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暇人のお気楽日記

ほぼ、観た映画の感想、たまに日常の諸々。

ゴーストライダー

2007-04-12 15:40:05 | 映画・カ
2007(米)

監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演:ニコラス・ケイジ(ジョニー・プレイズ)
   エヴァ・メンデス(ロクサーヌ・シンプソン)
   ウェス・ベントリー(ブラックハート)
   ピーター・フォンダ(メフィスト)

<ストーリー>
 父親と一緒にバイクのスタントライダーをしていたジョニーは、ある日、父親が癌に冒されている事を知り、その時目の前に現れた悪魔のメフィストと契約をしてしまった。自分の魂と引き換えに父親を助けるが、次の日、父親は事故で死んでしまう。メフィストが癌を完治させ、その後は邪魔なので事故で殺したのだった。その後、「必要になったらまた現れる」と言い残してメフィストは姿を消す。自暴自棄に陥ったジョニーは無茶なスタントを繰り返すが、契約が生きているため決して死ぬ事はなかった。。。

<感想>
 不思議なくらいニコラス・ケイジはこういうアメコミ物に似合いますね~。ご本人もかなりのアメコミファンだとか。ノリノリで演じていたのかしら?エンディングも続きそうな予感だったし、シリーズ化を狙っているのでしょうね。ストーリー的にも、今回はゴーストライダーの誕生エピソードのようです。ラストで自らゴーストライダーである事を選ぶシーンには思わずニヤリとしてしまいました。
 ただ映画そのものは、コンスタンティンとマトリックスをパクっている感じがしました。友達も同じ事を感じていたようなので、この二つを観ている人には新鮮さはないかもしれません。それなりに上手くまとまっていて面白かったですけど。

コントロール

2007-01-30 14:36:30 | 映画・カ
2004年(米)

監督:ティム・ハンター
出演:レイ・リオッタ(リー・レイ)
   ウィレム・デフォー(コープランド博士)
   ミシェル・ロドリゲス(テレサ)
   スティーヴン・レイ(アルロ)

>ストーリー
 凶悪犯のリー・レイは、薬物注射による死刑執行後に意識を取り戻した。目を覚ました彼を取り囲む人間の1人神経薬理学者コープランド博士から、死刑に使われた薬物は実はただの麻酔薬であり、これからある薬の被験体になる事を承諾すれば別の人生を与えると取引を持ちかけられ、リーは承諾した。実験に使われる薬「アナグレス」は、脳を変化させ、怒りや狂気を抑える効果がある。始めは協力するフリをしながら脱走を企てるリーだったが、薬の量を3倍にしてから効果が現れはじめたかに見えた。しかし。。。

>感想
 今イチ不評のようですが、私は結構楽しめました。リーに対して本当に薬が効いているのか、あるいはフリをしているのか、と謎めかせておきながら、最後には、えー?マジ?という驚きがあり、しかも少し悲しい終わり方をします。試験薬の被験体というのを私も経験した事がありますが、そんな事すっかり忘れていたので、この薬の結末を見た時、「うーん、1本とられた!」という感じがしました。
 レイ・リオッタは悪役を見る事が多いのですが、私は最初にキーファー・サザーランドと共演していた「白い戦場」という国の体制と戦う医師の役を見たので、そのイメージが強いです。だから彼が薬が効いて善良な人間に生まれ変わった時の演技には、それほど違和感を感じなかったし、悪役で見る事が多かった分、この役柄は嬉しかった♪ 目がパッチリしていて悪役のときは全然目が笑っていないのですが、いい役のときは優しい目になるのが印象的☆ 特に、自分が頭を撃ったせいで障害が残ってしまった青年に会いに行った時のシーンが好き♪
 ウィリアム・デフォーは、始めはいかにも博士という感じでしたが、だんだんリーに感情移入してしまい、最後には父親のように接しているのがよかったかな。こういうウィリアム・デフォーはあまり見た事がなかったので、意外な役だったなーと思いました。本当はこういう役の方が多いのかしら?
 ミシェル・ロドリゲスも「バイオ・ハザード」とか「SWAT」とか「ワイルド_スピード」のような勇ましい女性のイメージが強かったので、普通の女性を演じるミシェルを見て、こんなにかわいい人だったのかーと思いました。
 すぐ分かっちゃう人もいるかもしれませんが、私にはラストの展開は意外だったので、面白い映画でした♪

子ぎつねヘレン

2006-12-18 11:23:20 | 映画・カ
2006年(日)

監督:河野圭太
出演:大沢たかお(矢島孝次)
   松雪泰子(大河原律子)
   深沢嵐(大河原太一)
   小林涼子(矢島美鈴)
   田波涼子(太一の学校の担任)
   阿部サダヲ(派出所の警官)
   吉田日出子(森に住む謎の老婆)
   藤村俊二(上原教授)


>ストーリー
 母親の仕事の都合で一人北海道の知人に預けられた太一。ある日太一は学校帰りに、草むらの中で一匹でぽつんと座っているキタキツネの子供に出会う。そこから動こうとしないひとりぼっちの子ギツネに共感した太一は、子ギツネを抱き上げ警察に連れて行った。困った警官は、どんな動物でも診てくれるという噂の動物病院へ連れて行く事に。しかし、そこは太一が預けられていた所だった。口の悪い院長は太一に「入院費は払えるのか?」等と言いつつも、子ギツネを診てくれるが、子ギツネが耳も聞こえず、臭いも分からない、目も見えない三重苦である事に気付いた。それを聞いた太一は子ギツネにヘレンと名を付けて、サリバン先生の様に子ギツネに教えようと世話を始める。。。

>感想
 太一の母親の設定が無理があると思う。。。太一の孤独な少年という立場を作るためか、自己中心的な母親という設定が必要だったのは分かるけど、それならそれで、最後までその設定を崩さず、一度は北海道に来てもまた何処かに行ってしまうとかした方が良かったような。。。後半はいい母親のような顔をして太一に接しているものだから、なんだか違和感を感じてしまいました。ま、それでも言ってる事がかなり自己中心的ではあったけど(笑)
 そんな母親に育てられながらも、とても良い子に育っている太一と、見えない聞こえない嗅げないながらも、自分を世話してくれる太一を母親だと思って懐くヘレンがかわいかったー!よく子供に動物を飼わせるといいと言って犬や猫を飼い、世話は母親がしているという事が多いけど、そうじゃない。世話も子供にさせて、親は子供の手が届かない部分をフォローする。そうやって子供に責任を持たせる事で、本当の意味で命の重みを理解できるのではないでしょうか? 食べ物を与え、排泄の世話をし、運動させ、一緒に遊ぶ。日々接していく中で愛情を育て、責任を感じさせ、最後は命の尊さを知る。太一はそうやって必死で子ギツネの母親になろうと努力し、愛情をそそぎ、ヘレンを育てる事で、自分も成長していってました。その姿がとてもかわいらしく、感動的に描かれていて良かった。子供のする事だから時々プッて笑っちゃうような事もあったり、微笑ましかったり。純粋で一生懸命。その太一をフォローしている獣医でもある矢島幸次と矢島美鈴が、絵に描いたようにちょっぴりひねくれ者だけど良い人達♪
 北海道の大自然の景色、特に坂から海を見下ろす景色がとても綺麗でした♪

記憶の棘

2006-09-23 23:09:41 | 映画・カ
2006年(米)

監督:ジョナサン・グレイザー
出演:ニコール・キッドマン(アナ)
   キャメロン・ブライト(ショーン少年)
   ローレン・バコール(エレノア)
   ダニー・ヒューストン(ジョゼフ)
   ピーター・ストーメア(クリフォード)
   アン・ヘッシュ(クララ)
   アリソン・エリオット(ローラ)
   アーリス・ハワード(ボブ)
   テッド・レヴィン(コンテ氏)
   カーラ・セイモア(コンテ婦人)

>ストーリー
 深く愛し合った夫ショーンを亡くした美しい未亡人アナ。10年の歳月がたち、やっと新しい人生を歩もうと決意して、3年もの間彼女を想い続けてくれたジョゼフの愛を受け入れ、結婚を決意した。しかし、婚約パーティーの夜、10歳の少年が現れ、自分は亡き夫ショーンの生まれ変わりであり、今もアナを愛している。ジョゼフとの結婚はやめて欲しいと言う。。。


>感想
 生まれ変わりを信じますか?
 愛した人が子供の姿で再び現れたら、また愛せますか?
 真に愛する人を心に秘めながら、他の誰かと結婚できますか?
 新しい人生を歩もうとした時に、なぜ、一人で生きるという選択肢がないのだろう?

 映画を観ながら、観終わった後も、そんな事を考えてしまいました。生まれ変わりを信じるなら、いつかまた出会えるかもしれない。それが遠い未来、来世でも。天国を信じるなら、死んだ後、会えるだろう。深く愛した人を亡くしても、その人への愛が心にあるのなら、その愛を抱えたまま生き抜くというのはネガティブな考え方なのかしら?どうして他の人と生きようとするのかな?こういう映画を観るといつも考えてしまう。新たなパートナーを、別の形であったとしても、愛しているのならいいけれど、子供の姿で「夫です」と現れた途端に、新たなパートナーの事が心から吹き飛んでしまうなんて、いくらなんでも失礼すぎるー!
 否定的なことばっかり書いてしまってますが、映画そのものはいいと思います。愛ってこんなに切なくて悲しいものなのかと思ってしまうほど、皆が苦しんでいた。それを上手く表現していると思います。
 特にアナの新たなパートナー、ジョゼフはほんとにいい人だった。アナの心に今も亡き夫がいることを知っていて結婚を望み、その気持ちごと受け入れようとしている。一度は別れても、戻ってきたアナを黙って許す。動揺するアナを、動揺している理由を知りながら、しっかりと支える。。。こんないい人がいていいのかー?ってくらいいい人。そのいい人を強面のダニー・ヒューストンが演じているのがいい。この役をあまりにも端整な顔立ちの俳優さんが演じていたら、映画の雰囲気が変わってしまう気がします。
 生まれ変わりを名乗る少年ショーン。この子も上手い♪10歳でありながら、やけに大人びていて、切ない目でアナを見る。え?子役がそんな事しちゃっていいの?っていうシーンもあるのだけれど、アナとショーンが現実と心とのギャップを知る大事なシーンだと思う。
 そしてアナ。このアナの行動には人として納得できないのだけれど、このありえない状況、ありえない精神状態、壊れそうなアナにニコール・キッドマンがピッタリはまっている。この人はあの細くてちょっと冷たい雰囲気の外見を活かしたこういう役がほんとに似合いますね☆

 全編にわたって切なくて悲しくて苦しい、ちょっと重い雰囲気の映画ですが、人ってこんなにも深く人を愛せるんだ、と改めて思う映画でした♪

キングコング

2006-08-08 18:23:19 | 映画・カ
2005年(ニュージーランド・アメリカ)

監督:ピータージャクソン
出演:ナオミ・ワッツ(アン・ダロウ)
   ジャック・ブラック(カール・デナム)
   エイドリアン・プロディ(ジャック・ドリスコル)
   トーマス・クレッチマン(イングルホーン船長)
   コリン・ハンクス(プレストン)
   ジェイミー・ベル(ジミー)
   アンディ・サーキス(キングコング/コックのランビー)

>ストーリー
 1933年、大恐慌時代のニューヨークで、売れない女優アン・ダロウは出演中の芝居小屋が閉鎖となり、路頭に迷ってしまった。他の劇場のオーナーに掛け合って紹介してもらった劇場に行ってみると、そこはストリップ劇場。アンは劇場には入らず、アテもなく歩き、切羽詰まってリンゴを盗むが店主に見つかってしまう。その時、映画作家カール・デナムが助けてくれた。食事をごちそうしてもらい、カールから自分の映画に出ないかと誘われる。始めは断ろうとしたものの、脚本を書くのがジャック・ドリスコルと聞き、かねてから彼のファンだったアンは出演することにした。
 しかし、実はカールはスポンサーともめていて、撮影済みのフィルムを持ち逃げし、訴えられている身だった。カールは捕まる前に出国し、偶然手に入れた地図に記された島へ向かおうと企んでいた。その島は時代の流れに取り残された原始のような島で、カールはそこで誰も見た事のないような冒険映画を撮影するつもりだった。カールはスタッフにキャスト、船の船長に至るまで嘘で言いくるめ、警察に捕まる直前に出港してしまう。途中で指名手配されている事が船長にバレてしまい、船長イングルホーンは警察から指示された場所へ向かおうとするが、霧がでてきて船は座礁してしまった。そこはまさしく地図にあった原始の島で。。。。

>感想(ネタ、ばらしまくり)
 この映画、はっきり言って興味ありませんでした。全く眼中になかったのに、何故か勢いで新作であるにもかかわらず、レンタルしちゃいました。なので、全く期待もせず観ていたのですが。。。。どーしよ。。。泣いちゃったよ。。。こんな作り物の大猿の恋に、うっかり涙が。。。信じられな~い!ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
  映画の始まりは思いっきり余裕で観ていました。座礁して島に降りると原住民が出てきてアンをさらってしまい、キングコングへの生け贄に差し出す。で、ドシドシと恐竜並みの足音をたてながらキングコングが現れて、アンを連れて行ってしまう。その島にはジュラシックパークに出てくるような恐竜もいて(あり得ないから笑える~♪)、アンを救いにいったスタッフや船の乗組員たちが襲われ、あっという間に生存者は数人に。
 ってな具合に、次から次へとツッコミたくなるようなパクリ映像やら、あり得ない生物が出てきて笑っちゃいましたが。。。(お気に入りのマンガ、「彼方から」にあった花虫にそっくりの虫が出てきたのは驚きだわ。Σ(´Д` )ナント!!  これもパクリ???)
 しかし!! キングコングから逃げ出したものの、恐竜に襲われそうになったアンを助けようと、恐竜達と戦うキングコングの強いこと! 次々襲って来る恐竜をぶん投げ、ひきちぎり、バッタバッタと倒していく。こんな作りモノの大猿とパクリの恐竜達との戦いを観ながら、いつの間にか映画に入り込んでしまい、心はすっかりアン・ダロウに同調。_| ̄|○イイノカコレデ・・・
 キングコングが人間達に捕まってしまい、ニューヨークで見せ物にされてしまう時も、アンが出演を断る事に大きくうなづき、再会した二人(?)が氷の上でふざけるシーンに思わず微笑み、追いつめられて力つきていくキングコングとアンが見つめ合うシーンでは涙がウルウル・・・。
 もともと、動物モノと子供モノには極端に涙腺の弱い私ですが、まさかまさか、こんな作りモノの大猿の恋で泣くとは思いもしなかったー!(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
 lucky777_sw、「キングコング」に完敗です。。。
   

恋は嵐のように

2006-07-31 16:24:42 | 映画・カ
1999年(米)

監督:ブロンウェン・ヒューズ
出演:サンドラ・ブロック(サラ)
   ベン・アフレック(ベン)
   モーラー・タイニー(ブリジット)

>ストーリー
 NYでコピーライターとして働いているベンは、ブリジットと結婚式を挙げるため彼女の実家があるジョージア州サバナへと向かった。しかし離陸しようとした飛行機のエンジンにトラブルが発生し、あわや大惨事に。。。一応着陸はしたものの、大パニックになった機内で、隣の席に座ったセクシー美女サラが頭に怪我をして気を失っていたため、ベンが抱えて空港内に戻った。飛行機はもう当分乗りたくないとブリジットに電話し、ベンは陸路でサバナへ向かう事に。そしてサラの提案で見知らぬ男性のレンタカーに便乗するが、この男性はヤクの売人だった為、途中で逮捕されてしまう。。。。

>感想(ネタバレあり)
 あり得ない程波乱に満ちた道中で、真面目でお固いベンと自由奔放なサラのやりとり。とっても面白そうだと思ったのですが、今イチ盛り上がりに欠けた感じ。。。ベン・アフレックはアメリカの俳優さんにしては珍しいくらい表情が硬いし、サンドラ・ブロックのすれっからしな役が今イチ浮いてる気がしました。
 でも二人でお金の為に仕方なくストリップを踊るシーンは笑えた! 始め固くなって動けなかったベンが最後はノリノリ(ほとんどヤケですが)で踊っちゃうのが見物でした。またサンドラの踊りの上手いこと! このシーンはバッチリハマっていたかな。(笑)
 男性もマリッジブルーになるものなんですねー。映画の中で、ベンは道中悩み続け、最後は結婚をやめるとまで言い出す。。。結婚てそんなに怖いのかな?そんなに地獄??? よくわからない私には、ひたすら待っているブリジットがかわいそうで仕方なかったです。またこのブリジットがよく出来た素敵な女性なので、よけいベンがムカつく~~~!こんな奴にブリジットは勿体ないとさえ思ってしまいましたよ、ホント。(´・ω・`) ア~ア
 面白い場面もあるけれど、結婚についてちょっと考えてしまう映画でした。

 

カレンダー・ガールズ

2006-06-29 13:46:42 | 映画・カ
2003年 (英)

監督:ナイジェル・コール
出演:ヘレン・ミレン(クリス)
   ジュリー・ウォルターズ(アニー)
   ジョン・アルダートン(ジョン)
   シアラン・ハインズ(ロッド)
   ペネローブ・ウィルトン(ルース)
   シーリア・イムリー(シーリア)


>ストーリー
 1999年にイギリスで起こった実話を元にした映画。
 ヨークシャーの田舎町ネイプリーで、婦人会のメンバーの1人アニーは夫を亡くし、悲しみに沈んでいた。そんなアニーを立ち直らせようと、親友クリスは大胆な計画を立てる。毎年婦人会で作るカレンダーの売り上げを伸ばし、アニーの夫ジョンがお世話になった病院へ寄付をしよう。そのカレンダーに自分たちがモデルとなって写真を撮る。しかもヌードで。
 周りの人々を驚かせつつ、メンバーを募って撮影し、スポンサーを獲得して、カレンダーを作成。話題を集めたカレンダーは彼女達の予想を大幅に上回り、売れに売れた。話題は海外にも流れ、ハリウッドから出演依頼が!
 しかし、カレンダーの売れ行きとはうらはらに、彼女達を取り囲む環境は厳しいものになっていく。。。

>感想(ネタバレあり)
 とても心温まる映画でした。
 カレンダー作成の段階まではおもしろおかしく描かれていますが、その後の彼女達は周りの好奇の目線や家族の反発などにあって辛いことも多い。発想は突飛だけれど当たり前の感情をもち、予想外の売れ行きに舞い上がってしまうところや、周りの反応、それに対して傷ついたりよろこんだり。そういう彼女達の心情が丁寧に描かれています。
 発案者クリスの身近にいる人達の心が温かくてステキ。舞い上がって有頂天になってしまうクリスを戒める親友アニー。そのアニーと諍いを起こしてしまうと「早く仲直りしておいで。言葉なんていらないさ、親友なんだから。」と励ましてくれるダンナ様がいる。(私はこのシーンが一番好き♪)こんなステキな人達が周りにいるのは、クリスの人柄の良さの表れでもありますよね♪ このダンナ様、理解あるし包容力もあるし、いい人だな~!憧れちゃう(*^_^*)
 カレンダーが出来上がってからの事が意外と長かったのですが、実話を元にしているだけあって、周りの反応も自然だし、田舎に住む彼女達の素朴で素直であたたかな人柄も良く出ていて、とても素敵な映画でした♪

コラテラル

2006-06-20 17:16:31 | 映画・カ
2004年(米)

監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ(ヴィンセント)
   ジェイミー・フォックス(マックス)
   ジャダ・ピンケット・スミス(アニー)
   マーク・ラファロ(ファニング)
   ピーター・バーグ(リチャード)

>ストーリー
 マックスはいつか起業することを夢見ながら、真面目に働くタクシー運転手。ある日、ヴィンセントという客を拾った。ヴィンセントに高額支払いを呈示されて、マックスが指示された場所で待っていると上から死体が落ちて来た。すぐに現れたヴィンセントがあっさり自分が殺したことを認め、マックスを脅して協力を迫る。その日ヴィンセントが狙っている人間は5人。マックスは場所を次々と移動しては「仕事」をするヴィンセントからなんとか逃れようと試みるが、死体が増えるばかりで。。。

>感想
 最近トム・クルーズはプライベートで評判が悪すぎて。。。というのもあってかちょっと敬遠してましたが、いざ観てみればやっぱり面白い! さすがハリウッドスター! 悪役もサマになってます。っていうかハマりすぎてて怖いくらい(^^;;
 殺し屋のくせによくしゃべるな~と思いもしましたが、冷静に考えてみれば、始めから仕事が終わったらマックスも殺すつもりだったのでしょうね。だからベラベラと仕事のことまで話しちゃうしマックスの目の前で殺しもするし。。。(^^;;
 予告編とか観ていると、二人で行動するうち、不思議な友情のようなものがめばえちゃうのかなと想像していたのですが(『ハートブルー』みたいに)、そういうわけではなくて、最後は凄い緊迫感でした♪ 
 本人はともかく、やっぱりこの人の出ている映画は面白いです♪

交渉人 真下正義

2006-04-05 11:53:19 | 映画・カ
2005(日)

監督 本広克行
出演 ユースケ・サンタマリア Yusuke Santamaria
   (真下正義:警視庁刑事部交渉課準備室課長 警視)
   寺島進
   (木島丈一郎:警視庁刑事部捜査一課 警視)
   小泉孝太郎
   (小池茂:警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム係長 警部)
   高杉亘
   (草壁中隊長:警視庁警備部特殊急襲部隊 警視正)
   松重豊
   (爆発物処理班班長:警視庁警備部爆発物処理班班長 警視)
   甲本雅裕
   (緒方薫:湾岸署刑事課盗犯係 巡査部長)
   遠山俊也
   (森下孝治:湾岸署刑事課強行犯係 巡査部長)
   柳葉敏郎
   (室井慎次:警視庁刑事部捜査一課管理官 警視正)
   水野美紀
   (柏木雪乃:湾岸署刑事課強行犯係 巡査部長)
   西村雅彦
   (前主十路:指揮者)
   石井正則
   (矢野君一:TTR広報主任 (アリ to キリギリス))
   金田龍之介
   (熊沢鉄次:線引屋)
   國村隼
   (片岡文彦:TTR総合指令室 総合指令長)
   八千草薫
   (片岡智代)
 

>ストーリー
 ロサンゼルス市警でFBI訓練プログラムを受け、警視庁初の交渉人となった真下正義警視。2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した“台場連続殺人事件”。真下警視は報道陣を前に事件の経緯を説明していた――。あれから1年。2004年12月24日、雪乃とのデートを約束していた警視庁交渉課準備室課長の真下に、室井管理官から緊急の呼び出しがかかる。地下鉄の最新鋭実験車両1両が何者かに乗っ取られ、複雑に張り巡らされた東京の地下鉄網を暴走、乗降客200万人の命に危険が及んでいた。そしてこの恐るべき事件を引き起こした犯人は、交渉の窓口に、真下を指名したのだった…。(all cinemaより)

>感想
 やっとレンタルできたー!!ヾ(^o^)//ワーイ
 思っていたよりシリアスに展開するんですね。でも『踊る~』らしくあちこちにクスッという笑いをとる場面がちりばめられています。そういうのが魅力的♪ 物語が展開していくテンポもいいし、時々笑わせたり、緊迫したり、そういうメリハリがきいているのも『踊る~』のシリーズが面白い理由の一つだと思います。
 いつもはとぼけ役の真下正義がこの映画では大活躍(←主人公なんだから当たり前か?)ですね! なぜかカッコ良く見えるから不思議だ(笑)
 周りを固める個性的な俳優人もそれぞれいい味だしてるし、面白い映画に仕上がっていました☆

 それにしても、犯人は誰? 気になる~!

キャプテン・ウルフ

2006-03-29 11:49:21 | 映画・カ
2005(米)

監督 アダム・シャンクマン Adam Shankman
出演 ヴィン・ディーゼル Vin Diesel
   (シェーン・ウルフ)
   ローレン・グレアム Lauren Graham
   (クレア・フレッチャー)
   フェイス・フォード Faith Ford
   (プラマー夫人)
   ブリタニー・スノウ Brittany Snow
   (ゾーイ・プラマー)
   マックス・シエリオット Max Thieriot
   (セス・プラマー)
   クリス・ポッター Chris Potter
   (ビル・フォーセット大佐)
   キャロル・ケイン Carol Kane
   (ヘルガ)
   ブラッド・ギャレット Brad Garrett
   (マーニー)
   モーガン・ヨーク Morgan York
   (ルル・プラマー)
   テイト・ドノヴァン Tate Donovan
   (ハワード・プラマー)
 

>ストーリー
 アメリカ海軍特殊部隊が誇る無敵のソルジャー、シェーン・ウルフ。ある時彼は、誘拐され殺害されたプラマー教授の遺された家族を守るため、ボディーガードとして一家に派遣される。そこに待ち構えていたのは、上は反抗期真っ只中の19歳の長女から下はオムツをはいた赤ちゃんまで、勝手し放題のわがまま5人姉弟だった。わがままな子供達に手を焼いていたハウスキーパー(元からこの家に勤めている本物)が逃げてしまい、慣れない家事までやるはめに。あの手この手で困らせる子どもたちに振り回されつつ、徐々に信頼関係を築いて行く。そして・・・

>感想
 ハウスキーパーとして派遣されるという予告がありましたが、ボディーガードとして派遣され、逃げてしまったハウスキーパーの代わりをするはめになるという展開でした。この映画、予告と大分違うような・・・?
 咬み癖のあるカモに悩まされるとか、子供のおむつ替えに奮闘するとか予告では大分子供達に手を焼く感じでしたが、う~ん(-_-;;
 ヴィン・ディーゼルは好きな俳優さんの一人です。サングラスをかけると悪っぽい強面、でもサングラスを外すとつぶらな瞳がかわいくて優しい印象の顔になる、そんなギャップがとても魅力的だと思っています。それと、あの筋肉隆々の体格!(あくまで個人的意見ですが)なのでこの役、コメディだけどヴィン・ディーゼルの魅力を存分に引き出せる映画になるのでは?と期待していました。でもコメディを意識しすぎたのか、子供に優しい性格のせいか、前半の子供達と反目し合う部分が迫力ないんですよねー。もうちょっと恐い顔で脅したり迫力いっぱいに怒鳴ったりするシーンが欲しかった気がします。
 子供達と心が通い合っていくところは良かった♪優しさと思いやりが全面に出ていて、良いパパさんぶりを発揮していましたw(^o^)w。
 子供達の中で、彼に興味津々のルルという少女。かわいいのなんのって♪おませでキュート。子供らしいかわいさ全開!
 長女のゾーイ、生意気そうな顔の裏で一人こっそり泣いているのがいじらしかったー♪乱暴な車の運転がナイスです(爆☆)
 
 95分という短い映画でしたが、もう少し長くしてヴィン・ディーゼルの魅力を発揮する場面が欲しかったなーと思う映画でした。ホームコメディなのでそれなりに面白かったですが。。。