いずこへ…

いきなり汚い画像ですみません。

これは、2007年のブライスフォトコンテスト授賞式＆パーティーの時に

「ミス・ポピュラリティー」を受賞したブラ子に、この日の為に徹夜で作ったドレスを着せて撮った写真です。





レースの模様に沿ってビーズを沢山刺繍しました。

このお陰で左手が半年間痺れていた位、根気がいった作業でした。



「エリザベート」が鏡の間で着ていた純白のドレスをイメージして作りましたが、

全く違うモノになってしまいました。






折角作ったこのドレス、家に眠らせておくのも勿体無いので、職場（手芸店）の

雑貨屋のウェディングコーナーにトルソーに着せて飾っておいたのです。

ドレスは展示用に胸の飾りも増やして見栄え良く直しました。





従業員仲間からもお客様からも意外と好評でした。


ところが…


今日午後から仕事に行ってみると…　　無いのです

他の雑貨担当者に聞いても知らないといいます。

お客様が何処かへ移動したのかと店内を探しましたが、ありません。



どうやら、お客様にお持ち帰りされてしまったようです


うちのお店は、よく手芸の見本品等を持って行かれます。

なので、それも覚悟で飾っておいたのですが、やはりショックでした

ドレスの下には沢山のフリルとレースで作ったボリュームのあるペチコートも履かせておいたのに、ソレもそっくりと持って行かれてしまいました。


覚悟して置いたのですから本当に仕方の無い事です。

自業自得なのです。

けれど、心のどこかでそんなお客様はいないと思っていました。



持って行った方は、あのドレスを本当に気に入ってどうしても欲しかったのでしょうか？

何となく持っていったのでしょうか？

それとも、ドレスに沢山縫い付けてあるラインストーンが欲しくて持って行ったのでしょうか？



何に使われるのかわかりませんが、持って行った方が大切にしてくださる事を祈りたいです。