8月頭の夏真っ盛りの頃、円頓寺七夕まつりを撮影したついでに少し那古野を歩いてきました。
前回ここをぶらついたのは2009年。その時と比べると幾つか新しいお店が増えていました。
そのうちの一つが写真のホンボウさん。
古民家の外観をそのまま活かした店構えが興味をそそります。
雰囲気いいなあ、と眺めていると、丁度お店の方が出てこられたので撮影の許可を求めるとともに少しお話を聞きました。
昼はランチ、夜はダイニングバーとして営業しており、更に2階はアトリエとして色んな人達に貸したりしているんだとか。
良かったら見ていってくださいと勧められたので、休憩がてらお茶を頂くことに。
中に入ると綺麗にリフォームされつつも木と漆喰を使った店内は外観と程よく調和していました。
アイスコーヒーを頂きつつ、店内を見渡すとアードベッグのポスターとボトルを発見。いつか夜も来てみよう。
ほっ、と一息ついた後、2階に上がらせてもらいました。
2階はほぼ手を加えられておらず、雰囲気は昔の民家そのまま。
窓ガラスは最近ではあまり見かけなくなった磨りガラス。2枚目の写真ですね。
うちにも昔ありましたが、結構すぐ割れたりヒビが入るんですよねぇ、なんて話を2階におられたスタッフの方としてました。
このスタッフの方の話だと、ここら一体は所謂「置屋」が多く軒を連ねていたんだそうです。
その話は初耳だったので少し驚きました。
この店ももしかしたら2階の部屋の窓から路地に向かって、芸妓さんが道行く旦那に手を振っていたのかもしれません。
昭和浪漫の1ページか。
ホンボウ EOS5D3/EF28-70mmF2.8L
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