象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

中国はアジアの警察か?それとも単なるバカか?〜南シナ海は誰が為にある〜

2020年04月24日 11時15分18秒 | アジア系

 中国政府は21日、南シナ海の地勢や島80ヶ所を命名した19日公表のリストを巡り、その正当性を主張した。
 命名リストには計80か所に上る島、岩礁、海山、砂洲、海嶺の中国名と位置座標が掲載された。このうち55か所は海面下にある。
 中国が前回、この様なリストを出したのは1983年の事で、当時は同海域の地勢287か所の名称について公表していた。
 これを受けベトナムは、同海域の自国の領土主権を”著しく侵害するもの”だと主張し強く反発した。
 中国政府は、南シナ海で領有権を争うベトナム、フィリピン、台湾、マレーシアをはじめとする周辺国に対し、これまで繰り返し領有権を主張している

 世界が新型コロナウイルスのパンデミックと闘う中、米国務省は6日、中国が南シナ海で調査基地と称する拠点に特殊軍用機を着陸させたとして、感染流行の危機を利用し、同海域への進出を拡大しないよう警告していた。
 ”パンデミックと戦う国際社会を支援する事に注力し、外国の混乱や弱みを利用し南シナ海での違法な領有権の主張を拡大しないよう求める”との米国務省のモーガン報道官の声明が全く無視された形となった。
 以上、AFPから一部抜粋でした。

 
パンデミックの弱みをついた中国

 ”中国国務院はこのほど西沙区と南沙区の設置を承認した”
 これは中国政府が18日に発表したもので、南シナ海の西沙諸島と南沙諸島にそれぞれ新たな行政区を設置したとしている。
 領有権を巡り各国と争いが続く南シナ海の島々について、中国はこれまで海南省三亜市が管轄すると主張し、海域一帯で人工島を作り軍事拠点化している。
 故に今回の“決定”は、国際社会の批判にも関わらず、実効支配を更に強化する狙いがあるとみられる。
 以下、”南シナ海支配、香港弾圧~新型コロナと戦う世界を尻目に中国は着々と影響力を拡大”から抜粋です。

 中国共産党系の環球時報は、”2地区の設立は、アメリカの軍艦や航空機が頻繁に侵入し、中国の主権に挑戦し、中国の海洋の安全保障を危険に晒してる南シナ海における中国の支配権を再確認する事を目的としている”と伝えた。
 これに対し、南シナ海で領有権を中国と争うベトナムは猛反発。”主権を侵害する行為に強く抗議する。中国は誤った決定を撤廃するよう求める”と強く批判した。

 この海域では4月、中国海警局の船舶と衝突したベトナムの漁船が沈没し、当事国のベトナムだけでなく、同じ海域で中国と領有権を争うフィリピンも反発した他、アメリカ政府は深刻な懸念を表明した。
 アメリカ国務省は、”中国はパンデミック後も軍事基地に研究機関を設置するなどして、南シナ海での不法な主張の拡大の為に、他国が注意を払えない弱みにつけ込むのをやめるよう求める”との声明を出し、痛烈に批判した。
 この声明に対し中国国防部は、”中国は主権の範囲内で公務を遂行してる。情勢を悪化させない為、アメリカは中国への言いがかりや南シナ海への干渉をやめるべき”と反論した。
 各国が感染対策に追われる中、隙をつく様な形で自国の権益を拡大し主張する中国の動き各国の批判と警戒が強まる。

 
パンデミックを隠れ蓑にした中国

 香港でも大きな動きがあった。香港当局は18日、民主派の有力者ら15人を、去年8月から10月に反政府抗議デモを呼びかけて参加した疑いなどで一斉に逮捕した。
 その香港も感染者が1000人を超え、厳しい感染防止対策が続き、去年毎週の様に行われた大規模な抗議デモは行えない状況だ。
 しかし、今年9月には立法会(議会)の議員選挙が予定され、感染が収束すればこうしたタイミングで再びデモが行われる可能性はある。
 香港メディアは、”逮捕は9月の選挙で民主派への立候補や投票をさせない為の政治的動機によるものだ”との民主派の声を伝え、デモ再開やその先を見据えた当局による牽制と指摘する。
 香港警察は、”逮捕する理由がある者は合法的に逮捕する”と強調するが、民主派団体は、”中国政府が本土で毎日多くの人を逮捕するのを真似してるだけだ”と批判する。
 国際社会が新型コロナウイルスの対策に追われる中、香港当局による民主派への圧力強化の背景には、中国政府の判断があるとみられる。

 こうした動きに、米ポンペオ国務長官は強い懸念を示し、”中国政府は、透明性•法の支配•香港の高度な自治の継続を保証した中英共同宣言と一致しない行動をとり続けてる”と批判。
 また共和党上院のマコネル院内総務は、”中国共産党は隠蔽と不作為で感染を拡大させ、パンデミックを平和的な民主主義指導者逮捕の隠れ蓑に使うべきではない”と厳しく批判した。
 これに対し中国外務省は、”欧米の政治家が不当に非難し、逮捕の撤回を求めるのは香港の法の支配と司法の独立への重大な干渉であり断固反対する。反中暴徒を後押し騒ぎ立て、中国の内政に干渉する事はやめるよう求める”と強く反発した。


日本も例外ではない

 感染拡大後、日中間ではマスクなど医療物資を送り、官民問わず友好協力関係が続いてる。しかし一方で、沖縄県の尖閣諸島周辺では中国公船の領海侵入が今年は4月までに7回起きてる他、11日には中国軍の空母が沖縄本島と宮古島の間を通過、中国軍機に対する自衛隊機の緊急発進も相次ぐ。
 感染対策に追われる中での活発な軍事活動に河野防衛相は、”極めてけしからん”と不快感を表明した。
 習近平(のバカ)は、感染拡大をある程度抑え込んだとして国内で経済活動の再開を進めている。また、国外に向けては習近平が掲げる“人類運命共同体”を強調し、医療物資や医療チームの支援を世界各国に送る”マスク外交”を展開。国際貢献を強くアピールし、強かに確実に、その影響力を拡大しようとしている。
 その一方で、新型コロナウイルスとの戦いが続く国際社会を尻目に、南シナ海では実効支配を強化し、香港では民主派摘発を進める。
 国益の追求として、”それはそれ、これはこれ”なのかもだが、ウイルスに打ち勝ったとする過信(誤信)と高揚感から、国際社会での存在感を更に高めようとの(アホ丸出しの)狙いも透けて見える。
 以上、FNN Prime Onlineからでした。

 
最後に〜支那国の本性と野蛮と

 結局、中国がやってる事は、ドサクサに紛れてのテロ行為であり、茶番劇にも似た幼稚な権力ごっこなのかもしれない。
 こういった事を本気でヤッてる中国共産党の知能レベルがどれ程のものか?安倍もバカだが、この習近平もアホ丸出しだ。
 中国が世界中に撒き散らした武漢ウイルスお陰で、世界の先進国は大打撃を受けた。勿論、この責任は全て中国、いや中国共産党にある。
 今こそ世界が一致団結して、中国共産党に制裁を加えるべきだろう。

 ウイルスは人間の国家の本性をあぶり出す。結局、今の中国はかつて世界中が蔑んだ、野蛮なだけの”支那の国”なのかもしれない。



4 コメント

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ドラゴン怒りの鉄拳 (tokotokoto)
2020-04-24 13:54:52
という映画では日本人が中国人を「アジアの病人」と揶揄し、「中国人と犬は入るべからず」という看板をブルースリーが怒りと共に蹴飛ばします。
しかし今この映画上のシナリオが現実のものとなりつつある。今の中国はコロナ感染で「アジアの病人」になった支那国です。
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tokoさんへ (象が転んだ)
2020-04-24 15:27:23
この映画ではブルースリー演じる中国人を応援してましたが、今回ばかりは支那国をバカにする日本を応援したいですね。

結局追い詰められると国家や人間はその本性が剥き出しになる。そういう意味では日本の政治家も同じですが。
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Unknown (mainichiblog)
2020-04-24 19:24:45
大変だね
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mainichiblogさん (象が転んだ)
2020-04-24 22:42:31
中国も私達日本人が思ってる以上に大変なんでしょう。
毛沢東や周恩来が今の中国をガッカリだろうね。
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