桜 ふたたび 北信にて

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関西では 満開の次の日から雨にあい、消化不良気味の花見‥‥ここ長野で今一度見る事ができました。

同じ場所ですが…昼間と夜では 雰囲気にかなり差があります。宿泊先の須坂温泉にて。

怪しい程に美しい‥夜桜を見ていると足元がすくわれそうな気持ちになりました。西行の「願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」の歌を思い出しました。

翌朝 旅館のイケメンさんが車で送ってくれました。桜名所の臥龍公園です。

小雨混じりの早朝からか人影まばらで、この景色一人占めでした。

父のいる高山村はさらに高地なので、桜は五分咲きでした。窓越しに見ながら、和む父の‥横顔の瞳に映った桜を見ながら ‥限りあるであろう‥この場面を 忘れまいと思いました。



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