つれづれ韓流日記

韓流ドラマ鑑賞が大好き。感想などを不定期に綴っていきます。

「会いたい」

2014-06-15 01:40:00 | 韓流ドラマ
「会いたい」(2012年)
オススメ度 ★★★☆☆
キュンキュン度 ★☆☆☆☆
脚本 ★★☆☆☆
キャスティング ★★★★☆

冒頭から暗ーい重ーい話題で、観るのがためらわれるほどのストーリーなのですが、それでも観続けてしまったのは、子役の力!ヨ・ジングくんの演技も、キム・ソヒョンちゃんの演技も本当に素晴らしかったです。

子役が変わって大人だけになってからは、私としてはちょっと中だるみ。 少し面白くなったのは、掃除のおばさんが中心になった第10話くらいからかな?その後、また中だるみするように感じて、ジョイとハリーが別々になってしまう第17話あたりから又面白くなった気がします。


ヨ・ジングくんが作り上げたキャラがユチョンに、キム・ソヒョンちゃんがユン・ウネになるのが、どうもいまひとつ納得がいかず、入り込むまで時間がかかりました。ヨ・ジングくんはすごく硬派な感じなのに、ユチョンはちょっと言動が軽かったり。キム・ソヒョンちゃんの演じたイ・ソヨンは周りに何を言われても耐える芯の強い子だったのに、ユン・ウネちゃんのイ・ソヨンはいつも泣いてばかり。ひどい境遇によって成長がとまり、幼さが残ってしまった感じを出しているのかもしれないけれど、どうもね……。
入り込めなかった原因をさらにいえば、子役時代にいまひとつパッとしなかったカン・ヒョンジュンが、成長してユ・スンホのようにオーラのある人物になるとは、ちょっと思えない、というのも大きい。


とはいえ、それぞれのキャスト自体は、どの役者さんも好演しています。ユチョンはこんなキャラもできるんだーという発見もあったし、何より、この作品はベテラン勢が脇を固め、そしてその演技が光っています。
例えば、キム刑事役をつとめたチョン・グァンリョルさん。スヨンの母を演じたソン・オクスクさん 。掃除のおばさんを演じたキム・ミギョンさん等など。

脚本があと一歩なのかなー。何だかラブストーリーもサスペンスも中途半端なんですよねー。

それにしても、ユ・スンホ、圧倒的な存在感がありますねー。「アラン使都伝」の玉皇上帝の頃から何となく気になっていたけれど、まだ、眉毛と唇の印象しかありませんでしたw いやー、芸歴長いだけあって、大人ですね、プロですね、彼は。「ペク・ドンス」も観てみたくなりました。子役とチョ・グァンリョルさんの他に、ユチョンやユン・ウネちゃんもこの作品で賞を貰ったようですが、いやー、ユチョンやユン・ウネちゃんよりも、称えるべきは、ユ・スンホでしょう!


そうそう、お蔵入りになってしまったシーンで、DVD の巻のメイキングに入っているものに、ユ・スンホのピアノ演奏シーンも。本編では同じようなシーンがありますが、時間の都合上か音をかぶせてしまってあり、彼が弾いている音は聴けません。メイキングでは、スンホが弾いているのをそのまま聴ける箇所があります。そう難しい曲ではないけれど、右手と左手のバランスも絶妙で、なかなかの腕前とみました。

エンディングは、ネットでも大半の人が呟いているように、何だか「視聴者が求めていた終わり方ではない」という感じです。個人的には、初恋なんて成就しないほうがリアリティがあってよいと思いますけどね。脚本はあと一歩だけれど、俳優陣の素晴らしさで、ついつい観てしまうドラマでした!

↓韓流ばなしができる知り合いを広げ ていきたいです。記事に共感できたら、応援クリックお願いします。
コメントも大歓迎です。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ イ・ジュンギへ
にほんブログ村