シンプルな器が多い『炭火焙煎珈琲五行』に派手な器が並んでいた。
お正月限定だそうだ。
今年創業20周年を迎えるとても魅力的な喫茶店だ。
最下段の有田焼を選んでいただいた。
マスターは今から12年前55歳のとき当時勤めていたセイコーを希望退職して奥さんが切り盛りしていた喫茶店を手伝うようになったという。
夫婦揃って店を持つのが夢だった。
景気が低迷してからめっきり客足が減ったが、当初テーブル席があった場所に所狭しと並ぶこだわりの商品を目当てに来るファンが増えたことによって存続を可能にしたという。
大阪のムソー株式会社のオーガニック&マクロビオティック食品が一番多い気がします。
奥の坪庭の二面に張られた鏡を磨くのが日課だと聞いていたが12年間お外の鏡をこれほどピカピカに磨き続ける努力には頭が下がります。二面に採用することで拡がりを感じ開放感が溢れます。
調度品のセンスも卓越しておりVIPな気分に浸れます。
場所代と思えば530円の珈琲も納得です。
入ってすぐ右側に砂糖でなくアカシア蜂蜜で作ったジャムが自慢の商品のようです。
当店で出されるお菓子やパンなどに使われるくらい拘ってます。
お料理教室もされるそうな。
多分このビルが建ったのが昭和54年頃。安田建設工業が請けたと聞きました。五行が開店したのが平成3年。その前も喫茶店だったのですか?
知りませんでした。
20年になりますが私はご主人がお店に出られてから気付いたので10年くらいですね。
東隣が解体され駐車場になったので行き易くなりました。
猫があしらわれている版画絵が気に入って購入したとき兵庫の作者の名前に吃驚しました。
本名なんだそうです。どんな親なんだろう?