マオ猫日記
「リヨン気まま倶楽部」編集日記
 



(写真)トヨタ・プリウスの自動駐車デモコーナー(上)と展示されていたヤリス(下)

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 まずは、いきなりトヨタ・レクサスのブースへ(私は日本車好きで外車はあまり観ないので・・・)。

 日本でトヨタは圧倒的な強さで業界ナンバーワンですが、欧州でのトヨタは、アヴェンシス、カローラ、ヤリス(ヴィッツ)の3車種を基幹に、LAV4やランドクルーザー、プリウスも併せて売る、といった感じで、市場シェアは西欧ではどこも低め(他に「アイゴ」という、プジョーと共同開発したチェコ製の小型車がある)。それでもヤリス(写真)は日本車としてはそこそこ売れている主力車種で、昨年のリヨンモーターショーでは販売前ということもあって車内試乗はできませんでしたが、ジュネーブではそれもOKとなり、5~6台が試乗用に開放されていました。なるほど、前モデルよりもどことなくスペースが広がり、計器・エアコン類も品質が向上した感じでした(相変わらず、欧州仕様車は後席ウィンドーが手動でしたが)。
 他方、マイナーチェンジをしたプリウスは、ガソリン価格の高騰で人気が出てきたためかリヨンモーターショー当時よりも力を入れており、カットモデル1台、試乗車2台、他に環境車コーナーに1台が登場。加えて、マイナーチェンジ後のモデルから欧州でもインテリジェント・パーキング・アシスト(IPA。自動駐車装置)がオプション可能となったことを受けて、小さなテニスコートほどの大きさのIPAの実演コーナーも作られ(写真)、約15分ごとに、2台のプリウス(カットモデル1台と完全な車1台)がIPAを使った自動縦列駐車(実際に動くのはカットモデルのほうで、車内でコンパニオンがハンドルから手を離しているところがじっくり観れる)を披露しています。私も2年前、岡山のトヨタレンタリースでプリウスを借り、IPAを試してみたことがありますが、トヨタの宣伝通り、クルマがピタリと駐車位置に止まってくれるので本当に驚いた記憶があります。もっとも、縦列駐車が大好きな欧州人は、多少狭いところでも縦列をかなり素早くやってのけますが・・・。

 レクサスコーナーでは、アルテッツア後継のIS等の他、セルシオ(LS430)の後継モデルとなるLS460が展示されていたのが印象的でした。最近のレクサスは、妙にスポーティーなボディになって、後席のドアの取手付近が大きく張り出している(それで、ドアを開けると尖った先端がぶつかる)のが気になりましたが・・・。LS460には、ドライバーをカメラで監視し、疲労や病気等で運転姿勢が一定程度ズレると警報を発する装置が取り付けられるそうですが、先端技術もここまできたかー、と驚かされました。

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