佐藤中佐の出番無かった(´・ω・`)。舘ひろしも出番なし。えー。
少し時間を巻き戻すかと思っていたら、そのまま回頭の続きからだった。以後、丁字戦法の説明があるのみで砲撃戦の描写ばかり。
ロシア兵が「何だあの爆発は」と言う。下瀬火薬の威力だ。ロシア艦隊は艦も海も燃えていく。
ロジェストウェンスキーが負傷し、指揮権はネボガトフへ。と、ナレーションが入って艦隊戦が終了。え、ここで終わり? 第二艦隊の活躍とかないし。マジかよ。
海軍省での描写を挟んで、翌日ネボガドフ艦隊との戦い。ネボガトフ艦隊は白旗を揚げるが、聨合艦隊にボコボコにされる。機関を止めていなかったからだ。このあたり、前に東郷が民間船を撃沈した話が伏線になっているのだが、2年前の伏線かぁw
あとはエピローグ。その後の真之が描かれていて良かった。坊さんになると言うとことか釣りをしているところとか。
日本海海戦の場面はかなり画面を作りこんでいて良かった。砲撃指示の黒板とかいい感じ。これからNHKで日露戦争の話が出るたびにこの映像が使われるだろう。ただ、全体的な戦いの流れが「丁字戦法で撃破しました」で終わってて残念。
ついにこれで坂の上の雲が終わってしまった。語ってほしいところはまだまだあったので全13回はやはり少ない。しかし、まずは映像化してくれて本当に嬉しい。司馬遼太郎の原作に沿いつつ、最新の考証も入れつつ、余計な場面も入れつつ。脚本家も自殺しちゃうし色々大変だったろうと思う。だが、これで現代では知名度の低い日露戦争がまた少し注目されたかもしれない。作品中でも言っていた通り、白人優勢の時代を終わらせた意味で歴史的な世界の転換点なのでとても大事なところだ。
不満点はもちろんあるが、まずは面白かったと言いたい。良かった。