政治ネタは書かないようにしているのだけど、これは趣味の範疇にも入るので書いてみる。
アニメの殿堂とか国立漫画喫茶とか言われている「国立メディア芸術総合センター(仮)」。世間の反応は「また無駄遣いか」というものだが、俺はそうは思わない。
このセンターのモデルになっているのはオーストリアのアルス・エレクトロニカ・センターで、こちらは成功している。日本では文化庁メディア芸術祭というものが1997年から開催されており、海外でも何度か開催されて徐々に知名度を上げている。この成功を受けてのセンター設置であり、メディア芸術祭等の恒久的な拠点としての目的を持っている。つまり、これは思いつきや突然わいてきた企画というわけではない。
センターは今後の日本のコンテンツ産業の中核になり得るもので、アニメ、ゲーム、そして最近は映画も海外での評価が高まっている今としては作るのが遅すぎる程だと思う。
もっとも、ただ作っただけでは意味が無く、その後の運営に成否がかかっている。そういう意味でも「アニメの殿堂」やら「国立漫画喫茶」やら的はずれな否定意見を早々に払拭し、内容の議論をすべきだ。麻生総理の言葉を借りれば、メディア芸術の分野は我々が思っている以上に国際的評価は高い。
「国がアニメを見る目とかあるわけねーじゃん」という意見の人はこれを見よ!
平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭
アニメーション部門 審査委員会推薦作品
「コードギアス」はまだしも「絶望先生」「ストライクウィッチーズ」なんかも推薦されているんだぞw
大丈夫だ!!!