静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

ラバース・コンチェルト(薬師丸ひろ子)

2013年10月16日 23時29分44秒 | クラシック以外の音楽


ラバース・コンチェルト
(A LOVER'S CONCERTO)


薬師丸ひろ子(歌)




 ラバース・コンチェルト・・・・サンディ・リンザー&デニー・ランドル作曲(原曲は「バッハのト長調メヌエット」・・・最近、バッハの作ではないと判明したそうですが・・・)
終わってしまった「あまちゃん」の、数ある名場面の中でも、あの「鈴鹿ひろ美」が「潮騒のメモリー」を歌う場面ではひときわ感動しました。
で、私は(リアルタイムでは、よく耳にしていたものの、さほど関心のなかった)薬師丸ひろ子の歌唱の素晴らしさを再認識させられました。
私の中では、薬師丸ひろ子は主に大瀧作品の「探偵物語」「少しだけやさしく」の歌手として認知されていたのですが、このドラマを機に一気にロスト・ワールドへのセンチメンタル・ジャーニー・モードと相成りました。
で、ネット中古ショップにて3枚ほど購入。
その中の1枚で、この曲がアルバムタイトルにもなっています。

「ラパース・コンチェルト」は、小学校の音楽教科書(6年)に長らく掲載され続けている名曲。
シンプルにして反復が心地よく、大方の子どもたちが好きになってしまう曲だと思います。
ハーモニーの妙と、ピアノ伴奏も含めた主旋律以外のパートも全てが、いつまでも続けていたくなる甘美さを放っています。





ここでは、そのシンプルなメロディに岩谷時子氏が詩をつけたものを薬師丸さんが歌っています。
独特の透明感。
ピーンと伸びたビブラートを抑えた歌い方は懐かしく、この声を聞くと、彼女の大ファンで、車に乗せてもらうと必ず薬師丸ひろ子(または太田裕美)のカセットが流れていた友人Oのことも思い出されます。
いいですなぁ・・・。
このピュアな感じは、今の御時世に聴くとかえって新鮮。
しかし、岩谷さんの詩は一筋縄ではいかない、可憐なメロディや歌声とは裏腹な、ストーカーに追われる「けものみち」みたいな感じであります。

彼女の「潮騒のメモリー」もリリースされないかなぁ???



 
ラヴァーズ・コンチェルト
クリエーター情報なし
EMIミュージック・ジャパン




歌物語
クリエーター情報なし
EMIミュージックジャパン


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2 コメント

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Unknown (モト)
2013-10-17 12:01:51
私も「歌物語」を買って、おなじみの曲やら、知らない曲やらを聴いています。
私の世代は、彼女の主演映画封切りに前夜に、普通の中高生が徹夜で並んだ(私は行きませんでしたが)という世代です。
そのころは、夜中に普通の(いわゆる不良さん以外の)中高生が出歩くということ自体、なかった(お店も開いてなかった)時代です。
こうして彼女が元気で微笑んでいるのを見るだけで、自分まで幸せな気持ちになることができます。「潮騒のメモリー」は録音・発売してほしいですね。
モトさん (親父りゅう)
2013-10-18 00:00:39
いつも、ありがとうございます。

歌物語はリマスター盤なんですね。私も気になっているアイテムてす。

どういうわけか、彼女のディスクは中古市場でお安く出回っており、今日も3枚ほどオーダーしました。1枚当たり1円とか300円とかのもありました。
でも、今まで聴いている限りは、歌も編曲も、もちろん歌唱も、たいへん丁寧で上質のつくりな曲ばかりです。しばらくマイブームは続きそうですね。

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