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象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

アクション活劇も悪くない〜「イコライザー THE FINAL」に見る正義の殺戮

2024年07月04日 17時09分40秒 | 映画&ドラマ
 私が好きな俳優さんを3人挙げるとすれば、まずは「ショーシャンクの空に」で一躍スターダムにのしあがったティム・ロビンス(65歳)を筆頭に、「96時間」で渋いアクションヒーローを演じたリアム・ニールソン(72歳)と、「イコライザー」シリーズのデンゼル・ワシントン(69歳)である。 ”語る”俳優とされるティム以外の2人はアクションヒーロー寄りだが、3人共に共通するのは、(派手で . . . 本文を読む

復讐と憎悪の先に・・〜ドラマ「ギバーテイカー」(2023)

2024年06月30日 06時32分15秒 | 映画&ドラマ
 原作では“妹が殺された刑事”の設定だったが、“娘が殺された元小学校教師”へと変更したお陰で、結構濃密でシリアスな展開となる。 「TOKYO VICE」では、”シリアスなドラマは日本人では描けない”と書いた。が、勿論、多重階層に展開する「BOSCH」と比べるべくもないが、私が理想とするドラマには近いと思えた。 いや、そう思わせ . . . 本文を読む

老舗ホテルの価値と限界、そして凋落〜ドラマ「HOTEL -NEXT DOOR-」に見る、転売屋の憂鬱

2024年06月15日 04時24分41秒 | 映画&ドラマ
 こうしたドラマを見ると、老舗ホテルというものが伝統と誇りに支えられてはいるものの、如何に見てくれだけの存在であるかを教えられた気がする。 ”オモテナシ”という日本古来の文化がホテルの伝統を支えてる事自体は間違いないが、度が過ぎる接待も考えものではある。 少なくとも、今や”お客様は神様”ではないし、度の過ぎたサービスは余計以外の何物でもない。 そうい . . . 本文を読む

ジャーナリズムの魂を守れ〜「社長室の冬」と新聞革命

2024年06月10日 05時29分01秒 | 映画&ドラマ
 紙の新聞では、悪徳政治家の深く暗い闇は葬れない・・・ がしかし、新聞が紙からネットになってからも、ジャーナリズムの魂は抜き取られたままである。もっと言えば、昭和の時代に存在したジャーナリズムの正義は失われたままである。 つまり、「社長室の冬」の主人公・青井聡太(三上博史)が声太に主張する”紙がネットになってもジャーナリズムの魂を守る”事は、ドラマでは成し遂げられても、現実 . . . 本文を読む

サスペンスは日本人には描けない?〜ドラマ「BOSCH」と「TOKYO VICE」の格の違い

2024年06月07日 04時19分16秒 | 映画&ドラマ
 映画「ゴジラ-1.0」では日本映画復活の兆しが見えてきたが、VFXを駆使したアニメやSFや怪獣映画では、世界のトップクラスである事を証明できた。 しかし、シリアスなサスペンスや濃密な人間ドラマ系では、まだまだ欧米とは距離がある様に思える。 映画「ZODIAC」(2007)みたいに、古き良き時代をVFX技術で再現し、見る者の心を奪う事は十分に可能な筈だ。少なくとも、某人気小説家の推理モノは映画にす . . . 本文を読む

野心が生んだ一族の”呪い”〜ドラマ「ケネディ家の人々」

2024年06月02日 04時23分00秒 | 映画&ドラマ
 殆ど期待せずに、偶々目にしたドラマだが政治モノとして見ても、結構面白い。 数々のスキャンダルと悲劇に見舞われたケネディ家の内幕を描いた「ケネディ家の人びと」(2011)だが、ドラマでは1960年の大統領選投票日前夜から63年11月22日にケネディ大統領がダラスで暗殺されるまでの3年間を主軸に、ケネディ家の光と影を丁寧に紐解いている。 投資家として全米有数の富豪に成り上がった父ジョセフ・P・ケネデ . . . 本文を読む

自殺と特攻〜「永遠のゼロ」に見る、三浦春馬の鋭利な才能と希薄な運命

2024年05月30日 03時33分06秒 | 映画&ドラマ
 感動の映画と言うよりも、演技を超えた素の三浦春馬に憑かれたままだった。 ”何があってもどんな事があっても、生き続けろ” 終戦間近に特攻隊員として散った宮部久蔵(岡田准一)の言葉が、宮部の孫である佐伯健太郎を演じる三浦春馬の耳に届いてるかの様にも思えた。 勿論、抜群の操縦センスを誇る特攻パイロットの宮部を演じた岡田の演技も見事だったが、私には最初から最後まで三浦春馬に憑かれ . . . 本文を読む

”善良な悪人”って存在するのだろうか〜映画「シャイロックの子供たち」

2024年05月18日 05時43分10秒 | 映画&ドラマ
 見てて思ったのは、サスペンスやミステリーと言うより、現実には”ありえない”純粋な喜劇である。 銀行自体が腹黒い金貸し、いや”金転がし”と見れば、映画で起こり得る事は現実にも起こりそうだが、展開としては、ある一支店で起こった100万円の現金紛失事件。そこから露わになる10億円の架空融資というメガバンクの不祥事と、それに纏わる理不尽な契約(脅し)に翻弄 . . . 本文を読む

ゴジラに憑かれる大人達〜今”子供騙し”の映画が大受けする、そのワケ

2024年05月15日 04時07分39秒 | 映画&ドラマ
 「ゴジラ−1.0」(2023)がアマプラで配信され、「ゴジラ」(1984)、「ゴジラ2000」(1999)、「ゴジラ×モスラ×キングギドラ」(2001)と、立て続けにゴジラシリーズを見る。 単なる怪獣映画なのだが、不思議と嵌ってしまう。”子供騙し”と判っていながら、60過ぎてもゴジラに夢中なのだ。 因みに、(正確な記録が残ってる)興行収 . . . 本文を読む

過疎地域の矛盾と地獄絵を描いたB級?ドラマ〜「鵜頭川村事件」(2022)

2024年05月08日 06時18分24秒 | 映画&ドラマ
 1シーズン6話のみのTVドラマだが、異常なまでに感情移入してしまい、一晩で一気に見終えてしまう。 レヴューは”リアリティがなさすぎる”とか”過疎地にしては若者が多すぎる”とか、散々だが、田舎に住んでる私から見れば、他人事に思えない程に悍しく感じた。 流石に、我が柳川市はここまでは酷くはないが、近い将来こんな風に過疎化し、消え去る運命なのかなと、等身 . . . 本文を読む