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山猫狙撃隊

Lictreの趣味の場所

カメンライダードラゴンナイト

2010-04-06 | テレビ番組

 やってきました番組改変期。
 そこで期待しているもののひとつが「カメンライダードラゴンナイト」。地上波では初放送。パワーレンジャーのような作り方をしていて、日本の仮面ライダーの造形と一部映像を使いつつ、新しいドラマを作っている。ドラゴンナイトの元は仮面ライダー龍騎。

 第一話を見たところではいい感じ。アメリカの高校生を主役とした海外ドラマの風味たっぷりのところに仮面ライダーの要素が加わっている。登場人物はもちろんアメリカ人。蓮がレンとなるのはそのままだけど、城戸がキットとなるとはねw
 最初に出てくるのはウイングナイト。日本版でのナイトだ。ウイングナイトが登場して、敵を倒した後に変身解除なのだが・・・・・・中の人がターミネーターみたいなマッチョなグラサン男で吹いたw

 変身前の生身の役者のアクションはかなり良い。身体能力高いなー。

 多くが撮りなおしの映像だったけど、一部特撮シーンでは日本のものが使われている。そのため、舞台がカリフォルニアなのに変身するとなぜかさいたま新都心になったりするw

 これからどのような展開を見せてくれるか大いに期待している。


繰り返し

2010-02-21 | テレビ番組

 シンケンジャーの最終話を何回も見ている。もう10数回は見ただろう。
 美しい話の流れなんだよなー。これほど見事な最終話は今後あるかどうか。登場人物に無駄なのが一人もいない。特に正義の味方側の全ての力が無いとラスボスが倒せなかったところがいい。単純に全ての力を結集してというのではなく、それぞれが何らかの形で関与している緻密な脚本が秀逸すぎる。


天装戦隊ゴセイジャー

2010-02-16 | テレビ番組

 大きな不安を抱きつつ、新番組「天装戦隊ゴセイジャー」を見た。
 不安というのはシンケンジャーを見た後だから、がっかりするのはほぼ間違いない、ということだ。

 第一話を見た感想は「普通」。

 キャラの個性は出ているし、デザインも良いし(テンソウダーを除く)、ストーリーも悪くはない。
 思わずシンケンジャーの第一話を見直してしまったが、比べるとシンケンジャーの物語への引き込み具合が際立って見える。それに比べるとどうしても数段見劣りがしてしまう。繰り返すが悪くはない。普通だ。しかしもはやこんなものでは満足できないのだ('A`)。


シンケンジャー終幕

2010-02-09 | テレビ番組

 一年間楽しませてもらったシンケンジャーが堂々の最終回を迎えた。怒涛の展開で終盤は最高に盛り上がった。戦隊シリーズの中で最高の評価を与えたい。

(以下ネタバレあり)

 何から話せば良いか迷うので、特に良かった何人かを紹介する事にしようと思う。

○シンケンレッド/志葉丈瑠
 まずは何といってもこの人。今回は殿と家臣という設定なのでレッドのリーダーとしての存在感が強く、他に類を見ないリーダーシップが発揮される戦隊物だった。
 「現代の侍」という時代錯誤な設定、及び各人の事情などにより、主従関係を築くのに時間がかかった。そして主従の絆が強固になった終盤に明かされる影武者という事実。いったんは外道に堕ちかけるも、皆の力によって踏みとどまり、本当の当主として殿に返り咲く展開は神がかっていた。

Sinken○シンケンブルー/池波流之介
 生真面目が空回りするというムードメーカー的な役割は面白かった。戦隊物で青といえばサブリーダー兼レッドのライバルという役回りだが、従来はライバルという面が強調されることが多かった。しかし、シンケンジャーではライバルとしての要素は無く、サブリーダーとして存在感を放っていた。丈瑠不在の時のリーダーは流之介にまかされる等、信頼の厚さが行動で見られたことも新鮮。
 最後の戦いではなんとブルーが止めを刺すという、戦隊物始まって以来の快挙。この予想外の展開は大きな驚きだった。

○血祭ドウコク
 最初から最後まで外道衆のボスとして君臨していた事を褒めたたえたい。「真のラスボスは他にいる」という展開の作品が多い中、一貫してラスボスであり、シンケンジャーの目標であったので話がブレなくて良かった。「絶望を味あわせてやる」というセリフ通り、圧倒的な強さも忘れられない。結局、封印の文字、シンケンマル、烈火大斬刀×3、シンケンマル×2と、2話に渡って7回も同じところに攻撃を与えなければ倒せなかったのだから、凄まじい。


「坂の上の雲」第5回「留学生」

2010-01-14 | テレビ番組

 あっさりと日清戦争も終わり、松山に療養に来た子規と真之がそれを語る。
 無邪気に日本の勝利を喜ぶ子規に対し、部下を死なせた後悔を見せる真之の対比。

 伊藤、陸奥らの会談。伊藤は今回も良い演技だなー。伊藤博文でひとつドラマを作ってほしい。この会談では閔妃の暗殺事件について触れていた。三浦が主犯であると断定していたが、原作でもそうだったかな? どちらにしろ朝鮮国内の事情について説明せずに語るのは危険だと思う。

 広瀬が裸の写真を撮って祖母に送る話。ここで真之と一緒に撮るのはどうかと思う。後にイギリスで一緒に撮る意味の大きさが減じてしまうではないか。

 広瀬、真之らの留学が決定。成績優秀者が各国に送られるわけで、そんな中、優秀とは言えない広瀬が選ばれた経緯についてもちゃんと触れられていた。留学先ではアリアズナとの恋愛話。ここは原作通りだが、ドラマでは最初から気があるように描写されていた。
 上司である八代少佐は片岡鶴太郎。背が広瀬と大きく違うので、広瀬の体格の良さが際立っていて良かった。

 一方、真之はアメリカへ。汽船の煙に何か違和感がある。CGだろうけど、何がおかしいのだろう。
 作中でも触れていたが、真之がアメリカへ行ったのは幸運だ。ひとつはこの当時の海軍戦略の権威、マハン氏に会うことができたこと。ひとつは任期中に米西戦争が勃発して観戦武官として派遣されたこと。
 米西戦争では閉塞作戦が行われていて、これについてロシアの武官が噛み付いていた。実際のところ、彼の言い分の方が正しい。この後、日露戦争で日本海軍は旅順の閉塞に失敗することになる。もっとも彼が主張する陸からの攻撃で日本は大損害を出すわけだから、色々と感慨深いシーンだ。

 この後、高橋是清がまさかの登場。なぜかナイアガラ見物に。ここと小村寿太郎のところで登場するイロコワ族の話が当時の日本の立場をよく表していた。

 その後、またロシアの場面に移ったが、ここでフィギュア五輪代表決定のニュース速報。こういう事があるたびに思うが、速報やめてほしい。こちらはドラマを楽しんでいるのであって、フィギュアとかどうでもいい。

 ここで第一期の放送はすべて終了。続きは一年後となる。いよいよ日露戦争開始。しかし、そのクライマックスはさらに一年後。なんとも気の長いドラマだ。視聴率はあまり伸びてないようで残念。打ち切りにならないよう祈る。