EF28-70mmF2.8Lを修理に出しました。
実のところ昨年10月の撮影あたりで異常を認識していました。
逆光時の撮像がやたらと低コントラスト&盛大なフレア発生で、上記リンクの写真もソフトフィルターかましたような写りになっています。
逆にそれが面白くてアップしたってのもありますが、なんにせよこの時には気付いていたんですよね。
で、先月京都に行った際もこのレンズを持っていったわけですが、今度は順光時でも明らかに撮像がおかしくなりました。
これはイカンということでレンズをチェックしてみると、
御覧の通り見事な曇りが発生しております。
このレンズ、EF28-70mmF2.8Lはとっくの昔にディスコンとなっているため、キヤノンのサービスに持っていっても修理受付を断られてしまいます。
古いレンズはどうしてもこういったリスクが付き纏いますが、そんなことは百も承知。
以前に調べておいたディスコンレンズの修理受付をしてもらえるカメラ屋さんへ依頼をかけることにしました。
今回お願いしたのはヒガサカメラサービスさん。
申し込みは専用メールフォームから行いましたが、全体的に親切な説明がついており、見積~実際の依頼まで特に迷うことなくスムーズに事を進めることができました。
特に適切な梱包方法の案内は良いなと思いました。
運送時のトラブルって雑な梱包だとかなりの確率で発生するものなんですが、発送する側ってそれを認識してない事が多いんですよね。
基本、送ったら終わりですから。で、受け取る側が梱包開いてギャ!っとなる。
私も業務上、そんなトラブルに多々見舞われたことがあり、取引先向けに「梱包はこうしなさい!」てな資料を作ったことがあります。
そんな経験も思い出しながら「ですよねぇ・・・」と頷きながら解説ページを見ていました。
つーか資料イチから作らんでもこのページ転載で事足りたわ。
話がそれましたが、3月31日に最初の連絡をしてから、修理後のレンズが手元に来たのが4月9日。
1週間ちょっとというかなり素早い対応には驚きです。
で、戻ってきたレンズを確認すると、
綺麗に曇りが無くなっていました。
同梱されていた修理明細を見ると、曇りの原因は予想通りのバルサム切れ。
更にマウントビス受け部の補強加工と光学精度の調整も実施済みとのこと。
修理費用¥41,580は全然苦にならない内容です。
そして週末に間に合ったということで早速このレンズを持って桜満開の河口湖まで行ってきました。
文句なしにEF28-70mmF2.8L、完全復活です。
河口湖の桜 EOS5D3/EF28-70mmF2.8L
| Trackback ( )
|