「記憶の不動産」
モスクワから120キロほどの村の午後4時頃の雪景色。人影もなく静寂。
開高健が、テレビ番組だったか何かのインタビューで
「頭のうしろに轟々と流れるモンゴルの(だったか?)川がある。
記憶の不動産がいっぱいある。
土地や建物持っとらんでも、いつでも思い出せる景色をたくさん持つことや」
みたいなことを言っていたのが残っています。
自ら出向き、深く関わることで得られる不動産ですね。
東京は快晴の大晦日、これからお墓参りに。
【田端のふしぎな酵素風呂】のHPができました!
http://tabatakouso.wordpress.com/
「文子ばぁばと築60年の一軒家で、お茶と酵素風呂をいただく至福の時間」
↑というのがサブタイトルです。
ウェブデザイナーの imamura-san が作成してくださいました。
イラストと手書きの文字のタイトルバックが、「ぽわわ~ん」な雰囲気です。
昨夕、田端にお邪魔して、酵素風呂に入ったあと、
ファクシミリのややこしい故障をなんとか修理。
夕食をいただいて、渋谷 HAMMOCK 製・苺ショートのクリスマス・ケーキをお相伴。
美味しかったです。
スパイシーな温赤ワインか、
リッチな黒生ビールで。
ガラス製 直径12センチ
アーチャンからの今年のクリスマス・プレゼントの1つ。
可愛いです!! ほのぼのです。
冬至は無事に過ぎましたが、本格的な寒さはこれからです。
わいわいクリスマス☆2013
2013年12月21日(土)~12月23日(月・祝)
11:00~19:00
会場は、晴海通りに面した【ギャラリー日比谷】
http://g-hibiya.com/?page_id=7
チャリティー・バザーもネ!
↓藤本由美子さん、有紀子さんからのメッセージです。
★Mもロシア物でチョコット参加します。
今年も また YYクリスマス チャリティバザーのご案内です。
12月21日(土)~23日(月・祝)の3日間、いつもと同じギャラリー日比谷での開催です。
今年は諸事情により、藤本有紀子展はお休みします。
日数も広さもミニサイズとなりますが、
皆様にお会いできる機会をもてることが嬉しく、楽しみにしています。
絵画展示、おなじみおきこさんの袋物や手ぬぐいも、展示即売します。
新しい気持ちで会場づくりをしたいと思います。
お気軽に遊びに来てください。
藤本由美子・有紀子
宇治佐和子 手しごと展
2013年12月19日(木)~12月25日(水)
正午~午後8時(祝・土~午後6時 最終日~午後5時)※日曜はお休み
uji-chan の個展@東大赤門前の愚怜で開催されます。
http://www5.ocn.ne.jp/~gray/page1.html
↑ギャラリーのサイトに、レースとビーズでできた【ペンダントトップ】が掲載されています。
彩り美しく、繊細で丁寧な手しごとです。
プレゼントにオススメ!!
kaoru-san の干し柿
↑ほとんどアート作品、すごく甘くなってます。
kaoru-sanは、こんな感じ↓でつくっているそうです。
2011年から、毎年秋に30個から50個ほど庄内から送ってくれる渋柿を吊るしています。
今年は関東も東北も柿の実りが悪く、今回はほんの少しだけ送られてきました。
↓写真は去年のものですが、オカダヤで寒冷紗を買ってきて、
焼酎スプレーをかけて防虫、防カビして吊るしています。
秋のこの作業がなんとなく好きになっています。
子供の頃は、干し柿なんてまったく興味なかったし、食べるのも好きではなかった。
今は美味しくつくりたい思い入れで挑戦しています。
私が泣ける歌で、あなたは泣けるか?
昔、『炎のチャレンジャー』でしたか、
「10秒で泣けたら100万円」ていう視聴者挑戦コーナーがありました。
そのアフリカ出張版で、出演したオジサンが5秒もしないうちに泣き出して、100万円をゲット。
わけを聞いたら、前日に火事で家が焼け、全財産失なったと。
日本の子ども達は、オーディションでもなかなか泣けないらしいですが、
マニラのスラムで辛い経験が多い子ども達はすぐに泣けるといいます。
1980年代でしたか、ロシアで『セサミ・ストリート』を始めるにあたり、子役を募集。
オーディションで、小さな子ども達が揃いもそろって悲しい失恋の歌を切々と歌うので、
アメリカの審査員達がまいってしまったという記事を雑誌で読みました。
たしかに、ロシアには悲しいメロディが多いです。
アッシにも、泣いてしまう歌がたくさんあります。
『サン・スーシの女(La Passante du Sans-Souci)』(1982年)は、
アルビノーニのアダージョより早くウルウルします。
『シェルブールの雨傘』(1964年)は全編素敵で、全部歌えるようになりたいですが、
ギィとの別れの歌がせつないです。
Boris Vian の "Le Déserteur (徴兵忌避者)" (1954年)も、震えます。
↑あれ? フランス物が多いかな。
ビートルズの "Hello, Goodbye" は「人生、出会いと別れ……」と思うと、ウッ・ウゥ。
『見上げてごらん、夜の星を』(1960年)も危ないです。
『満月の夕』(1995年)もヤバイです。
『花は咲く』(2012年)も、ボロボロになります。
前菜+サラダでクリスマス・リース
陸奥湾の平目●リンゴと色とりどりな野菜のコンポジション
土曜日の会食で、
前菜+サラダが、クリスマス・リース型で出てきて、素敵でした。
これなら真似できるかも。
緑色鮮やかなブロッコリ、小さく千切ると食べやすいし可愛らしく使えます。
個別に小さめに仕上げ、大きめの白いお皿に乗せると映えますね、きっと。
「思い出」をつくるための、「モノ」としての車。
私を突き動かす夢の正体は?
ニッサンの 「モノより思い出」 トヨタの “Drive Your Dreams.”
1960年代、70年代は、
「車があって道があれば、どこまでも行ける」全能感があったといいます。
高校の夏休みから教習所に通って運転免許をとる子も多かった。
最近、車を買ったり免許を取得する若者が減っていると聞きます。
1990年代終わりから2000年代にかけて、↑の2コピーは秀逸だったと思います。
ニッサンの「モノより思い出」は、「思い出をつくるための車、必要だよね……」と囁く感じ。
ファミリー向けワゴンが売れて、「うまいなぁ~」と、ホント感心しました。
いっぽう、トヨタの “Drive Your Dreams.”
車の運転/夢の実現だけでなく、意味深長な問いかけがあって、
これまた、凄いコピーだと思いました。
drive は「運転する」「ドライブをかける」などの能動態だけでなく、
〇〇-driven(〇〇に振り回されるとか、追い込まれる)といった受動態で登場することも多いです。
自分が立てた目標や規律に振り回され、
猛烈なスピードで走り続けて、止まれなくなることも。
車を運転するように、夢の実現に邁進しているけど、
「私を突き動かしている衝動は、何なのだろう?」
野望、出世、名誉、モテタイ、何かを手に入れたい、競争に勝つこと……?
「私を駆り立てている夢の正体は?」と、自問することになります。
ニッサンが【比較級】なら、トヨタは【能動⇔受動】ですね。
ものごとは翻って見なければなりません。
「ドライブしている」と思ってても、ホントは「ドライブされてる」のかも。
離婚したい、親が重い、しがらみから抜け出せない……、「縛りつけられて辛い」と思っていても、
視線を翻せば、しがみついているのはあなたの方かもしれない。
「癒されたい」「癒されるぅ~」と受身形で使わないで、誰かを「癒して」みたらどうでしょう。
意外と「癒される」かもしれませんゼ。
ズボンをはいた猫のイワン君
【кот иван】 Юля 水彩 274×385ミリ(※少しコントラスト上げてマス。ジツブツはもっとマット)
1990年代半ばに支援していたモスクワの私立小中学校では美術教育が盛んでした。
アッシは、ユーリアちゃんが描く絵がどれも好きで(こういう絵は、大人が真似できません)、
この絵は貰ってきました。
蝶は飛んでいるし、端で半分隠れてますが、虫もいます。
кот(コット)は、ロシア語で「雄猫」
кошка(コーシカ)は、「雌猫」および猫一般
昔、新宿西口の裏路地を上がったところに「コーシカ」という酒場があって、
一度だけ行ったような、結局行かなかったような……、記憶が曖昧。
愛想の無い年輩のロシア人女性がカウンターの中にいたような、いなかったような。
お歳暮シーズン
(下に送り主のお名前を印字)
ほそぼそと食品会社をやってた頃、お中元とお歳暮時のステッカーを自作してました。
↑は2007年冬の贈物用で、お絵かきソフト【筆まめ】で作成。
青色使いは、寒かったかもと、今になって反省。
コピーは、楽天的で調子のいい語呂合わせフレーズにしました。
必死で勝ち組目指すより、
WIN‐WIN 関係を模索するほうが、精神的にいいかもです。
イクラで一杯
よさげな鮭生筋子、100グラム398円でゲット→急いで醤油漬けに。
当座いただく分以外は、ガラス小瓶に小分けして冷凍しました。
数年前まで100グラム298円をよく見たので、何度か作っていたのですが。
この秋は高くてなかなか買えず、2回目。
でも、有名店製に比べればうんとお安いので、バクバク食べられます。
そもそも「イクラー」はロシア語で、魚卵のこと。
красная икра (クラースナヤ・イクラー)は、赤い魚卵。
キャビアは、チョウザメの黒い魚卵 чёрная икра (チョールナヤ・イクラー)。
イクラの醤油漬けがあれば、お酒は何杯でもいけそうですが……。
ご飯は一膳にしておきます。