
とっくに書いたと思っていたのですが、書いていなかったようなので。
『マイ・フレンド・メモリー』
1998年・米
出演: エルデン・ヘンソン/キーラン・カルキン/シャロン・ストーン
監督: ピーター・チェルソム
原作: ロッドマン・フィルブリック『フリーク・ザ・マイティ』
>感想 ネタばれあり
公開時に劇場で観ましたが何度観ても泣いてしまう映画です。
大柄な体格とは裏腹に、気弱で内気なマックス。彼は父親が母親を殺す所を目撃してしまい、心を閉じている。ある日隣の家に成長が止まるという難病に冒されているケビンが引っ越してくる。体は不自由だけれど、百科事典の様に物知りで冒険心豊かなケビン。マックスはケビンに読書の仕方を教わりながら、次第に仲良くなっていく。そして・・・
マックス役のエルデン・ヘンソン、口ベタで優しい不器用な少年役がはまり役ですね。『飛べないアヒル』にもそういう役柄で出演しています。ケビンと友情を深めていくなかで、おどおどと終始うつむきがちな少年から、顔をあげ堂々と自分の意見を述べる少年へと変わっていく様子がとても自然でいい演技をしていました。
ケビン役のキーラン・カルキン、体が不自由でも勇気と冒険心にあふれる明るい少年役を見事に演じていました。兄のマコーレー・カルキンより上手いと評判でしたが、私はどちらも甲乙つけがたい名子役だったと思っています。
ケビンの母親役にシャロン・ストーン。これは知らずに観たので始めは気づきませんでした。それくらい、貧しい家の母親という役柄にとけ込んでいました。これは意外でしたねー。この人、こういう役もできるんだー!という感動がありました。(私って失礼な奴?)彼女はこの役でゴールデングローブ賞にノミネートされていたそうです。納得。
さて、映画の内容に話を戻しますが、この映画は『アーサー王物語』と上手くリンクさせています。ケビンの大好きな『アーサー王物語』をマックスに読ませ、2人はこの物語を真似て勇者ごっこを始める。この2人の冒険と騎士達の映像のリンクさせ方が上手いと思います。ケビンを肩車して歩くマックスが馬の様に見えるのが笑いをさそいますが、そこはご愛嬌。騎士達の映像と重ねる事で、二人の心の中がよく伝わって来ます。ここで流れるBGM(主題歌?)が好き。この映画のストーリーによくあっているし、テンポがよくて心が弾みます。エンディングでもこの曲が流れるので何度もそこを巻き戻しして聴きました。英語で歌えるようになりたーい
物語が進み、マックスの父親との対決、そして徐々に具合が悪くなっていくケビン。ケビンの死。ここからはもう涙、涙、涙。そして、クライマックスへ・・・
この映画のクライマックスも好きです。ただ泣かせるだけでは終わらない、大きな感動があります。最後まで『アーサー王物語』がリンクしてますが、その引用の仕方に脱帽です。
『マイ・フレンド・メモリー』
1998年・米
出演: エルデン・ヘンソン/キーラン・カルキン/シャロン・ストーン
監督: ピーター・チェルソム
原作: ロッドマン・フィルブリック『フリーク・ザ・マイティ』
>感想 ネタばれあり
公開時に劇場で観ましたが何度観ても泣いてしまう映画です。
大柄な体格とは裏腹に、気弱で内気なマックス。彼は父親が母親を殺す所を目撃してしまい、心を閉じている。ある日隣の家に成長が止まるという難病に冒されているケビンが引っ越してくる。体は不自由だけれど、百科事典の様に物知りで冒険心豊かなケビン。マックスはケビンに読書の仕方を教わりながら、次第に仲良くなっていく。そして・・・
マックス役のエルデン・ヘンソン、口ベタで優しい不器用な少年役がはまり役ですね。『飛べないアヒル』にもそういう役柄で出演しています。ケビンと友情を深めていくなかで、おどおどと終始うつむきがちな少年から、顔をあげ堂々と自分の意見を述べる少年へと変わっていく様子がとても自然でいい演技をしていました。
ケビン役のキーラン・カルキン、体が不自由でも勇気と冒険心にあふれる明るい少年役を見事に演じていました。兄のマコーレー・カルキンより上手いと評判でしたが、私はどちらも甲乙つけがたい名子役だったと思っています。
ケビンの母親役にシャロン・ストーン。これは知らずに観たので始めは気づきませんでした。それくらい、貧しい家の母親という役柄にとけ込んでいました。これは意外でしたねー。この人、こういう役もできるんだー!という感動がありました。(私って失礼な奴?)彼女はこの役でゴールデングローブ賞にノミネートされていたそうです。納得。
さて、映画の内容に話を戻しますが、この映画は『アーサー王物語』と上手くリンクさせています。ケビンの大好きな『アーサー王物語』をマックスに読ませ、2人はこの物語を真似て勇者ごっこを始める。この2人の冒険と騎士達の映像のリンクさせ方が上手いと思います。ケビンを肩車して歩くマックスが馬の様に見えるのが笑いをさそいますが、そこはご愛嬌。騎士達の映像と重ねる事で、二人の心の中がよく伝わって来ます。ここで流れるBGM(主題歌?)が好き。この映画のストーリーによくあっているし、テンポがよくて心が弾みます。エンディングでもこの曲が流れるので何度もそこを巻き戻しして聴きました。英語で歌えるようになりたーい

物語が進み、マックスの父親との対決、そして徐々に具合が悪くなっていくケビン。ケビンの死。ここからはもう涙、涙、涙。そして、クライマックスへ・・・
この映画のクライマックスも好きです。ただ泣かせるだけでは終わらない、大きな感動があります。最後まで『アーサー王物語』がリンクしてますが、その引用の仕方に脱帽です。
98年の映画だったんですね~。なんだかもっとずっと前に見たような錯覚を覚えます(^^ゞ(←年?(^^;;) )なのですごく良かった、すごく涙を流した、感動した・・ってことは良~く覚えてるんですが、細部を忘れてるところがあります(^^ゞ
lucky777さんがすごく良かったと書いてらっしゃる音楽もすっかり忘れてしまってます(^^;;)
もう一回見なくっちゃ・・・と思った次第です(^^ゞ
何度観ても泣けますよ、きっと。
ホントいい映画ですよね。
こういった題材を扱った作品にありがちな、観客を泣かせようとするような誇張な演出がない分、素直に感動できてしまいます。
そうなんだー。うん、ワタクシも納得。「シャロンストーン」というイメージと看板をきちんと消してましたよね。セクシーなイメージな人は演技ができないと思いがちだけど、そんなことないんですね。
そうそう。泣かせようと誇張していないから、自然な成り行きで受け入れやすいですね。