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オトナメルヘンチック。

「パンがなければ作ればいいじゃない。」

夢心地でシュールな日常
2015年 トーキョー

灼熱のバルセロナ。

2015-09-07 00:04:42 | 2015 petit voyage

ちゃお!ゆきですー。

初夏にバルセロナに行った事を書くよ。

第一印象はね、とにかく、暑かった。

溶けるかと思った。アイスの気持ちがよくわかった。

 

「バルセロナはねー・・・うん、男子に人気だよねー・・・!」と、全くわけわからない(不安にさせる)評判のあった街。行って参りました。

 

サグラダファミリアは未だ建設中だったこと。

内部のファンタジックな装飾、色使いに開いた口が塞がらなかった事。

魚介が美味しすぎたこと。

 

海の近くだって、すっかり忘れていたよ。だって、フランスのお隣さんなんだもの。

 

今回の旅行、ホームステイする予定だったのですが、友人の試験と重なったこともあり、急遽キャンセル。こういうときもAirbnbは便利です。とてもお手軽。

キャンセルしたのはいいものの、次の宿探しに苦戦。

なにせヨーロッパはバカンスシーズンですもの。みんな空室を狙ってるの。空き部屋なんてそう簡単に見つからない。

 

しかたない。ここはお決まりのゲストハウス!学生なら一度は利用すべき!国際交流はこういう場所で生まれるのです。

夜のフェット(パーティー)の勢いがはんぱなくて、ゲストハウスに宿泊したことを少し後悔したこと。まるで、映画のオーベルジュ・エスパニョルの世界みたいで、国際色豊かな空間だった。

でも、今思うと、結構おもしろかったなあ。

 

実際、ハチャメチャでした。

わたしが使う瞬間に、電球のきれたシャワー。

受付のお姉さん(大学生のバイトちゃん)に事情を説明し、新しい電球持って来てもらおうと思ったら、「ファック!!!!」と一言。(うおお、まじかよ~~くらいのノリです)おいおい、そう言いたいのはわたしだよ。

結局、暗闇にiPhone持ち込んでシャワー浴びた事、わすれません。

(その後、ルームメイトにもiPhone持ち込むアドバイスして盛り上がる。)

 

詐欺にも会いそうになった。イスラム系女性3人組が近寄って来て、わたしの胸元に白いカーネーションをさしいて、「今日はフラメンコ祭りだから!これ、1本1サンチームでいいの!」と。これ、財布を開いた瞬間に別の人間が財布ごと奪うシステムらしい。

たまたま近くにいた、フランス人マダムが助けてくれた。結構、バルセロナってフランス人が多く、フランス語が通じるので助かる。(しかも運良く、彼女は一週間前に東京にいたとか。世界は狭いのだ。)

 

 

 

バルセロナはスペインだけど、言語がスペイン語ではなく、カタローニャ語だから、フランス語のほうが通じたりする。スーパーでカタローニャ語しか喋れないおばあちゃんに質問されて、全てフランス語で返したら、なんとなく伝わった奇跡。

食事は、魚介が美味しかった。地元の人たちしか行かないレストランに乗り込んでみた。市場みたいなところに魚介がずらりと並んでいて、好きなものを選ぶと、厨房で調理してくれる。この時ばかりは、自分が小食だということを忘れてしまって、結構注文してしまった。韓国人と中国人の友達と一緒にいたんだけど、みんなが助けてくれたからなんとか食べる事ができた。

毎日レストランっていうわけにも行かないので、サンドイッチを作ってみたりしたよ。生ハムや野菜、パンは美味しくてお手頃価格なの。そうそう、スペインにはアクエリアスが売っていた。普通のと、レモン味。

 

バルセロナはとても暑くて、そして、みんな好き放題な自由気ままな印象だった。いい意味だよ。

活気のある独立運動。(どこでも、カタローニャの旗を見つけることができるの。)

自由気ままな建築。丘の上から見るとわかるけれど、統一感、というものがない。これを作りたいから、建てました。という印象でした。

なんだか、「生きてる」ってこういうことだな、と。(曖昧だけど)

 

 

リュックにTシャツ!ラフ!

日焼け止め塗ったんだけどね、焼けたよね。

いいのいいの!こっちでは美白っていう概念は無くて、夏は日焼けして当然!なのだから。(これ、日本に帰国後、あまりに日焼けしたわたしを見て、「ゆきちゃんってどこに留学してたの・・・?(フランス留学ってそんな日焼けしなくない?的な)」と質問攻めに若干苦しんだので、みなさんSPF50以上の強めの日焼け止め、持参してね。)

 

帰りもバスで。バルセロナとリヨンを結ぶバス。ガイドのアントニオがとてもいいおっちゃんで、楽しい時間を過ごせました。さすがラテン系だな。

 

フランス。バスでの旅行はとっても安い。SNCFが運営しているバス、おすすめ。片道3000円くらいで、リヨンからバルセロナに行けてしまう。いやあ、このヨーロッパのバス移動に慣れてしまうと、帰国してからの東京・京都・大阪なんていうバス、新幹線の金額にぎょっとしてしまう。(でもさ、これがわたしの国だもん。こればっかりは仕方ないよなあ。)

南仏へ下る道路は、何度も使ったから、なんだかちょっと、今、これを書きながら逆ホームシック。変なの。

あんなに日本に帰りたいって思っていたのにね。

 

あっちにいた事は、辛いときとか、「きっと辞めたら終わりで、そして帰ったら帰ったで、リヨンに戻りたい!って思うんだろうなあ。」なんてぼんやりと考えていたけれど、まさにそれで、人間無いものねだりだなあと。とことんわがままなんですね。

 

そんなこんなで、バルセロナもまわってきたのであった!これはね、本当におすすめ。

できれば、バドリードとバレンシアにも行きたかった。だから、また行きたい・・・いや、行くつもり。日曜だったから美術館お休みだったしね。(美術館に行かない旅行だなんて!!)

留学中にスペインとフランスのハーフの友達ができたおかげで、スペインへの興味も出て来たの!スペインも、日本文化、とくにサブカルチャーが好きな方が多いみたい。なので、気になるのです。

 

フランス語に近いから、スペイン語もやればできるかな!(とことん前向き)

あ・・・わたし、巻き舌、できないんだった。(重要らしいよ。)

「ゆき、大丈夫、巻き舌なんて慣れよ!ゆきは「敬語」の使える国から来たんだから問題ないわ!!」と、ペルー人のナタリー(スペイン語圏)に、よくわからないアドバイスをもらったので、(とにかく前向きなので)がんばれる気がします。チェコ語も気になるし、スペイン語も気になるし。ちょっと趣味で次にやる語学は何にしようかなー、なんて。

 

それではまた。ちゃお!

 

ST ETIENNE: 国際デザインビエンナーレ!

2015-04-04 08:19:09 | 2015 petit voyage

ちゃお、ゆきです!

 

先週、お隣のサンテティエンヌ(Saint-Etienne)で開催された、国際デザインビエンナーレに参加してまいりました!

▽公式サイト▽

http://www.biennale-design.com/saint-etienne/2015/fr/home/

 

隣町と行っても、TERで片道45分程度。リヨン郊外の小さい街・・・ですが、そこはユネスコからデザイン都市に指定されているのだ!

最近フランス革命以降のフランス史をざざっと勉強したのですが、「産業革命」の時代、あの「蒸気機関」の発明は、こちらサンテティエンヌとリヨン間の移動に多いに役立ったとか。(先生、弱った可哀想な馬を描いた絵を見せて、この馬たちを救うことになりました・・・って。よかったよ鉄道発明されて。ジェームズ・ワットさんありがとう。)

 

有名な国立デザイン学校もあります。知り合いのデザイナーさんがこちらの学校出身ということで話を聞いていました。デザインといったらパリかサンテティエンヌ・・・だということで、絶対にここには行かなくちゃな~と思いを馳せていたのであります。

TERに乗り込み窓を眺めると・・・広がるのは田園風景。何も考えずに窓を眺め・・・るのではなく、一緒に行ったお友達と近況報告で盛り上がる!この子も現代アートが大好きなアート友達です。

さて、駅に到着!

 

早速、可愛らしくデコレーションされた駅がお出迎え!

小さい街なのに裏切らない可愛さです。(リヨン負けてるぞ・・・!)

 

カラフルなフィルムで出来た葉っぱ、飴細工みたい。

 

 

トラムの乗り場の横を見上げると、謎の馬のオブジェが!(でかい。)

 

もう、いろいろと意味不明なものがそこら中にあります、サンテティエンヌ。

さすがコンテンポラリーアートの街!!いちいち意味を追求するとそれだけで時間費やしてしまいますので、お決まりの「直感で受け止める」ことにしました。右脳がダイレクトメッセージを受信しちゃうんだから!ええい、何でもかかってきやがれ!

 

・・・と、いうわけで勝手に「小さい街」だと過程し、「歩いていけるっしょー!」と徒歩で中央へと向かったわたしたち。

まず観光案内所に到着。おばさまに地図をいただき、おすすめスポットをインタビュー。

「シテ・ドゥ・デザインよ!ここからだと25分歩くんだから、トラム乗りなさい。そうトラムよ。わかる?トラムよ、ほらぁ、あの電車見えるかしら?あれあれ、トラムよ!」と、トラムをごり押しされたので、せっかくだから乗ることに。

 

しかし券売機の使い方がよくわからん。

さすがデザイン都市、公共施設までコンテンポラリー。

隣のおじさんに教えてもらい何とか購入。(切符の名称が「1H30」だった。一時間半使い放題って意味なんだけど、「通常券」とかわかり易く書いておいてよー!もー。)

 

途中、中央広場で下車し、春を楽しむ。

 

かわいい春の花があふれています。

教会の前では、オリーブの枝を持った人たちが溢れている。(そういや今朝、リヨンの教会でもみな枝を持っていたけれど・・・?)そう、復活祭の一週間前の「聖枝祭」だったのです。

小さな子供からお年寄りの方まで、みんな枝をもって教会から出てくる貴重な風景に出会うことができて、うれしかった。

 

さて、トラムにのって、美術館へ。

サンテティエンヌには、多数の美術館、アートスポットがあるのですが、ビエンナーレのメインとなる会場は、シテ・デゥ・デザイン。

 

 

会場はたくさんの人!人!人!

さすがです。

 

この巨大ピーナッツがかわいい!

ここのコーナーは、ファッション×アートといった主題の作品たちがあふれていました。

それにしても、作品を紹介するボードのフォントが、これまた可愛いのです。写真がなくて残念。

 

思う存分「オンナノコ」な気分を味わったのでした。

 

ものすごい展示数なので、じっくり見たい方は早めに行くのがいいかもしれません。

 

 

個人的にヒットした、イヴ・ブレソンさんの写真たち。

 

まるで「絵画」なのです。驚くほど静的な作品。音も無く、時間が停止した古い絵画・・・だと思ったら写真だった。

彩度の低い、うつむいた表情を見せる写真たち。

こんな写真に出会ったのは初めて。

 

「モノ」のデザイン展では、なんと無印良品さんの製品が展示されていました。

驚くほど削ぎ落としたナチュラルでシンプルな質感。「美」とは、何か。この企画では、様々な方向からスポットを当てられています。

 

JAPONの文字を見るとうれしくなっちゃう。

 

他にも体験型のイベントもあり、親子でチャレンジしている姿は微笑ましかった。

 

街全体が盛り上げているビエンナーレは4月12日まで開催中!

一日楽しめます。とにかく展示数が多いの。フランスはもちろん、世界各地からアーティスト達が参加しています。

会場はとにかく広いので歩く・・・スニーカーが正解!

ちなみにあまりお店はたくさん無いので(日曜日だったというのもあるけれど)、ポケットにチョコレートを入れておくと貧血対策になります。(お決まりのパターン)

 

是非、足を運んでみてね。

チケットは学生は8ユーロ。一般12ユーロ。これでメイン会場は入場できてしまう楽しいイベントです。