※追補:文中の歴代シタデルカラーの表記は髭親父の勘違いで
以下のように訂正致しマス^^;
初代→二代目、二代目→三代目、三代目→四代目
但しコートデアームズについては文中の通りデス。
昨年ホビーライフを再開してからチョイとビックリな話として
シタデルカラーの注目度や取扱店の多さとかがあるんだけどネ。
その昔ゲームズワークショップ(以下GW)ホビーを如何にして
認知して貰い多くの「まだ見ぬ未来の趣味人」に広めて行くかの
意見を出し合ってた時に「シタデルカラーの量販店展開」とかを
割と真面目に提案したら「GWは塗料メーカーに非ず!」って
即却下されたけど今じゃ量販店でもバンバン買えちゃうんだから
時代が変わったって言うか商売の方針も変わったんだろうネ^^;
模型雑誌に特集が組まれたりムック本が出たりで驚いちゃうけど
当時はシタデルカラーの性能を熱心に説明して勧めるとしても
ミニチュアのスタートセットを購入して貰うのが至上命題で
パートナーショップ獲得の為のセールスもスタートセットを
チャント取り扱って貰えるかだったから大変だったのヨネ。
あの頃に今みたく出来てたらナァとかチョット思っちゃうケド。
さてさて、いきなり話が逸れちゃったけどシタデルカラーの話。
髭親父が初めて出会ったのは2002年の夏の終わりで当時は
スクリューキャップのボトルだったけどキャップ内側に塗料が
固着すると開かなくて悪戦苦闘!な事も多々ありマシタ。
両手を組んでキャップの左右から包み込み圧迫してミシミシと
固着した塗料を割ってから開けるテクニックを修練したりネ^^
後に跳ね上げ式のフタに変更したけど二代目と三代目のボトルは
密閉性もイマイチだったから時々はスポイドで水道水をポタリと
垂らして拡販するメンテナンスを怠ると残念な事になりマス(><)
水道水を垂らす理由は乾燥対策&カビ防止で撹拌する理由は
沈殿した顔料が水中でも硬化してツブツブになるからだけど
カビとツブツブは色によって発生の度合いが異なるのヨネ。
上の画像はスクリューキャップ時代の二代目シタデルカラーと
二十年前に購入して唯一生き残ってる赤い柄のシタデルブラシ。
初代は持ってないけど今で言うとコートデアームズのボトルを
六角形にしたみたいなデザインだったんじゃないカナ?
そうそう!コートデアームズは初代&二代目シタデルカラーが
独自ブランド化したって事らしいから興味津々な髭親父デス^^
さて、SNS上では値段が高いとか使い方が判らんとかの声も
挙がってるけどコレは今も昔も同じで髭親父が初めて購入した
シタデルカラーは12ml入り¥360/1本だったけど
二十年前の物価を考えればメチャ高額で今でも比較されてる
タミヤの水溶性アクリルカラーの当時の価格の3倍デシタ。
何だかドロドロだし薄め方も判らないし買うのを躊躇する
理由はあれど推奨される性能を知らないから当たり前だけど
髭親父が幸運だったのはペイント体験会に参加出来た事カナ。
(この話は何度かしたけど例えばコノ記事とかデス)
でも過去の記事でも書いてるようにシタデルカラーは顔料が
100%の濃い塗料だから12mlでも塗れる総面積とかは
国内の水溶性アクリルカラーとは比較にならないと思うし
チャント管理すれば我が家のように20年モノでも現役デス。
初期投資の金額がモウ本当にタイヘン!だけど使ってみると
投資しただけの値打ちは間違いなくありマスヨ♪
そうそう!ココで忘れちゃいけないのは通称「黒サフ」とか
「白サフ」と呼ばれるシタデルアンダーコートスプレー!!
メタル製とかレジン製にだけ使うとか言う人もいるんだけど
プラ製だったとしても(シッカリ攪拌しないと溶けるケド)
このアンダーコートはシタデルカラーの性能を高める為の
トッテモ重要な工程だから何かと手間でも是非使ってネ^^
まぁシタデルカラーについては今さら髭親父が語らなくても
昔と違ってアチコチで検索も出来るし評価も観れるヨネ。
昨今では種類が沢山増えて「ベース」や「レイヤー」とか
ペイント工程毎の専用カラーがあって初心の友も安心?
最近よく聞く「コントラスト」とかに代表されるように
初めてでも手軽に扱える便利さに加えてGWが以前あった
「シタデルペイント大全」で紹介していた様々な手法も
塗料の特性や性能を細分化した豊富なバリエーションで
展開する「シタデルペイントシステム」の確立もあって
より幅広い層に受け入れらているのが現状なのカモネ^^
まぁ正直に言えば髭親父は二十年前に教わった手法と
長く続けている中で身に着けた我流のテクニックだけだし
そもそも「ベタ塗り党」だから今時のシタデルカラーとか
ペイントシステムはチンプンカンプンなんだけどサ^^;
今から11年前くらいになるのカナ?
新たなシタデルカラーが発売されても頑なに三代目の在庫を
貯め込んで使わなかった髭親父が現行シタデルカラーを
初めて使うキッカケは新アーミー開始でカラーの在庫不足が
危ぶまれたのと趣味人歴10周年ネタ(コノ記事とかネ)
いざ使ってみると乾燥が早過ぎて筆の穂先を痛め易いから
筆洗が頻繁になったり気に入った色味が工程のカテゴリから
外れてると隠ぺい力的に物足りなかったりして困ったけど
ベース・レイヤー・シェイド・ドライの各工程用に全色を
揃えるなんて石油王じゃあるまいに無理な話なんだヨネ(><)
だから例えば昔作ったアーミーの増強をするとか想い描いた
発色に近づける時に今では三代目の類似色を現行色から探して
ベースカラーに使い、三代目をウン!と薄めてグレイジングで
絶版カラー(老害カラーとも言うケド^^;)の在庫を維持する
ケチケチ作戦で対応するけど此れはベタ塗り党なれば可能な話?
でも正直なところ旧シタデルカラーはカラーパレットを理解して
色を重ねる順番や濃度を調整すれば例外はあるけど全ての色が
各工程で使えたし筆へのダメージも少なかったんじゃないカナ?
まぁ懐古厨的なサムシングが多分に含まれてる感想だろうし
今のペイントシステムを理解出来てない&購入用の軍資金不足で
各工程の色数が揃えられてないだけの話かもしれないケドネ^^;
それでも二代目の性能準拠でペイントをして来た身としては
身体が覚えちゃってるからナカナカ変えるのは大変なのデス。
いやはや、モチのロンな話で他メーカーの塗料にも優秀で
使い勝手の良いモノは沢山あるんだろうと思ってマスヨ。
実際にボルトアクションやインフィニティのミニチュアは
アーミーペインターのカラーをメインで使っているけど
何故だかGWミニチュアだけカラーもベースデコレートも
純正品に拘っちゃうのは今も昔も変わらないのデスヨ。
だから去年の5月に三年半も放置していたカラーの全てが
生存していたのは有難かったし万が一にも全滅してたら
ホビーライフ復活は断念しちゃったかもしれないくらいに
我が家の二代目シタデルカラーは大切な宝物なのヨネ^^
てな訳で、世に名を馳せるペイント仙人や熟練ペインターの
テクニック解説とは違いベタ塗り党の髭親父が語る役に立たない
シタデルカラーの思い出話的なサムシングは此れにて終了^^;