月扇堂手帖

観能備忘録
あの頃は、番組の読み方さえ知らなかったのに…。
今じゃいっぱしのお能中毒。怖。

敦盛、直実供養塔

2014年06月18日 | 謡蹟
金戒光明寺(京都・京都市左京区黒谷町)


敦盛を手にかけた熊谷次郎直実は、ここ黒谷、法然上人のもとで出家した。そのときに鎧を洗った池は〈鎧池〉と呼ばれ、鎧を掛けた松は〈鎧掛けの松〉と呼ばれるようになった。現在の松は三代目(二代目は昨年枯れてしまった)。



池のそばに直実の結んだ庵が〈蓮池院〉。〈直実堂〉の額が掛かっている。
 

境内の法然廟の前には、敦盛と直実の供養塔が左と右に建てられ、対になって向き合っている。
法然上人があたかも間に立って、双方の心を慰めているかのようだ。

 

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2 コメント

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無限の楽しみ (きゅうる村)
2014-06-18 11:59:26
ああ、こんなところにも遺跡が。
京都は深いなあ。
黒谷は何度か通ったのに、知らなかった。
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そういうものですね。 (月扇堂)
2014-06-18 20:38:41
わたしもお友達が積極的にお寺さんにいろいろ尋ねてくれたので気がついたような次第で、ひとりだったらさら~っと通り過ぎたと思います(_ _;)  日曜日、「生田敦盛」を見に行くので、ちょっと嬉しかったです♪
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