トランスフォーマー

思い違いをしていたようです。
散々予告を観ていたため、もちろん楽しみにしていました。
でも勝手に「宇宙戦争」のロボット版で、ロボットが地球襲って滅ぶと思ってました。
だから、これはどう収拾付けるの？かが気になってて。

そしたらなんと、善悪のロボットの戦い映画だったのでした！
もうほとんど、なんとかレンジャーのかなり金かけたバージョンです。
日本のアニメが元になっているんだから、それも納得。
善ロボットがいるとなれば、ストーリーなんて単純なものだし予想はつきます。
初っ端から派手に見せてくれて、いきなりロボットが出てきて何が起こったか何を目的としているのか、観ているこっちもわからない状態。
最初っから山場？って思うくらいなのです。
それがず～～っと続くから、観ていて若干疲れたりもしてしまいました。
こういう娯楽大作のストーリーに文句つけちゃダメだけど、やっぱり中だるみがひどくって時間が長く感じました。
思ってた以上に子供向けに作られていたので、ちょっと肩透かし感も。
中盤は派手さがなく、ロボットのお茶目さを見せるにも長すぎー！（可愛いけど）
人物描写も全部中途半端で、ロボットの確執も良くわからなかったです。
笑いもたくさん散りばめられているのはよかったんだけど、もう少し短くしてほしかったかな。
そういう意味では、見所は映像だけって気もしないではないです。

でもその映像は迫力満点で、トランスフォームするたびに「あははっ♪」ってなぜか半笑いで楽しんでいたのでした（怪しい　笑）
飛行系のものがトランスフォームするのが、かっこよくてお気に入り。
飛びながらシュンシュン、ガシャーンって。
動きが早すぎて、人がやられちゃうたびに「おぉ！」とか勝手に言ってて、ホントすごいな～って。休まる暇がない！！
最後の戦いなんかは、都会の中でもうドッカン、ドッカンやっていて観ているこっちは付いていくのに必死でした。
頭の隅ではすごい色んなことにいちゃもんつけてたけど、気づいてみたら一生懸命観てたのでした。
音楽もシーンに合わせて甘いものから、ノリがよかったりしたのが良かった♪
この映画に色々フツーな文句つけるのは、なんだか後ろめたい気もします。
これは男の子は好きだろうな～って思ったのですが、弟は「期待してたほどじゃなかった」って。
でも、彼はロボットよりもゴジラとトーマス（笑）をこよなく愛していたからかな。