マオ猫日記
「リヨン気まま倶楽部」編集日記
 




(写真)渋峠と山田峠の間の国道292号線

 9月上旬、友人とともに、長野県と群馬県の間にある、国道292号線の車道峠「渋峠」に行って来ました。

(写真)渋峠と山田峠の間の国道292号線

 渋峠は、長野県下高井郡山ノ内町と群馬県吾妻郡六合村の間にある、標高2172メートルの車道峠で、写真にある記念碑からもわかるように、日本全国の国道の中で最も標高が高い地点です(最高点は、正確には群馬県側にある。)。

(写真)日本国道最高点の石碑

 渋峠の区間は、もともとは有料道路・志賀草津道路として1965年に開通し、建設費用の償還が終わったため1992年からは無料開放されています。この渋峠と、その南側にある山田峠(群馬県側)との間の区間は、森林限界を超えて荒涼とした山肌の中を走っており、2000メートルを越えるスイスの山岳道路を思わせます。

(写真)渋峠と山田峠の間の国道292号線

 ちなみに、日本一高いところを通っている県道静岡県道152号線富士公園太郎坊線の起点(標高3712メートル)ですが、実はこの起点、富士山頂のことであり、山頂付近は歩道であって自動車の通行が(当然のことながら)できないため、あまり有り難味はありません・・・(一般の車両通行が可能な道路での最高点は、同じ県道152号線「富士山スカイライン」の五合目・2400メートルです。)。

(写真)国道最高点から見える湿原・芳ケ平。

 この国道292号線、冬は雪のため長い間閉鎖されますが、夏の間は、日本離れした絶景ドライブを味わうことができ、お勧めです。




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