きょうは、
脳のしくみ=こころのしくみ について、考えてみます。
視覚・聴覚・・・などの五感は、自分で見たり、聞いたりしたものを
こころ=脳が判断している世界である。
たとえば、歩いている時、私たちは目を通じてたくさんの情報を
脳に送っています。(街の風景、ビルの形・色などの全ての情報を
判断せずに、受容しています。)
その膨大な情報の中から、見たいものを選び、前の記憶と今の記憶
を比較したり、統合したりしています。
あ、あのビルがなくなった。とか、スタバが出来た。とか気づくわけです。
見たいものを選ぶ。というのは、今の自分が何に興味をもっているか?
とか、何を気にしているかで変わってきます。
ということは、今のこころの状態で 見える世界は変わってくる。
といえますね。
また、言い換えれば、人は見たいと思うものを選び、見ているのですから、
人は周りの世界を自分の都合の良いように見ている
こころの心理的世界に、かなり影響を受けているといえますね。世の中はこころの反映にすぎない
これが、数多くの本に書かれている、
という事。
応用すれば、こうなります。
例えば、色あせた結婚生活をおくっている と しましょう。
旦那さん・奥さんに対してトキメキがなくなってきた・・・くらいなら
特に悩んだりしないでしょう。しかし、感情的にイヤになってきた。とか
また、父親や母親に対して持っている ポジティブとはいえない感情や思い。
そのとき こころの奥で強く感じている感情が怒りだったり恨みだったり、としましょう。
すると、見るできごとは、旦那さん・奥さん・父親・母親の いやなところ限定され
『ほら、また!もーほんとに嫌っ。』 と、嫌な思いを上書きしていく。
(人は周りの世界を自分の都合の良いように見ている)
このようなモードになっている時、どんな現実を体験しやすいとおもいますか?
体験する現実は、通勤中やお買物のときに嫌な思いをする。とか
誰かに嫌な言葉を言われる。とか、つまずく。とか今持っている感情を、表現するような、体験するような出来事が起こる.のです。
ここで、思い出したいことは、
見える世界・感じている世界は、こころ=脳が判断している世界である。
ということ。
さらにこころのどの部分がそれを担当しているのか?
それは、判断君・思い込み君 です。
今日は、自分にとってどんな日にしたいですか?
そのために今必要のない感情や感覚は?
そのために今ひつような感情や感覚は?
目を閉じ、呼吸と共に不要なものを 手放しひつようなものを受取りましょう。
必要以上に、何かに囚われないように してくださいね。
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