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オトナメルヘンチック。

「パンがなければ作ればいいじゃない。」

夢心地でシュールな日常
2015年 トーキョー

Lyon:トークトークトーク!

2014-01-01 22:03:15 | 旅行 フランス Lyon
30分遅れたので、待たせて悪いなーと、友人との待ち合わせ場所へ。
メールが入っていた、彼らも送れるとのこと。

とりあえず極寒なので、ホテルの広場で待っていた。
少したって彼ら到着。
旧市街に直行すると思いきや、

「ちょっとチケットとっていきたいから、fnac(ツタヤみたいなショップ)にいっていい?」

・・・お、おお。
これは貴重な体験なので、ひょいひょいとついていった。

どうやら日本人グループらしい。
V系、ポップなどなど、日本人歌手のフランス人気といったらもう・・・
とにもかくにも今、ジャパニーズカルチャーが熱い!

fnacで並んで待っていると、とってもHAPPYな感じの女の子登場!
パステルピンクの服装は、まるできゃりー。

目があった瞬間、わたしはびっくりして叫んだ!

そう!今までメッセージでやり取りしていた女の子!
まさか今日会えるなんて!!!

「OHHHHH アン!ボンジュー! 今日会えるとはしらなかった!うれしい!!」

彼女も日本ファンなので、日本語勉強中。
少し話せます。

チケットを購入し、旧市街へ。
今回はバスで向かいます。
時間短縮できるからね!

バスで知らない人に、とにかく話しかけられる!
といっても変な人というより、陽気なおっちゃん。

旧市街をふらふらし、お菓子を食べにいきましょう!というアンの提案で、とっても可愛い~~~カフェへ!
インテリアがとても可愛い。



アイスクリームパフェ。
さんざん疲れて暑かったので、クレープとショコラ・ショー(ココア)をお勧めされたけど、アイスにしました。
アイスといってもシャーベット!
カシスとピーチ!

上にはホイップクリームとベリーも載っています!



友人は、クリームたっぷりのこのショコラ・ショー!
あまそーーーう!

これに、甘いクレープも食べるって言うからビックリ。
フランス人は甘いもの大好きだそうな。

恋愛の話、学校、将来のこと・・・くだらない話まで、いろいろ話した。
他愛ないおしゃべりが好き。

カフェでおしゃべりを楽しんだあとは、ケーブルカーでリヨンの岡へのぼる。
これも、バス、メトロと同じ切符。

ヒョイっと一瞬で頂上へ。
写真を撮りたかったけど、だめだと言われた。理由わからず。
友人に聞いたら「とても歴史ある乗り物だから。」とのこと・・・。



薄暗くなってきている。
丘の上には教会と広場があり、そのまま奥へと向かう。

街全貌が見下ろせる。
本日は霧が出ていて残念。



赤い屋根がとてもかわいい。
寒いけれど、うれしすぎた。

気づくと夜になっていた。
これから、あの大きなスーツケースを駅で引き取り、アパルトマンへ向かわねば。

アパルトマンは、リヨンの中央に借りている。
約束の時間までもう間もない。

友人にフォローを頼み、新居へと急いだ。



Lyon:ペルージュランチ。

2014-01-01 21:41:37 | 旅行 フランス Lyon
ペルージュ近くのTER駅付近で食べた、ランチの記録。



とても寒くて、おなかが空いていた。
たまたま通りかかった小さなビストロへ入った。
中は地元の人びとであふれていた。

「本日のメニュー 11ユーロ」



でん!

おおきなサラダ。
お皿いっぱいにてんこもり。

ヤギのチーズがトロリととろけ、パンにのっている。
このチーズ、ちょっとクセがあるお味。
日本人にはなじみが無いかな。

わたしは嫌いじゃない。



子牛のブランケット。


ホワイトシチューみたいなかんじです。
クリーミーに煮込んだ牛肉と野菜。

そして、ご飯が付いてくる。
このご飯、残念なことにあまり美味しくなかった。
タイ米かな。
日本のご飯を想像していただけに残念。繊維質で、べちゃっとしていた。

リヨンにはこういう米しか売っていなかったら、相当ショック。


この後、デザートがつくのだが、デザートのオーダー方法わからず。
そのまま、ボケーっとしていたら、ギャルソンがやってきた。

「デザートどう?」

そうそう、その一声が欲しかったの!



迷いに迷い、結局レモンパイをセレクト!

サクッと口の中に、焼きメレンゲが広がる。
甘酸っぱいレモンと、濃厚カスタード。

うーん。たまらん。
日本ではなかなか出会えない美味しさ。

満腹。御馳走様でした。
あまりにゆっくり時間が流れるので、気づいた時には列車発車10分前。
慌ててお会計を済ます。

レジでおじさんが「さようなら!」と。
日本人ってすぐにわかるみたい。

猛ダッシュで駅のホームへ。



黄色のランドセルで、切符にしっかり刻印を。

・・・とここで、反対側の駅にいたわたし。
のこり1分で電車が来るというのに、反対のホームへの行き方わからず・・・。

ピンチ。
咄嗟に、反対ホームの知らないおじさんに向かい叫ぶ。

「ムッシューーー!!!すみません、どうやってそちら側にいけばいいですか?!?!?!?」

わたしの慌て様に、おじさんも慌てる。
地下通路を使うと教えてもらい、なんとか反対岸へ。



よかった。もう電車がくる・・・

と、思ったら突然アナウンス。

「マダム、ムッシュー、ボンジュール。○○分発のリヨン行き電車が30分遅延します。待っててね。メルシー。」

・・・メルシーじゃないよ、メルシーじゃ。
ずっこけた。
さすがおフランス。

この後、友人に旧市街を案内してもらう予定だったので、急遽メールを入れる。
がっかりしながら、電車を待っていたら、向いのホームのベンチに座っていたお兄さんが、突然ホームで踊りだした。
どうやら、ダンスの練習らしい。

iPhoneで爆音かけていた。

さすが、フランス。
はんぱない。



Lyon:中世にタイムスリップ

2013-12-30 07:50:09 | 旅行 フランス Lyon
かつて、絹産業で栄えていた村だけど、戦争のために人口が激減した、この小さな村・ペルージュ。



8人まで減ったらしい。
しかし、村を保存しようというみんなの働きかけのおかげで、こうやって観光地として今も人々が訪れる。

そんなペルージュは、絵本に出てきそう。


朝の寒い空気が、ほっと暖かくなりそうな、かわいらしい家が並ぶ。



昨日までクリスマス市をやっていたみたい。見れなくてちょっと残念。
電球を撤去していた。



中世の村を、そのまま保存してあるらしい。
ヨーロッパって、本当に古い建物を今も使っている。ちょっと日本では考えられない。



古いけれど、ただ老朽化しているのではなく、深見が増している。
日本にも古いものが美しいという感覚がある。ちょっと質が違うけれど、でも、似たような感情を共有できてうれしい。



この村の名物ガレットを探した。


ほら、窓から見える、このお菓子。
素朴なカスタードピザみたいなもの。うす焼きのパンの上に、カスタードを置いて焼き上げたもの。

ここにしよう!というお店、なかなか見つからず、またも極寒の中をふらふら。
この村、本当に小さいので、すぐに一周できてしまう。





ドアにちょこんとクリスマスリース。
かわいらしい。
クリスマス前なので、どの家にも小さなオーナメントがドアに付いている。やはり、クリスマスは大切な行事なのだなあ~と実感。



ここで、ご機嫌そうにガレットを作るマダム発見!
よく見ると、たくさんのお客様!

これは、美味しいに違いない。
「ボンジュー!(こんにちは!)」と挨拶し、店内に入っていく。



おお、焼きたてのパンが、ドンドン出てくるではないか。


バゲット(フランスパン)なんて、1€以下で買えてしまう。恐るべし。

そして、ようやくガレットGET!



思ったより大きかったけれど、厚みが無いのでペロリと平らげた。
バターと卵の味がしっかりしている。



途中、何組ものフランス人旅行客に出会う。
老人が、集団で。もちろんガイドも「客もフランス人。なぜってフランス語で解説しているから。



トウモロコシ、かわいい。

この下に、小さな鶏も買われていた。
ゲージに布がかけられていたんだけど・・・まさか、チキン用ってことないでしょうね!?




大きなトラクター。
足取りの悪い石畳、ゴトゴト走っていった。



昼ごはんを食べようと、レストランへ。
しかし、観光地価格!高い!

と、いうわけで、地元民が行くようなローカルでお得なお店を求め、商店街へいくことに。






Lyon:ペルージュへの道のり

2013-12-30 07:13:24 | 旅行 フランス Lyon
パリの地方線RERが、相当治安わろし・・・なので、リヨンのTERにも怯えていた。

わたしの海外センター反応中の時は、「周りは皆敵!!いっぱい盗賊がいる!!(?)」なので、
「強気なセクシー(?)日本人」を演じ(ぜんぜんセクシーじゃないけど)乗り切ります。

・・・が、

こちらのTER、感動的に美しい社内で、とてもまった~~りした雰囲気。
車両も新しく、きれいで・・・まさに高級列車といった感じでした。



ふかふかの椅子。
途中トイレにいった。行き方わからずフラフラしていたら、お兄さんが教えてくれた。
「マドモアゼル、もっと向こうだよ。この車両にはトイレないよ。まっすぐ行って、左。わかった?

ありがとう、お兄さん。
無事にトイレに行けた。トイレもきれいだった。なんだこの電車は。



30分で到着の、かなり短い距離だけど、でも、初めての地方線にココロオドル!!
窓から見える風景は、どんどん田舎になっていく。

雪がつもり、とても寒そう。霧で覆われて、初め何も見えなかった景色。
霧が晴れたら、白い霜で覆われた草原・・・
店なんて全く見えないし。大自然・・・という感じ。



到着。そして極寒。

駅前・・・何もない。



・・・。



THE民家。

・・・と、ちょっと坂を登ったところに商店街発見!
カフェでおじさんたちが、早朝の語らい。お酒なのかコーヒーなのか片手に、ワッハハと談笑中。
人がいてよかった~。



極寒の中、ヒイヒイ言いながら、ペルージュを探す。

「iPhoneはスリにある可能性ナンバーワン!狙われやすいから、道で使っちゃダメよ!」って忠告されてたけど、wi-fi入れて使いました。
超便利。道がわかった。

商店街を突き抜け、村を目指す!



画材屋さんがとてもかわいかった。朝なので、まだ開店せず。無念。



絵になる小川。
落ちたら寒いんだろうなあ。



花壇、霜でお花がかわいそう。
がんばれ!と、励ましてみる。


偉い人(・・・誰?)の前を通過し・・・



民家の間をくぐりぬけます。
到る所、窓際に小さなろうそく!そうそう、今日まで光の祭典だからね。
なんだかホッコリ心温まる・



表札が「あっちだよ~」と安心させてくれます。
結構歩いたけどね・・・。フランスは適当大国なので、これでも「駅からすぐそば!」なのです。



馬発見。そうそう、牧場の隣の小道を歩いています。



大自然。極寒と馬!田舎にきたんだなあ~と実感。



チョコレート工房が気になるが、我慢!
目指すはペラージュ!



羊たちが迎えてくれた。もうすぐ到着。
牧草をむしゃむしゃ食べながら、ぼけーっとわたしを見つめる羊くん。
目があったような?

望遠レンズ、欲しくなった。

そして、傾斜をのぼる・・・
ここをのぼったら、村入りです!

ゼエゼエ呼吸を乱しつつ、丘を登ります。
いやあ、これのどこが駅から近いんだ?と、もう怒りを通り越して面白くなった。
さすがフランス。



そして、やっと到着!
感動の嵐!(大げさ)








Lyon:ペルージュへのプチ旅行!

2013-12-30 06:40:19 | 旅行 フランス Lyon
リヨンから行ける、日帰り観光旅行!
小さな中世お村、ペルージュへ行ってきました。

海外旅行の友達「地球の歩き方」君が紹介していたからね。
それに掲載されていた写真が、なんとも可愛らしくて。
どうしても行きたい場所だった。

リヨンからはバス、もしくはTERという電車(地方行きの国鉄)に乗っていきます。
最初は安いし、バスにしようかと思っていたけど、よくわからなかったのでTERに!



早朝、寝起きの一杯。
ミネラルウォーターはトルコでもらったやつ。
飛行機の気圧でボコボコ。コンテンポラリーアートみたい。
フランスの水道水は、飲めないわけじゃないけど・・・でも、水は買う。



朝、ホテルをあとにします。
ここのホテルは一泊だけの利用だったので、荷物をすべてまとめて・・・
また、おもーいスーツケースをガラガラひっぱる。

遊牧民族って大変だよなあ。

・・・外は寒いし暗い。
冬のヨーロッパ、悲しくなるくらい、明るい時間が短い。

フィンランドに住んでいた人が
「いや~、いっつも暗いからね~。みんな鬱になっちゃうんだよね~。だからお酒飲んでみんなHAPPY!ははは。」なんて、冗談言ってたけど・・・今ならその気持ちわかります。

寒いし暗いし。
無意味に怒りたくなる。

さてさて。
明け方、出勤タイムと重なってます。
リヨネ(リヨンに住む人)たちは、さっそうと駅へ向かう。

駅では新聞などフリーペーパーをのせたラックが登場!
毎日あるのか、みんなそれをめがけて集まっていた。



スーツケースを駅で預ける。
パールデュー駅には、有人の荷物預かり所がある。
スタッフさん、英語堪能なので助かります!
テロ防止対策がしっかりなされており、荷物はエックス線検査受けます。
スーツケース2個いれて1000円くらい。丸一日預けてOKなので、旅行客は利用しよう!
セキュリティ対策は、万全!



TERのチケットの購入方法がわからず、駅でさまようこと15分。

TERはTGVと同じ、SNCFの券売機で売っていた。
最初に言語を選択するのだが・・・フランス語で買いたいけど、英語を選ぶ。
ちょっと悔しい。


人が集まっているので何かと思ったら、この画面を見ていた。
何かと思ったら、フランスでは、電車が来る直前まで、どの電車がどのホームに来るのかわからないそう。

だからみんな、この画面を見ながらどのホームに向かうか待ってる・・・というわけ。
有意義なのか適当なのか。

チケット購入し、出発まで時間があるので、朝食を買いに。



駅のパン屋は割高だけど、まあしょうがない!

日本でも大人気!の、ここはPAUL!
色々な種類があって、迷った結果、アプリコットのデニッシュをセレクト。


おなじみの紙袋・・・横浜でも人気だよ。あほみたいに高いけど。



じゃん! アプリコーーーーット!!!!!

かじってみると、想像以上に酸っぱかった。自然の味?
でも、眠気が吹っ飛ぶ美味しさ!
サクッとしたパイ生地の中に、ぽってりコクのあるカスタードクリーム。バニラビーンズ入り!
ジューシーな杏がたくさんのっていた!

(これ気に入って、後日また買いにいったけど置いてなかった。売れてしまったのか、焼きあがっていなかったのか。残念。)




そして時間がきたのでホームへ向かう。



二等(お手頃価格!)へ、ひょいと飛び乗ったのです!