タカミテクノスMOZを使った場合のファイト方法についてです。
よくお問い合わせをいただくので、簡単に私なりの操作をご紹介します。
私の場合は、「獲る」のはもちろんですが、「楽しむ」とう方向にかなり向けてる部分があります。
鰤はまた違ったりするので、今回はヒラマサ・カンパチの場合でご説明します。
曲がりシロがわかりやすいので620シリーズでの説明となりますが、540や520シリーズも基本は同じです。
①食った直後
底に向かおうとするカンパチ・ヒラマサの頭をこちらに向け、引きはがすようにする必要から脇ばさみスタイルでグイグイいきます。
この時はロッドが大きく曲がり始めることによって頭が向こうを向くのを防ぐためにも脇ばさみでロッドを下げてます。
少し浮かせたら腹当に移行し、バットとラインの角度が100度前後で、90度を超えないくらいの角度を使い更に引きはがします。
②中層
底から引きはがし、魚の挙動も落ち着いたら上記の角度を100~60度くらいまでのポンピングで回収していきます。
この時、ロッドを下す際にリーリングが遅いと反転されますので、しっかりとロッドが曲がったままで素早くラインを回収してください。
一番のポイントになります。
③中層で魚が走ったら
上記の角度も60度以上で耐えます。
この時、極力ラインを出さないようにサミングや反対の手で上から鷲掴みにしたりしながら調整します。
④浮いてきたら
残り5mきったあたりだったり、魚が回り始めたら船底擦れをかわすためにも脇ばさみにしてロッド下げます。
この時は、ロッドを下げてますので曲がりによるクッションが使えず、距離が詰まってからの急な突っ込みによるラインブレイクや身切れなどを防ぐため、ドラグを緩めにしてサミングで調整しています。
ざっくりこんな感じです。
ほとんどキャスティングと変わりません(笑)
ドラグ値はPE3号・4号の場合は、ジガー2000を目いっぱい締めてちょっと戻す程度が初期設定です。
スタードラグなので、途中で締めたり、最後に緩めたりしてますが、最初から緩かったり、②のポンピングで滑ったりするのは緩すぎます。
止める・引きはがす・寄せる・溜める・いなす これらで角度を上手く変えてやるとバレないし、気持ち良く曲がって視覚的にも最高に楽しいですよ。
520シリーズ・540シリーズ・580シリーズの場合は、③の角度が②と同じようなイメージです。
しかし、これらすらできない負荷の魚が掛かった場合は、立てられなくなるので必然的に脇ばさみになりますが、本当にまっすぐ引っ張るストレートポンピングはしません。
ロッドは下げてますが、バット部分にしっかりを重さが乗るのを確認するイメージでやってみてください。
是非MOZでしか味わえない「釣ったった感」を楽しんでください。