                             一人シーソー(天地60センチくらいかな…)

素敵ですよ~、面白いですよ~。今日までですけど。
池田さん、いつも「作っていて、楽しくてしょうがない」と、おっしゃいます。

スクラップ素材を assembling や restructuring したキャラ達は、
笑えて、皮肉で、ぼうっとしてたり、ちょっぴりエロかったり、
全体として、ヘンな世界です。

水天宮から新大橋へ向かって徒歩6分、橋のたもとのギャラリーです。


土井宏之展【ペン&アート】@京橋

2013-10-05 | トモダチ作品

【地球への希望】は、
東日本大震災で亡くなられた方々への追悼の作品



                    Hope for the Earth  ink on washi  98cm×186cm 2011年

土井宏之【ペン&アート】展の内覧会に行ってきました。
無数の小さな丸で小津和紙に描かれた無限大⇔無限小の世界です。
交友関係が広く、料理もプロの土井さん。
会場は大勢の知人友人で溢れ、大盛会。
土井さんの作品を所蔵している
American Folk Art Museum のBlanchard 氏も、いらしてました。 

会期など、詳細は↓
http://www.pilot.co.jp/press_release/2013/09/06/penart.html

↓フライヤーから

…………
土井はPILOT社製の黒色ドローイングペンを用いて手すき和紙に作品を制作しており、
魂、輪廻転生、宇宙、人間の対話、生けるものの共生そして平和等を
表現しています。
…………
2011年の東日本大震災後に、土井宏之は「地球への希望」という作品を描きあげました。
そこには母親の子宮、あるいは宇宙が地球を守っている様子が表現されています。
この作品は命をなくされた方々の不死の魂を描きたいと願い、
全身全霊を込めて描ききった追悼の作品です。
…………

ペン・ステーションミュージアムの展示も面白いです。


アルドおじさん宅訪問@カンポ・ディ・フィオーリ

2013-09-04 | トモダチ作品

自作の詩画集は、「指の趣味」のため


今回のローマは、eri-chan 同行旅だったのですが、
eri-chan が9年ぶりに会った Margherita Tomoko Miyake さんは
ローマでツアーガイド歴40年余のベテランで、敬虔なカトリック教徒であられます。

Margherita さんがここ6年、毎日電話をし、毎週日曜の午後にランチを一緒しているという
ALDO おじさん宅に連れて行っていただきました。


           ALDO おじさんと margherita さん


自作の詩画集 SONETTI ROMANESCHI を持つ PIVA ALDO おじさん

アルドおじさんは89歳で、カンポ・ディ・フィオーリのアパートに60年余り住んでいます。
空港の設計&建設機械のエンジニアだったそうです。
7年前に奥さんが亡くなり、今は姪御さんがよく訪ねてきてくれるらしい。
8月末には家族親戚友人引き連れてアドリア海へ行き、90歳のバースデーパーティを敢行する予定。
もちろん、マルゲリータさんも行きます。

おじさんみたいに「美しい人生だった」とアッシも言いたいので、これからも精々精進することに。


ローマ方言でつくった詩を、タイプライターで打ち、手描きの水彩画を添え、
レイアウトも造本もすべて手づくりのオリジナル1点作品。

                    

おじさん宅で、カンパリソーダをご馳走になりました。


5階の窓からの眺め  激しい雷雨の後の空