40年経ったヒルサイドテラス

でも忘れてならない事がある。
それが猿楽神社を擁した代官山ヒルサイドテラスである。
代官山駅から西に位置する旧山手通りに沿って10棟の白亜の建物が連なる一帯だ。
昭和44年から建築家槇文彦氏の斬新な設計を30年続けた現在も代官山の街の中心であり続けている。
この日はあちこちで結婚披露宴が行われており、寄りたかったお店が全て貸切で入館できなかった。

ハイセンスでブルジョワジーが集う日本離れした趣を感じた。通り沿いの大木を擁する駐車場にもゆとりを感じさせる。

この場所は元々どんな施設があったのだろうか。贅沢な空間である。
隣接したレストランにも風情がある。



それもその筈、朝倉家の財産を全て民間に解放し、唯一Ａ棟脇にある元々東京府会議長を務めた朝倉虎治郎によって大正8年に建築された個人の邸宅のみ国に寄付した場所なんです。
旧朝倉家は大正期の和式住宅の造作を今に伝える貴重な文化的資産として平成16年に国の重要文化財に指定され、平成20年6月8日（日）一般公開となりました。

現在、渋谷区が管理されています。

代官山交番前の歩道橋を渡るときに発見しました。


敷地内庭園でも桜を愛でることが出来ます。写生している方の多さに吃驚しました。


昨年1月にオープンした地名由来のＳＡＲＵＧＡＫＵ。
今回は見過ごしてしまいましたが、6棟の路面店の集合体でアクセサリー・ファッションの10ブランドが集約されたお洒落な施設です。

最後にリンク集として訪れた先を列挙します。
代官山アドレス・ディセ
お洒落な女性のためのハイセンスなショップが揃う都市型複合施設。
私には全く縁の無い場所でした。

ラ・フェンテ代官山
本館とＡＮＮＥＸからなる個性的フォルムの建物。話題のショップやレストランが集まる。
ＡＦＲＩＣＡ代官山はＴＶドラマロケにも使われています。

裏通りには、キュートでリーズナブルな雑貨ブランド、スイマー代官山本店があります。

大成建設の現場事務所が隣にありました。


代官山ラヴェリア（旧代官山プラース）
昨年秋にリニューアルした路面店型商業施設。中庭のゆとりの空間が魅力。

山手通り沿いに歩いていくと先ずはカフェ・ミケランジェロ

通りに列を成して待つ人々。外人さんも目立ちます。でもよく通り沿いのテーブルで食事されるなぁ～。まるで外国に来たみたい。
もう少し歩くとエジプト大使館、産業能率大学の先にモンスーンカフェ 代官山があります。どちらもロケによく使われる場所です。