~ 風の伝説 ~

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「寝酒」ご用心 睡眠障害の原因に

2008-02-06 | Health
2月5日16時17分配信 産経新聞

 厳しい冷え込みの続く中、布団に入る前にちょっと1杯…。毎日の締めくくりに、「寝酒」をたしなむ人は多いだろう。しかし、眠る前にアルコールをとると深い眠りにつけないばかりか、さまざまな睡眠障害の原因にもなりうるという。「寝酒の習慣化にはくれぐれもご注意を」と専門家は呼びかけている。
 「酒を飲んで眠り込んでいるのは、睡眠ではなく、“意識を失っている”状態」とその危険性を訴えるのは東京医科大学教授で代々木睡眠クリニックの井上雄一院長。
 井上院長によると、アルコールによる睡眠は、正常な睡眠とは異なり、浅いノンレム睡眠の状態が長時間続くため、「脳も体も十分には休まらない」。夜中に何度も目を覚ます中途覚醒(かくせい)や、早朝覚醒の原因にもなるという。
 アルコール依存症になる危険性もはらんでいる。「不眠対策で寝酒を始めた人の方が、ストレス発散で酒を飲む人より依存症になる割合が高い」と井上院長。体がアルコールに慣れてきて、少量の飲酒では眠れなくなり、徐々に飲酒量が増えてしまうためだ。ひとたび大量の寝酒習慣がつくと、いざやめても、一時的に強い不眠症に陥ったり、動悸(どうき)や震えなどの症状が起きることもある。
 アルコールには生体リズムの周期を遅らせる作用があるため、だんだん夜更かしになり、しまいには朝起きられずに出勤できなくなる例も。脳・脊髄(せきずい)の神経障害を引き起こして、睡眠中にむずむずしてじっとしていられなくなる「むずむず脚症候群」、夢遊病などの睡眠中の異常行動を悪化させる場合もある。
 中でも、「自殺行為」と戒めるのが睡眠薬との併用だ。いわゆる睡眠時無呼吸症候群を悪化させ、長時間呼吸が止まることもあるという。
 「『お酒で眠る』という考え方をまずやめるべきです。不眠で困っているなら、医師の指導に基づいて睡眠薬を飲んだ方がずっと安全」と井上院長。「夕食時だけ、しかも少量にとどめて、就寝時間の3~4時間前は飲まないようにすれば、睡眠中の問題は起きにくくなります」と話している。(田辺裕晶)
         ◇
【用語解説】レム睡眠とノンレム睡眠
 レム睡眠は脳からの指令を遮断して運動機能を休め、ノンレム睡眠は大脳や自律神経を休ませる働きがある。正常な睡眠はレム睡眠と深いノンレム睡眠を1時間半~2時間のサイクルで繰り返す。


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