TBA

(仮)

気概

2018-04-23 | 本と雑誌

昼は天気よかったのに、

だんだんくもってきたなあと思ったら、

あしたは雨とか…

やっと自転車慣れてきたのになあ。




「夜行」を読む。

自分にはあわないほうの森見さん。

「きつねのはなし」や「宵山万華鏡」みたいな感じ。


村上春樹さんもそんな感じがするけど、

こういうテイストのものを繰り返し書かれるっていうのは、

解決していない、

なんかそういうものが心のどっかにあるのかも。


村上さんの場合はそういう部分が、

「彼の小説を文学たらしめている」って書いていた人がいるけど、

森見さんにはそういうものは求めてないので…


「本屋大賞ノミネート」って宣伝してたけど、

どうなんだろう。


森見さんだと、狸や腐れ大学生は、

ほっといても売れるだろうから、

「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」として推すなら、

これってことなのかなあってひねくれようとしたら、

ほかの本もきっちり入ってるみたい。


でもそれはそうならなんか微妙な感じも。

もう賞を獲った人、売れてる人は、推さない。

くらいの勢いがあるといいのに。


本屋大賞に選ばれてるってだけで、

その本を手に取る人だっているんだし。





『福田次官の早期処分、野党が要求』とか。


なんか新しい情報って出たんだろうか。

あのつぎはぎの録音データだけで、

人の人生を決定できるって突っ走ってることがおそろしい。


天下りあっせんと「出会い系バー」の元官僚は、

退職金満額もらって、いまや聖人扱いっていうのと、

この方との整合性はどうなるんだろう。


それ以前に、国会で審議する気がないなら、

そのぶんの給料を日割りで返上するくらいのことをしても、

ばちは当たらないはず。


そんな気概も見えないから、

野党の支持率が上がらないのだろう。



関連して、

『安倍内閣支持率続落38% 

 麻生財務相「辞任すべきだ」<「辞任の必要ない」』


この記事の意味がわからなかった。

支持はしないけど、辞任の必要はない…?


責任がない、とは思わないけど、

辞めるほどのことでもない、ってことなのかな。


そもそも、支持する、しないの、

二択で判断できることはないんだろう。


マスメディアはそろそろ信頼を取り戻したいのであれば、

世論調査のやりかた、だったり、質問の問いかけかたとかも、

もう一回きっちりと精査して考え直すときが来てるのかも。


アメリカのメディアは、共和党系と民主党系に分かれてしまって、

国民がいちばん知りたがっている「事実」が、

国民には知らされないようになっているのだとか。


だから、メディアの信用が失われて、SNSの情報に頼らざるを得なくなったり、

エリート不信という本当の意味での「反知性主義」に傾いてしまった結果が、

トランプ現象になったり。


いまならまだ間に合うのかも。

自浄できるか、放送法改正か。


これは二択でいいのかなあ。
コメント
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