TBA

(仮)

捕らぬ狸

2018-04-07 | 本と雑誌

髪を切るぞって決断したら、

予約の時間は朝の9時。


土曜の朝9時はしんどいなあと思いながらも、

早起きして家を出たら寒い。


朝だからこんなもんなのかなあと思ったら、

昼をすぎてもずっと寒い。

夕方になったらもっと寒い。

決定。きょうは鍋。




髪を切ったあと、古本屋さんに寄ってみると、

店の前にうろうろしている人がひとり。

なんだろうと思いながら、

自動ドアに向かったら開かない。

まだ開店前だった。


寒いけれど、待っていてもよけいに寒いから、

あたりをうろうろしてたらやっと開店。


80円の本を2冊と30円の本を手に取ってレジへ。

お会計が259円。

迷ったあげく、おそるおそる、

「これは30円だったと思うんですけど」と。

すぐに50円返してくれたけど、

すごくちっちゃい人間かなあってちょっと凹んだ。


80円でも十分安いし、

作者のかたにはもうしわけないんだけど、

30円だから買ってみようと思ったってこともあるし…


ふつうの本屋さんで、

ごっそり買えるようにがんばろう。




美容院で図書館の話になって、

その人がいま読みたいと思っている本の、

新聞の広告の切り抜きをいっぱい見せてもらった。

あまり本の趣味は重ならなかったけど、

新聞の広告で気になる本を切り抜くのはよくやる。


自分が最近気になったのは「反共感論」

共感、というのはいいものだと思われているけれど…

という本らしい。


死刑反対を唱えている人(なんだろうあの人の肩書き)が、

被害者の家族の立場に立ってみろと言われて、

「そんなの知らないよ、なってないからわからないよ」

と言ってたのを見て、あいた口がふさがらなかったことがある。


そんなふうに他人に共感しようとしない人は、

反射的に非常識って思ってしまうし、

人でなしのように感じてしまったりもする。


でも、その共感こそが、

不公平を生んでしまったり、

えこひいきになってしまったりするということなのかな。


アファーマティブアクションとかもそうかも。


こないだ「アンビリバボー」で、

難病のネコをネットで紹介したら、

何億っていう寄付が集まったっていう話。


美談ではあるけれど、

なんかこうもやもやしたのは、

そういうことだったのかな。


イルカやクジラを救うという名目で、

日本人を傷つける団体に寄付をする人もいるし。


感情よりも理性が大事ってことなんだろうな。


まあ、どっちにしろ、

被害者の方の気持ちはないがしろにするのに、

加害者の人権だけは守ろうとすることには、

なんの共感もできないし、したくもない。




まだ読んでない本の感想を、

想像で書くのはまちがってるに決まってるけど、

なんかそういうのあったような。

「架空OL日記」じゃなくて…


でも、やっぱり読んでみたくなってきたなあ。

買えそうにはないんだけど。
コメント
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