ブログ人 mnishii

mnishiiのhand made生活と旅行記録

繕い上手

2022年02月27日 | リサイクル、リフォーム、リメイク
*

衣替え時期に
  誰しも1度は経験があると思います。

セーターに見つけた虫食いの穴‥

 ウール100%やカシミヤなど高級素材に
限ってで ガッカリの極みです。

捨てるか隠すか‥の選択に新しく加えた
 修繕方法「ダーニング」してみました。



「darning 」(ほころび穴)かがり は
ヨーロッパに伝わる伝統的な
    衣類の補修方法です。

同色系でするのも一案ですが‥
 あえてデザイン的に遊んでみました。

用意するものは
 配色用の毛糸・球形の蓋・輪ゴム・針

織物をする様に縦糸を穴の周囲に
余裕を持って被せます。

横糸は平織(一つ飛ばしにすくう)

球形の蓋を穴の下にかざして
ゴム留めする事で糸の引きつりを
防止出来ます。

穴の部分が厚く補修されると共に
アップリケや刺繍の様な感覚で
楽しんでみる事が醍醐味。

ボタンを革製に付け替えたり、
エルボーパッチも加えてみました。
ダーニングは穴部分だけでなく
デザインとして2-3程バランスをとり
付け加えます。


昔 母が夜なべ仕事で、靴下の穴を
   繕っている姿を思い出しました。

今思えば まさしくこの手法でした。
ズボンの継ぎ当ても‥
 「継ぎはぎルック」と呼んで着せられ
   恥ずかしかったのですが。。。

ファッションの源流は
 生活の知恵と楽しみ方なのだと
      今になって思います。


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コメント (2)
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