次またやれって言われても多分これほど思った通りにできることは無いだろう。
立ち位置から始まりルアー選択ややり取りからタモ入れまで、それほど完全に自分の思うままだった。
今までを振り返っても中々こんな経験は無く、魚種やサイズに関しては完全に「たまたま」だが、それ以外は本当に全てを覚えており、一人でニヤニヤしてしまう♪
そもそもは、やっぱり「たまたま」から始まる。
もう帰ろうとしていると、鳥が尋常じゃない動きをしているのがたまたま目に入った。
仕舞掛けたのをやめて再開すると、これまた尋常じゃないくらいのイワシの群れ。
しかも、イワシも鳥も完全に魚が付いてる動きだ。
再開早々にシーバスのチェイスやバイトが頻繁にあり、ここ最近では明らかに海が違う。
そうこうしてると、急にシーバスの反応が無くなり、イワシの動きも今までと少し違ってきた。
これは間違いないだろうと、立ち位置からランディング経路を見直し、ルアーも安心できる仕様のものに交換。
3投目、フワっとテンションの抜けるような前アタリの後、
ドスンッ!!という鈍い抑え込むアタリ!
フッキング直後から、尋常じゃない重量感で、メジロ程度じゃほぼ出ないドラグをジリジリとゆっくり引き出す。
しかし、LeaLeaオリジナルStraitPerformer110は、このくらいの負荷から性質がガラリと変わり、しっかりと受け止めて走りを止める。
このスピード感の無い重量感は、絶対にデカくて良い魚である。
ここからはややこしいので省きますが、魚がどう走りどうやって対処し誘導しタモに収めたか鮮明に覚えている。
っで完全に制することができた魚は最高の1本。
ボガ計測で、26lb強。
ファイトタイムも3分程度と短く、走らせてもいないので最高に真っ白な身♪♪
虫もまったくいないし、釣った後もタマランです♪
面白さで言えば、シーバスやハマチやメジロが上に感じたが、やっぱり何やかんやいっても私も釣り師。
いつもの楽しさ・面白さに嬉しさが加わり、また格別の釣行となった。
やっぱり通ってると、こんなこともあるもんですね。
私には縁遠いと思っているのだが、まさに今年流行の「神ってる」ってのはこんなもんかなと実感。
でもやっぱり釣れるには理由なんてないですね。
ただの「たまたま」です。
ただ、毎回それを「釣った」と感じられるような釣りを心がけており、こんな良い魚でそんな釣りができたことが何より嬉しい。