









カエサルくんの動物分類シリーズ、今回は八木山動物公園を離れ、マリンピア松島水族館とアクアマリンふくしまにやってまいりました。
「鰭脚類」に挑戦してみようと思っているわけですけど、学説が分かれているみたいで、難しいです。
カエサルとしては、「哺乳綱/ネコ目/イヌ亜目/クマ下目/クマ小目/アザラシ上科」を鰭脚類ということにしたいと思います。
まあ、広い意味では「ネコのなかま」、狭い意味では「クマのなかま」ということになるでしょうか。そういうことにしたいと思います。
鰭脚類は、アシカ科・アザラシ科・セイウチ科という3つの科に分かれます。
その違いですが、まあ、セイウチだけはわかります。セイウチだけは別格です。長い牙がありますからね。牙があるのは、セイウチ。
アシカとアザラシについては、耳たぶの有無、泳ぎ方の違い、陸上での違いなどがあります。
アシカには「耳たぶ」がありますが、アザラシにはありません。アザラシの耳は、穴が開いているだけです。
カリフォルニアアシカ・バイカルアザラシ・ゴマフアザラシの写真をよく見てもらうと、このへんの違いがわかると思います。
泳ぎ方も違います。
アシカは前肢を使いますが、アザラシはあまり使いません。
アシカは左右の後ろ肢を同時に動かしますが、アザラシは交互に動かします。バタフライとクロールの違いでしょうか。
泳ぎ方でいうと、アザラシの方が上手だということになるみたいです。
陸上では、アシカの勝ちです。
アシカは、前肢を使って上体を起こすことができます。何かにつかまれば、直立することさえできます。移動するときも、前肢を上手に使って移動します。かなり速いです。
アザラシは、こういうことができないんだそうです。上体を起こすこともできないし、移動するときも全身をクネクネとさせながら前進するだけなんだそうです。
そう言われてみると、そうかもしれないと思ったりします。
アシカはアシカ、アザラシはアザラシなんですね。
アシカとアザラシの違い、そのうち、追求したいと思っています。
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