スイーッ(笑)という言葉がある。
スイーツ (笑) ではなくって 「スイーッ(笑)」で単語。
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Wikiでは
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”女性誌や女性向けファッション雑誌に多く見受けられるキャッチコピーやマーケティング戦略に、無自覚に踊らされる一部の女性を揶揄するインターネットスラングである。
また、それらの女性特有の思考回路をスイーツ脳という。一部の女性の強欲さやふしだらさ、自己中心的さやメディアリテラシーの無さを嘲笑する際や、キャッチコピーで流行を煽る女性誌を冷笑する際などにも用いられる。”
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産経新聞でも
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”ニキータほどではないものの、女性向けメディアはこれまでも、数々の新語を誕生させてきた。「ふわモテカール」「小悪魔メイク」「プリンセス通勤」…。あの手この手で女性の消費欲を刺激し、いかに商品を売るか。その努力は、涙ぐましくすらある。
こうしたコピーをうのみにして、メディアに躍らされている女性たちを今、「スイーツ(笑)」と揶揄(やゆ)するのが、ネットで流行している。” とある。
実はかなり有名な言葉らしく、ネット流行語大賞は朝日新聞社の「アサヒる」に続く銀賞を受賞。
説明は”ケーキやお菓子といえばいいのに、あえてオシャレな感じを装ってそれらを「スイーツ」とよぶ女性たち。そんな彼女たちに対する男性の冷ややかな目から生まれたと思われる流行語だ。「スイーツな女」「スイーツ脳」など、さまざまなシチュエーションで使えるので、定番化しそうな用語ともいえるだろう。”
この「スイーッ(笑)」、実は最もよく使っているのが、女子高生、中学生で、上記の踊らされている年長の女性を揶揄して 「あのスイーッ(笑)オンナ」という風に用いているらしい。
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確かにお菓子をスイーツと大騒ぎして2時間行列したり、菓子職人をパティシエとあがめ奉る様子は、いくらマスメディアの戦略とはいえ見苦しく感じていた。それを彼女らはスイーッ(笑)!のひとことで見事に表現してくれている。
この健全性をみると、未来も少しは明るいのかな。。。と、ちょっとだけ安心する。
ちなみにこの「スイーッ(笑)」は、2008年度慶應義塾大学環境情報学部の入試の小論文のテーマにされている。
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同様に使われる言葉の一部を羅列すると
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癒し系(笑)
フェミニン(笑)
自分らしさを演出(笑)
隠れ家的お店(笑)
マイブーム(笑)
デキる女性(笑)
がんばった自分へのご褒美(笑)
さぁ自分磨きがんばろう!(笑)
血液サラサラ(笑)
プチ○○(笑)
いやぁ~若い連中、健全だわ!
見直した!!