春、花桃の旅*～宿編～

☆

『保寿寺』を後にして今夜のお宿え。

奥三河国定公園内に位置し、天龍峡渓谷沿いに佇む静かな宿



『峡泉』さん

かなり早く到着してしまったので天竜峡を観に行きました。






断壁が良いですね



そして宿え。






外観も良い雰囲気です



ロビーのお庭も素敵です。

しかし…接客の方が結構なおばあさん。
荷物を持ってくれたのですがかなりよたよたしていたので
なんだか申しわけない感じでした。

しかもロビーはあんなにキレイだったのに
客室えと続く廊下に出たとたん、おや？

廊下の外は窓越しに倉庫だったりホースだったりが丸見え



お部屋もせっかくの畳の上に、寒いからか？
絨毯がしかれていてしかもホコリのかたまりやたばこの焦げ跡が
あったりする。提燈は割れてる始末。

とりあいずお風呂に向かいましたがこれかい！？
というほどのこじんまりさ。

しかもお風呂を出た目の前に厨房への扉があって
さっぱりしたのにあまり気分が良くなかったです。
従業員の話し声もすごかった。

さあ晩ごはんです

お部屋食ですが、運んでくるのはさっきのおばあさん。

足腰が弱いらしく運ぶのも並べるのもやっとな感じ
おいおい大丈夫か？



食前酒：あんず酒



先付：ほたるいか、焼き海老、アサリ、青菜の胡麻餡かけ



地元野菜盛り

ん～いまいちぱっとしない味付け

なばなにタルタルソースは微妙でしょ



買ってきたワインは、持ち込みだしダメかな～
と最初は遠慮していましたが
も～なんかどーでもよくなって堂々と飲みました。

うまかった。



お造り：まぐろ、イカ、かんぱち、真鯛



吸い物：清汁仕立て　白魚、竹の子など



中皿：信州牛焼き

…これは、ないでしょう。家の飯か？
せめて自分で焼かせてや



鰆照り焼きぱっさぱさ



煮物ちんけ



揚物：桜えび、掻き揚げ、蕗の薹など






竹の子炊き込み



水菓子：白桃ゼリー寄せ

ばーさんはとりあえず、よたよたよっこらしょと品を出すだけ
たしかに御品書はありますが、なんか一言、言ってこうよ。

しまいにゃビール１本しか飲んでないのに２本ですね
と言ってきて、違いますよ、と言うと
あー失礼しましたねーの態度。バイトか？

そして問題はこの後

お風呂からあがりお部屋に戻ろうとすると廊下の壁に
デカイ蜘蛛がっっ！！

急いで母が呼びに行き「クモがいるんですけど」というと

「ここは森の中ですからねー」と、まず、言い訳。

「娘が恐がってるんですよー」というと

「あー若い子はねー」

たしかにお部屋に「ここは森の中なので虫が出ます」って書いてあったから
出すなとは言わないよ

でもそーいうことはさ、思っても客に言うことと違うんじゃない？

パイプにガムテープをくっ付け退治はしてくれましたが
「また出たらアレなので持ってかれます？」っておいおい。

旅館てさ、一番のサービス業なんじゃないの？
ただご飯食べて寝るだけじゃなくて「おもてなし」ってもんが
日本の旅館の好さのひとつなんじゃないの？

とにかく気分悪く就寝しました。

☆