山猫狙撃隊

Lictreの趣味の場所

【FFXI】スナップショット検証 その3

2009-06-30 | FFXI

 G15を買った理由の大部分はスナップショットの検証に使いたいからだ。前回の「目視でストップウォッチ」では計測誤差がありすぎる。逆に言うとスナップショットの効果が微少すぎる(泣)。
 フリーのツールを使っても同じ事はできるのだけど、規約違反だしなるべくやりたくない。かといってキーボードのマクロが白かというとだいぶ黒っぽい。まー、ツールよりマシということでお目こぼし願いたい。

○検証方法
 キーボードで遠隔攻撃を2回行うマクロを作り、間隔を0.01秒単位で変更して2発目を撃てるか否かを見る。装備はレリックガン(間隔999)とブロンズブレット(間隔240)。

○結果
 ラピッドショットの発動とラグにだいぶ悩まされた。マクロでの射撃が成功する確率が8割程度になったところを終点としている。ちなみにその点から0.01秒短くすると成功する確率は5割以下と大幅に低下する。

ノーマル
11.45秒

スナップショット10%のみ
10.85秒

スナップショット10%+マルクワルドコル
10.49秒

スナップショット10%+ベロシティショット
9.71秒

スナップショット10%+マルクワルドコル+ベロシティショット
9.22秒

○考察
 この計測結果に合致する式を探してはいるが、どうもわからない。単純にそれぞれの%を足すだけではどうやっても計算が合わない。いちばんわからないのはベロシティショットを使ったときにマルクワルドコルの効果が予測より上がること。どうもベロシティショットだけ違う計算になっているように思われる。現時点ではっきり言えることは射撃にかかる時間の一部にしかスナップショットの効果は適用されないという事と、単純な%の足し算にはなっていないという事だ。

○現在の中途半端な仮説
 レリックガンとブロンズブレットの組み合わせにおいて、スナップショットの効果が適用される時間の範囲は限定される。全体を「銃の間隔+弾の間隔+アビ特有の硬直時間(2秒)」と分けると、このうち銃の間隔のみがスナップショットの影響を受ける。銃の間隔は(11.45-2.00)×(999÷(999+240))=7.62秒。

 メリポのスナップショットは一段階で4/256、全部で20/256(7.81%)の短縮。
 マルクワルドコルは12/256(4.69%)の短縮。
 ベロシティショットは40/256(15.625%)の短縮。

 上記の仮説で計算すると、
 スナップ 10.85秒(0.00秒)
 スナップ+マルク 10.50秒(+0.01秒)
 スナップ+ベロシティ 9.66秒(-0.05秒)
 スナップ+ベロシティ+マルク 9.31秒(+0.09秒)
 となり、ベロシティ無しの方は計測結果とほぼ一致するが、ベロシティ有りの方はずれている。なお、()内は実測値とのずれ。

 このベロシティを無理矢理に合致させる式をでっち上げてみる。計測値と計算の不一致を解消する力技として、ベロシティに二つの効果があると仮定。一つは普通の遠隔ヘイスト効果。もうひとつはスナップショットの効果を上げるボーナス。
 そうするとベロシティショットの遠隔ヘイストを8.98%(23/256)、スナップショットに対するボーナスを1.37倍(350/256)とした時に計測値とほぼ一致する。わかりにくいので一例を挙げる。メリポスナップ(7.81%)とベロシティ(8.98%)を使うと、これらを足した16.79%に1.37を掛けた23.00%がこのときの遠隔ヘイストの数値となる。

 計算式は以下の通り。

 発射間隔=(A-B)×(1-(C×D))+B

 A: 元の発射間隔
 B: 矢弾の発射間隔+アビリティの硬直時間(2秒)
 C: スナップショット合計値
 D: ベロシティショットによるスナップショットボーナス係数(ベロシティが無ければ1)

 とりあえず一致はしたが、無理矢理過ぎるのでベロシティに関しては参考程度に見てほしい。ベロシティショットの謎は難敵で、これを他と同じ効果、スナップショットに対するボーナスのみの効果、適用する時間範囲を変えた場合の効果と色々考えてはみたが、そのどれも計測結果と一致させることはできず、一致したのは上に書いた方法だけだった。

○感想
 より正確なデータで検証したいと思ってやったら、さらなる混迷にはまりこんだ(汗)。
 前回の不正確なデータによる検証ではマルクワルドコルのスナップショットを悪者にしてしまったが、ちゃんと効果はあったようだ。ごくわずかすぎて計測誤差の中に埋もれてしまっただけで・・・・・・
 そして今回の計測でスナップショットは射撃時間の全体には適用されないということが判明した。もっとも、狩人を長くやっている人は皆なんとなくわかっていた事だと思う。これにより「スナップショット30%」にしても発射間隔は実質20%程度しか短縮されない。ヘイスト30%は間隔がきっちり30%短縮されるのに、この差は何としたことか。・゜・(ノД`)・゜・。

※計算式を追記しました(2009/7/1)


Logicool G15 Gaming Keyboard

2009-06-29 | デジタル・インターネット

Sg15s  ロジクールは魅力的なデバイスを作ってくれるので好きなメーカーだ。今回買ってきたのはゲーマー用と銘打たれたキーボード。特徴はキーの文字が光る! しかもオレンジに! オレンジ!!

 ・・・・・・じゃなくて、左端にあるマクロボタンと中央上部にあるLCDパネルが特徴。マクロはゲーム中のいろいろなキー操作を記録させることができる。ボタンは6個で、切り替えボタンが3つ。6×3=18種類のマクロを登録することが可能だ。記録は専用のソフトを使うほか、MRと書かれたボタンを押すことによってゲーム中に記録することも可能。

 LCDパネルはPCの様々な情報を表示可能で、ゲームをやりながらメッセンジャー等の情報を見ることができる。対応しているゲームならばそのゲームの情報を表示できる。

 これを買った理由はもちろんFFXIのためだ。さっそくマクロを試してみる。

 動かない・・・・・・・

 ボタンへの記録はできるが、動かない。買う前にネットで情報を見たときにはFFXIで使えるという話と使えないという話があってどちらかわからなかったが、俺は使えない組に入ってしまったようだ。

 その後いろいろと試していて解決策がみつかった。俺のPCはOSがVistaなのだけど、これのユーザーアカウント制御を無効にしたらマクロが使えるようになった。Vistaめ、またお前か。


ドラゴンランス(角川つばさ文庫)

2009-06-27 | 本と雑誌

 出版しては廃刊になっていくドラゴンランスシリーズ。俺が最も好きなファンタジー小説なのに、日本でのこの人気の無さはなんとしたことか。

 そんなドラゴンランスシリーズの最初であるドラゴンランス戦記(Dragonlance Chronicles)が児童文庫の「角川つばさ文庫」から復刊される。児童文庫ということで内容が改変されるかもしれないと危惧したが、それは少ないとのこと。そして表紙のイラストが公開された。イラストレイターは「ひぐらしのなく頃に」の講談社BOXの表紙・挿絵を描かれた「ともひ」さん。

Sgoldmoon  イメージが大幅に変わると嫌だと思っていたけど、これなら良いかと。雰囲気は出ていると思う。中央はゴールドムーン。かなりの美人という設定(ただし、人間のレベルで)。主人公の一人にして物語の最初で鍵となる人物。そしてもう一つ鍵となるアイテム、青水晶の杖。これを表紙に持ってきたのは正解だろう。

 後ろに少しレイストリンが見えるのだが・・・・・・まさかイケメン?
 イケメンであるキャラモンの双子の弟だから、イケメンであってもおかしくない。しかしそんなイラストは今までに描かれていないから、そう描かれたら面白そうだ。