八朔

八月朔日、いわゆる八朔。
本来ならば旧暦を指す言葉で、まだ先なのですが、カレンダーにも新暦8月1日の欄に八朔って書いてあるから、まあ良しとしましょう。

この日は朝から緊張していました。
スピッツの武道館ライブ。いや、ワタシがライブを見るわけではなく、福島から古い友人と娘さんがライブを観にやってくるので、開演前に会いに行くことにしていたのです。
彼女に会うのはかれこれ20年ぶりで、自分から言い出したくせに、当日になってものすごい緊張感に襲われて、何回トイレに行ったか知れやしない。(^_^;)
人ごみの中で無事に会えるだろうか、などと言うのは取越し苦労で、カフェから出てきた瞬間、遠目でもすぐにわかりました。（＾＿＾）
お互いの近況やら最近聴いている音楽、震災時の様子など話が尽きない。
お母さんになっても全く変わらない、というか昔から彼女はお母さんみたいな人だった。
当時のワタシときたら掃除洗濯片付け全般が嫌いで、自堕落な毎日を送っていた。そんなワタシの世話を焼き、叱咤し背中を叩いてくれていたのは寮で同室だった彼女。今ワタシが曲がりなりにも主婦としてやっていけているのは彼女のおかげといっても過言ではありません。
会えてよかった。嬉しかった、ホントに。（＾＿＾）


会場に入る親子を見送って、新橋に向かう。
この日は結婚記念日だもんで、主人と外ごはん。
お目当てのお店はすでに満席。金曜の夜だもんね、そりゃそうだ。
別のお店にて、美味しい魚介のサラダと牛ステーキとお酒を堪能。(≧▽≦)


八朔は別名「田の実（頼み）の節句」とも言い、日ごろお世話になっている、頼みあっている人たちに感謝を表すのだそうです。今まで支えてくれた人、お世話になった人、皆様に感謝いたします。<(_ _)>