(写真)領事祭の様子(上)と日本ブースに置かれたお雛様(下)
6月10日(土)・11日(日)の2日間、リヨンの中心街ベルクール広場にて、リヨン領事祭が開催されました。
これは、リヨン市に置かれた各国領事館が自国の文化を紹介するというもので、広場のほぼ半分のスペースに各国のブースとなるテントが置かれ、それぞれに自国の観光地を紹介したり、文化・民芸品を展示したり、あるいはダンス・民謡の実演を行ったりしていました。数としては旧仏領のアフリカ仏語圏諸国のテントが一番多いのですが、これらの国々は多くの場合「本物」の領事館を置いている訳ではなく、フランス国民(といっても実際にはその国出身の仏国籍者)に領事業務を委託する名誉領事館の形態のようです。
日本の場合、領事事務所が開設したブースには三段ある「久月」の雛人形が置かれ、観光案内のパンフや生け花の作品が並べられていましたが、何といっても人気だったのは書道実演コーナーで、観覧客の名前をカタカナで書いた半紙を求めて行列が出来ていました。書道というと、本家は中国のような気もしますが・・・
ちなみにちょうど隣の韓国ブースでは、チマチョゴリ姿の女性が民族舞踊を披露していました。