映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

ヘアスプレー(1988)

2014-01-07 17:31:11 | ★★★★★☆☆☆☆☆

監督 ジョン・ウォーターズ
キャスト リッキー・レイク、ディヴァイン、デボラ・ハリー、ジェリー・スティラー、ジョシュ・チャールズ、ミンク・ストール、ジョン・ウォーターズ
1988年 アメリカ
ジャンル:ドラマ、コメディ、音楽

【あらすじ】
1962年ボルティモア。女子高生トレイシーとペニーは人気ダンス番組“カレンズ・ショー”の大ファン。番組主催のパーティーに行ったトレイシーは、飛び入りで踊って一躍、注目の的となる。太めの体型をものともせずに堂々と踊るトレイシーは、やがて番組レギュラー“カウンシル”のメンバーに抜擢される。しかし、“カレンズ・ショー”に人種差別規定があったことに納得できないトレイシーは、ある抗議活動に出るのだが…。

【感想】
リメイクの方を先に観てましたシリーズ。監督があの史上最低映画との呼び声高い「ピンク・フラミンゴ」の人だと知って驚愕しました。この事実は知らない方が良かった。

舞台となっているのが人種差別が根強い60年代であるにもかかわらず、ファッションセンスに80年代を感じました。もしかしたら近い年代なのかもしれません。

リメイク版と比べると人種差別に対する主張がストレートで強いものだったと思います。これも人によるでしょうけど、私は単純に音楽を楽しみたい派だったのでもう少し弱くした方が良かったのではないかという気がします。基本は60年代のサウンドでダサいダンスを楽しそうにしている若者たちを現代に生きる我々が上から眺める作品です。

登場人物は敵味方含めて皆、個性的でした。主人公は個性的過ぎて受け入れられない人も多そうです。番組の司会をやっていた男が理解のある人物で主人公の力になっていたので好感が持てました。逆にライバル役はかなり憎たらしい損な役回りですが、おかげでストーリーを盛り上げたと思います。セリフにブラックユーモアのあるものが多いですが、キャラのおかげなのかそれほど気にはならなかったです。

あえて比べるのであれば違和感の少ないリメイクを推します。「ピンク・フラミンゴ」の監督というのが頭から離れない。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

ヘアスプレー [DVD]
クリエーター情報なし
紀伊國屋書店

最新の画像もっと見る