監督 フランク・ダラボン
キャスト ジム・キャリー、ボブ・バラバン、ジェフリー・デマン、ハル・ホルブルック、ローリー・ホールデン、マーティン・ランドー、ブレント・ブリスコー、ロン・リフキン、デヴィッド・オグデン・スタイアーズ
2001年 アメリカ、オーストラリア
ジャスト:ドラマ
【あらすじ】
1950年代のハリウッド、新進脚本家ピーター(ジム・キャリー)は、非米活動委員会から共産主義者の疑いをかけられた直後、交通事故で記憶を失い、ある町へとたどりつく。そこで彼は映画館「マジェスティック」館主ハリー(マーティン・ランドー)の息子であり、戦場で行方不明になっていた第2次世界大戦の英雄ルークと間違えられてしまう…。
【感想】
この頃のフランク・ダラボンは最も勢いがあった時期でそのネームバリューだけでぜひ見てみたいと思わせるものがありました。
本作はジム・キャリー演じる主人公が車の事故で記憶をなくし、知りもしない村に漂流。そこでかつて行方不明になった兵士が帰還したと街全体から大歓迎され、新しい一歩を送るというものです。彼は映画館の運営にかかわることになるのですが、途中まではどことなく「ニュー・シネマ・パラダイス」のような展開だと思います。
ただラストがいきなり個人的な思想の自由に関するテーマになります。具体的には記憶が回復すると同時に「赤狩り」に巻き込まれてしまうのですが、この方向性に違和感を感じました。決して出来が悪いというのではなく、作風が一気に変わってしまい無理やりこの路線に持っていったような感がある。話を盛り上げるのにわざわざ演説に頼らなくてもよかったと個人的には思っています。
それでもその演説自体はなかなか訴えるものがあったと思います。戦争でなくなったルークの立場だったらどうするか?ギリギリの選択を迫られる中で下した勇気ある決断は一つの見せ場でした。ラストで街中の住民が彼を出迎えるのも感動的です。
個人的な趣味で言えばもう少しさらりとしたテイストでも良かったかなと感じています。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
キャスト ジム・キャリー、ボブ・バラバン、ジェフリー・デマン、ハル・ホルブルック、ローリー・ホールデン、マーティン・ランドー、ブレント・ブリスコー、ロン・リフキン、デヴィッド・オグデン・スタイアーズ
2001年 アメリカ、オーストラリア
ジャスト:ドラマ
【あらすじ】
1950年代のハリウッド、新進脚本家ピーター(ジム・キャリー)は、非米活動委員会から共産主義者の疑いをかけられた直後、交通事故で記憶を失い、ある町へとたどりつく。そこで彼は映画館「マジェスティック」館主ハリー(マーティン・ランドー)の息子であり、戦場で行方不明になっていた第2次世界大戦の英雄ルークと間違えられてしまう…。
【感想】
この頃のフランク・ダラボンは最も勢いがあった時期でそのネームバリューだけでぜひ見てみたいと思わせるものがありました。
本作はジム・キャリー演じる主人公が車の事故で記憶をなくし、知りもしない村に漂流。そこでかつて行方不明になった兵士が帰還したと街全体から大歓迎され、新しい一歩を送るというものです。彼は映画館の運営にかかわることになるのですが、途中まではどことなく「ニュー・シネマ・パラダイス」のような展開だと思います。
ただラストがいきなり個人的な思想の自由に関するテーマになります。具体的には記憶が回復すると同時に「赤狩り」に巻き込まれてしまうのですが、この方向性に違和感を感じました。決して出来が悪いというのではなく、作風が一気に変わってしまい無理やりこの路線に持っていったような感がある。話を盛り上げるのにわざわざ演説に頼らなくてもよかったと個人的には思っています。
それでもその演説自体はなかなか訴えるものがあったと思います。戦争でなくなったルークの立場だったらどうするか?ギリギリの選択を迫られる中で下した勇気ある決断は一つの見せ場でした。ラストで街中の住民が彼を出迎えるのも感動的です。
個人的な趣味で言えばもう少しさらりとしたテイストでも良かったかなと感じています。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
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