南青山、ギャラリー玉英で開催中の
野口哲哉作品展armored neighbor~鎧を着た隣人~を観に行ってまいりました。
練馬区美術館でシャネルの甲冑を見て以来彼の作品のファン。
昨年末同じギャラリーで開かれていた個展は諸事情で観に行けずじまいで、今回はぜひとも観ておきたいと主人の留守にもかかわらず1人で出かけて行ったら、到着して間もなくギャラリートークが始まってビックリΣ(・ω・ノ)ノ!
侍がアイスクリームを食べていたりと一見ふざけているような、名画のパロディのような作品に見えますが、実は時代背景やら文献やら研究に研究を重ねたうえで、「ならこんなこともあったのではなかろうか」という発想から生まれたもの。レンブラントやフェルメールと侍という接点のないようなものも、検証してみると実はとても身近に感じられる、当時と現代の画材、絵具の質の違い、自作のフレーム等々、とても楽しく興味深い話が盛りだくさんのトークショーでした。
会期は来週まで、もう一度見に行くつもり。
来年には横須賀美術館の鎧作家の展覧会に参加、夏には銀座のギャラリーで個展もあるとのこと。
どのような変化が起こるか楽しみにしています。