LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

斜めの掘り込み

2012年02月11日 | 工作

 友人に頼まれたのは、iPadのスタンド。デザインは板にスリットを付けただけとシンプル。ただ、こういった加工は素人木工では難しい。ルーターの角度を自在につけることなど出来ないからだ。そこで、まずスリットの角度を決めた。75°とし、勾配15°の台を作ることにした。ベニヤと端材で作る。出来るだけ正確を期すが1°くらいずれても問題ないだろう、そうはずれないはず。
 次にこの台に加工する材(
ブラックウオールナット)を両面テープで張り付ける。こうしておけば台ごと固定できるので作業は楽だ。以前、板の反りを取るために作ったルータースライド治具を使って3回に分けて彫り込んだ。使用ストレートビットは9mm。一度ルーターで仮フェンスを少し掘り込んでマークし、材の加工位置を合わせる。
 端材で試作、iPadをタップしたときの安定を考えて、スタンドの奥行きを80mmとした。材はブラックウオールナット、塗装にくるみ油を使った。くるみ油は粘度があり、塗って余分を拭き取った。さすがブラックウオールナット、仕上がりは重厚ないい感じ、溝もシャープだ。この治具では斜度75°が限度。さらに倒したい場合は以前作ったiPadスタンドが無難。ただし、まだUPしていなかった。
 
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