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ジャッキー・コーガン

2014-05-06 20:55:17 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆

監督 アンドリュー・ドミニク
キャスト ブラッド・ピット、リチャード・ジェンキンス、ジェームズ・ガンドルフィーニ、レイ・リオッタ、ベン・メンデルソーン、サム・シェパード、スクート・マクネイリー、ギャレット・ディラハント、ベラ・ヒースコート
2012年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、バイオレンス

【あらすじ】
「優しく、殺す」がモットーの殺し屋ジャッキー・コーガンは、エージェントから賭博場強盗の黒幕を捜し出すよう依頼を受ける。彼は賭場の支配人マーキーを捜し出し、やがて強盗を計画したのが別の3人組であることを突き止める。ギャングや殺しの同業者たちの思惑が入り乱れ、コーガンは旧知の殺し屋ミッキーに協力を仰ごうとするものの、彼は既にプロとして使い物にならないことが判明。コーガンは独りで殺しを決行するのだが…。

【感想】
アクションの派手さを抑えた演出の中ににあって駆け引きの緊張感や深さがあるかと言えばそれほどでもないのが厳しい所。90年代あたりまでならともかく2012年でこの内容ではあまり印象が残らないと言わざるを得ません。

殺し屋という裏社会を生き抜く男たちの姿を描く。

ブラッド・ピットの出演作は癖の強いものが多いですが、本作に関してはなぜこの作品を選んでしまったのか首を傾げたくなります。それだけ平凡。

第一点目として主人公に魅力を感じない。極力交渉を駆使するも、結局最後は自分の手で始末してしまうので駆け引きそのものの面白さがありません。会話シーンがやたら多いのも伏線になっているわけでもないので苦痛でしかありません。

バイオレンスシーンについてはブラッド・ピットがレイ・リオッタを仕留める最初の暗殺シーンが一番派手で以後、地味になっていきます。なぜ最初だけスローモーションを何度も駆使するような派手な演出にしたのか理解に苦しみます。これでは残りが手抜きみたいです。レイ・リオッタは一番知名度が高いからとかそんな理由ではあって欲しくありません。

ブッシュ政権末期からオバマに切り替わる映像が出てくることを考えると行き過ぎた資本主義によるアメリカ社会の疲弊が背景にあるのでしょう。しかしこの事実と殺し屋の世界を結びつけるのもかなり強引で共感できないものがありました。

ここ最近の中ではかなりつまらない映画だったのでこんな感想しか出てきません。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

ジャッキー・コーガン [Blu-ray]
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