半分秋色

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台風直後の彼岸に義母が住む里山へ行きました。

夏の暑さの影響を心配しましたが‥田んぼの稲は黄金色になりつつありました。

ススキの穂のキラキラした眩しさは、まだ暑さを誘いますが‥秋風景の主力メンバーです。


まだ 少し早めの栗でしたが

台風あとの 思わぬ収穫でした。


山から流れ出る水辺に ミゾソバ(溝蕎麦)の花が咲いていました。

暑かった夏の勝者でありながら、さりげなく咲く花の 立ち姿が目を引きました。

暑いあついと口にしていた私達‥人の時間のすき間に、草花は既に秋色の衣替えを始めていました。


帰り際に 母より手渡されたピーマン。。。 関西に戻り、その肉厚さに驚きました。


ピーマンの姿に母を重ねて‥その肩腰が、以前よりまあるくなったのを感じ、思わず手元のピーマンをさすっていました。
秋の風景と母への思いは波長が似てます。

今夜はチンジャオロースでも作りましょうか‥



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