自民党が歴史的大敗を喫した2009年衆議院議員選挙。
自民党政治へのNOを国民が明確に突きつけ、民主党への期待が大きく現れた選挙だったんでしょう。
私の住む愛知県では15小選挙区すべてを掌握した民主党。凄いですね。
これだけ民主党への追い風があれば、元々民主王国と言われている愛知県、当然の結果といえば当然でしょう。
個人的には、昨年9月の金融危機勃発からここまで、麻生政権の執った金融・経済対策は間違っていなかったと思っています。
ご多聞に漏れずうちの会社も雇用調整助成金のお世話になりました。
これが無ければ今頃私もハローワークに通う一人だったかもしれません。
エコカー減税・買い替え補助金で、急激な需要縮小から急場を凌ぐことが出来た自動車産業。幸いにも私の会社はその恩恵を受けることが出来ています。
これらの対策の根拠となる補正予算・関連法案の成立を、昨年秋頃から政権交代を理由に頑ななまでに拒否した民主党。
「国民生活が第一」を謳っていた当時の民主党には不信感を覚える一方でした。
さて、その民主党、政権交代してからまずやることは2009年度補正予算の執行停止。
これはつまり民主党の掲げる子ども手当てや高速道路一部無料化を実現するための予算確保のためだそうです。
で、執行停止される2009年度補正予算はこちら(PDF)。
エコカー購入補助金やエコポイントってどうなるんでしょう。
スクールニューディールでの公立小中学校の耐震補強工事。先日、静岡で起こった地震を思えば、早めに対処して欲しいとこでしたが。
雇用調整助成金、すでに雇用対策資金から大きく取り崩す予定だったところを見ると打ち切りになりかねないかも。
耳障りのよい言葉に釣られた代償は意外に大きいのかも知れません。
大崩海岸 EOS5D/EF28-70mmF2.8L
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