なにわの海の時空館①

なにわの海の時空館へは、地下鉄で行くなら中央線の終点「コスモスクエア」で下りてから徒歩10分海岸線を歩くことになる。

駐車場が1回500円と調べておいたので直行したんだが、離れたところにしかもコインパーキングであった。全国に蔓延っている黄色いTimesである。徒歩5分くらいの場所でした。

バックに見えるのが西日本随一の高さを誇るWTCコスモタワー。55階の最上階が展望台になっています。

先ずは駐車場入口に置いてある自販機で大阪の物価の安さを体験。500mlペットボトルサイズのドリンクが100円也。

エントランスホールは陸地。なんとオープン9：30と勘違いしていた。10：00まで30分ある。朝食抜いていたので自販機の菓子パン（小倉あんパン、メロンパン）120円也を食う。

この施設は「子どもが元気！大阪が元気！キャンペーン」と題して、夏休み期間中無料開放されていることを知っての目的地です。通常は600円必要だが無償で入館時に必要な古銭を受付で手渡された。

エレベーターで海底7ｍ地点まで下りたら海上にある時空館までは海底トンネルで結んでいる。小さな天窓を見上げると汚くてしょぼい円形の窓にヒトデや小さな魚が泳いでるのが見える。

エレベーターホールにはこんな船の展示物が置いてあった。

エスカレーターを上がって海上に出ると先ずは度胆抜かれる、菱垣廻船（総重量90ｔ）の実物が展示してあるのに気付きます。一旦は大阪湾を時速13kmくらいで帆走したそうです。
特別展示として夏季企画展「大坂の水油　－江戸時代の油流通－」に案内されました。
菜種油、胡麻油、荏胡麻油、綿実油の違いがよく分りました。

エレベーターで４階、最上階に上がるとガラスドーム建物の大きさに圧倒されます。開放感溢れる館内の空調費を心配してしまいました。床には無数の空調吹き出し口があります。



回廊に出て先ずフィギュアヘッドの奇抜さに驚かされます。
ノクターナルの夜間時計やヨットシュミレーターの操縦体験をしてから階下に下ります。
チョンマゲが面白おかしく大阪らしく案内していただけます。



２階ではちょんまげ姿の案内人が復元菱垣廻船「浪華丸」の船内を案内してくれます。

いよいよメインイベント、乗り物好きな私は欲張って２つとも観てしまいました。
「海の映像館」は、水の都ベネツィアをゴンドラで航行する3Dアドベンチャー。花の香りや潮の香りはたまた熱風などベネチアに行かずともユラリ揺れながら体感できます。

「海の冒険館」は、ダイナミックに動くシートと映像が合致して刺激的です。CGと実際の人物が合体しているので迫力あります。大砲で攻撃された時のショックは腰に来ました。

どちらも貸し切り状態、大阪の財政を逼迫させないか心配です。とても楽しい施設なんだけどなあ～