2ちゃんねるで無断掲載されていた「第60期 王座戦五番勝負 第3局」の抜粋が面白かったので、本を買ってみた。
短篇集だが、短編というか、もっと短い。ゆるい感じのギャグで、脱力系。アイデアは光っているが光りすぎていて、もはや「これは小説なのか?」となっている物も。王座戦の話は将棋の対局を解説者と聞き手が解説する形式で、もちろん対局図が掲載されている。これを利用してとんでもない場面を描いているのが面白い。「同金」で吹いたのはこれが初めてだし、今後も絶対無いだろう。
なんと裏表紙にまで短編があり、さらにはカバー裏まで短編がある。こんなアホな短篇集(褒め言葉)は見たことがない。
個人的には「神の国」が好きだ。日本古来の神々について前から思っていたことが作品になっている。やっぱそうなるよな。