そもそも、およそ自分に似つかわしくない鶯餅を三国湊で探してみることになったわけは、金沢での茶席での会話から。
本来、和菓子なんて10年に一度も口にしない、しても勧められて断り切れずに仕方なくだった。
今でもそう。
たまたま金沢での茶席でだされたのが「うぐいす餅」で、上品で良い味だった。
和菓子は苦手だけれどこれはおいしいと言うと、「うぐいす餅」はあなたの地元が本場でしょうといわれた。
え?
知らない・・・・・。
という経緯で、三国湊でうぐいす餅を探してみることに。検索すると、「大和甘林堂」がどっとヒット。早速探しに出かけてみた。
三国湊はとにかく道が狭くて、車がとおりにくい。だからお店を探すのも一苦労。
車を置いて少し歩いてみると、昔風の家並みが懐かしいところがあった。
お祭りの時の提灯はここで作っているのですね。
これまた珍しい。
少しゆくと見つけました。
ここです。大和甘林堂!!
さっそくおかみさんに頼んでうぐいす餅を購入しました。
お話を聞くとなんと
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うぐいす餅、発祥のお店がここなんだそうです。
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家へ帰って、広辞林で鴬餅と引くと確かに”福井(三国)の大和甘林堂”と出ています。
うわぁ~。ほんとだ。
お店の人の話を引用すると
”創業は約280年前の亨保4年
今をさかのぼる宝暦の頃、当家の主人大和丈助が殷振を極めた北陸の門戸三国の大湊に出入り盛んな千石船より持ち込まれた珍品砂糖に、地元特産の糯米、小豆、大豆等を加え作製し、三国神社山王の森に鳴く鶯より着想して「鶯餅」と命名、当地名産として売り出しました。以来200年改良を加えその優雅な風味と格別の日持ち等を伝えられて、今日に至ったものでございます。”
そうなんですか・・・・はい・・・平伏・・・。
で、そのうぐいす持ちのお味は・・・
→→→ おいしいです。
和菓子なんて、全く受け付けない僕が、食べ出すと止まらないくらいおいしい。
辛党のかた、だまされたと思って食べてみてください。
ホント、表現の仕方はわからないけれど、おいしい。
きなこが上品に甘くて、羽二重餅も食感はふんわりしっとり。
なかの餡もしつこくなくちょうど良い甘さ。
これはいいです。
ウイスキーロックにもぴったり。
週末は早速、行ってみようと思います。
ホントに三国っていろんな物がありますね。
興味深いです。
いろいろ教えてくださいね。
こういうのを探すのは結構面白いですよね。
熊鍋が食べられる珍しいお店はありますが、評判がイマイチです。。
観光地ではハニベ岩窟院という得体の知れないものもありますが、
これがまた不気味で…。
実は鶯餅を食べるのは初めてだったのですが…
とってもおいしかったです!!
さっぱりした甘さでハマりそうです
あと、駐車場ににゃんこが二匹ゴロゴロしていてかわいかったです
にゃんこにも会いたいのでまた行ってみます。
それでも迷った(笑)
冬に行くと、蒸しようかんがおいしいんですよ。
猫には気がつかなかったなぁ・・・
またコメントください。