映画を観たよ

ただ今、休止中。
その内戻ってくる予定です

四月物語

2007-12-11 | サ行の映画
心にじーん・・・
純粋な不純な動機に、なんだかとっても甘くなりました。

大学に行くために上京した一人の女性を描いた中篇です。
たくさんの桜がが舞う中、新生活は始まります。
その桜が雪のように思いっきりピンクが降ってくれるので、思わずうっとりしてしまいました。
ピンクがひらひら~~♪
私も学校へ行く間には、桜並木がたくさんあるので、ここまですごくはないけど桜がひらひらしているのです。
そんな春の景色にドキドキ。
そんな中で何だか引越しだけに一生懸命になっている姿がとても可愛らしく見えたりでした。
学校での自己紹介や友達を作るタイミングとか、そんなちょっとしたドキドキがすごくよく分かるなーって。
私も確実に卵月タイプで、自己紹介とか何言っていいかわかんないから(笑
友達関係も、ちょっと今までいなかったタイプと付き合ってみるのも悪くないなって思える出会いができたらいいよね。
何だこいつって思ってた人たちと、ず~っと一緒に行動してたりで私はそんな出会いをすることができました。
サークルなんかもそうなんだよね。新しいことだって、自分以外の誰かが運んでくれる。そんな大学初期をふと思い出したりでした。

この映画の後半は、卵月の上京理由に移るのですがそれがとってもステキ。
好きな人を追って、受かるわけもない奇跡も起こして。
武蔵野って呟くたびに、その言葉の響きが魔法のように思えたりしたのでした。
ラストのほうの雨も印象的。気づいてもらえて、言葉を交わして。
ちょっと恥ずかし混じりの意地張って。
でもやっぱり嬉しそうに、恥ずかしそうに傘を借りに行く姿が、とても好きでした。
ちょっと焦って「これでいいです。これがいいんです」って言うのがよかったな。もうここはすっごく甘くって、ふわ~ってなって。
微笑まずにはいられなかったです。
そんな先輩との出会いはたくさんのものを変え、卵月の明日からの景色までも変わっちゃうんだろうな。
純粋な想いがステキ。あぁ、恋がしたい。

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2 コメント

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四月物語につられて (しん)
2008-04-09 23:57:48
おじゃまします
私もすきです。四月物語。
最近の岩井俊二は長尺の映画も面白いけど、このころ(90年代)は、比較的短い尺の映画で、無敵の強さを誇っていました。中でも「四月物語」は完璧な映画な気がしました。

最後の「愛の奇跡と言いたい」でしたっけ
ちょいと恥ずかしくもあり、でもゾクゾクっとする、名台詞だったと思います。
ちなみに私の持ってるビデオには、「生きていた信長」の完全版が入ってました。あのくだらなさも好きです
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コメントありがとうございます (ななな)
2008-04-11 21:14:11
しんさん
いつもTBでお世話になっております。
つられてくれましたか♪
好きな映画があると、つられちゃいますよね。

岩井監督の作品は去年結構観たんですけど、この作品は短編だと知らずに観ました。
短くってびっくりしたんですけどそのなかにぎゅっと色んな気持ちがつまっていて、幸せになれましたよ。
「愛の奇跡」以外何ものでもない二人の物語はステキでした。
「生きていた信長」の完全版があるんですか!?
最初はなんだろうとびっくりしたのですが、あれもなかなかよかったです。



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