五輪レスリング 伊調馨は「金」 浜口は「銅」

8月17日18時45分配信 毎日新聞

　北京五輪第１０日の１７日、レスリング女子の２階級を行い、６３キロ級の伊調馨（綜合警備保障）は決勝で今年の欧州選手権を制したカルタショワ（ロシア）を破り、５５キロ級の吉田沙保里（綜合警備保障）に続いて２連覇を達成した。

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　伊調馨は初戦から２試合連続フォール勝ち。準決勝のダグレニアー（カナダ）戦、決勝はきん差で退けた。

　７２キロ級の浜口京子（ジャパンビバレッジ）は準決勝で２０歳の王嬌（中国）にフォール負けしたが、３位決定戦でバーナード（米国）に快勝し、２大会連続の銅メダル。王嬌が優勝した。

　日本は女子の全４階級で初めて正式種目となった前回と同じ顔ぶれで臨み、結果も金２、銀１、銅１の計４個と各階級で同じメダルを獲得した。

　▽伊調馨の話　姉妹で金メダルという目標は達成できなかったが、この金は（銀に終わった姉の）千春と自分にとって最高のメダルです。４年間、一緒に歩んできた道のりの金メダルです。