
しをんさんは、やっぱり文章が上手いなあ、読みやすくて面白い!
これ、普通の人が書いたら、こういう風に楽しめない気がする。
全く興味の無い物事なのに、しをんさんが書くと、不思議とふむふむ、なるほど、へー、って感じで興味が湧いてくる。
でも、マイナスな事を書くと、影響が出て、博物館に行く人が減ってしまう可能性もあるだろうから、しをんさんは、決してつまらなかったとか、悪い風には書けないという制限?はあっただろうし、感想を書くのに苦労されたと思います。
どの施設や人に対しても、愛情溢れた目線、口調で、配慮がありつつも、堅苦しくなく、とっつきやすい説明がなされていて、さすが!でした。
博物館に勤める方々は、その筋の愛好者であり、知識も豊かで、またその博物館のある土地に住む方々の人情、美味しい食べ物や、交通手段なども書かれていて、行きたくなります。
私が行きたくなったのは「めがねミュージアム」で、博物館の方針やスタイルが、とても良いなぁと思ったのは「風俗資料室」
あと「雲仙岳災害記念館」とか「日本製紙石巻工場」など、災害に遭われた地域の事とかも、印象に残りました。
実業之日本社創業120周年記念作品
【この本でぐるぐる旅した博物館】
茅野市尖石縄文考古館(長野)
国立科学博物館(東京)
龍谷ミュージアム(京都)
奇石博物館(静岡)
大牟田市石炭産業科学館(福岡)
雲仙岳災害記念館(長崎)
石ノ森萬画館(宮城)
風俗資料館(東京)
めがねミュージアム(福井)
ボタンの博物館(大阪)
書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」熱海秘宝館/日本製紙石巻工場/岩野市兵衛さん
ぐるぐる♡博物館 2017/6/16 三浦しをん
あの家に暮らす四人の女
「まほろ駅前狂騒曲」
月魚
舟を編む
「木暮荘物語」「天国旅行」
「まほろ駅前番外地」
星間商事株式会社社史編纂室
神去なあなあ日常
「光」
「悶絶スパイラル」「人生劇場」「仏果を得ず」感想
「きみはポラリス」感想 三浦しをん
「むかしのはなし」三浦しをん と「最後の恋」感想
「桃色トワイライト」「まほろ駅前多田便利軒」感想 三浦しをん
「秘密の花園」、「風が強く吹いてる」
私も読みました。
しをんさんの独断と偏見の解説、とても面白く読みました。
私も旅行へ行った先の美術館や博物館は気になったりするのですがこの作品に出ているような何かに特化した博物館には行ったことがないのでとても興味深かったです。
私も「めがねミュージアム」が気になりました。面白そうですよね。
これから旅行へ行く際には近くに面白い博物館がないかも調べていきそうです^^
この本で紹介されている博物館とかは、メジャーじゃない処もあって、へーそんなのがあるんだなーっていう面白さがありましたね。
しをんさんにかかると、未知のジャンルというか・・どんな事でも、興味が湧くように魔法がかかるのが凄いです
めがねミュージアム、この本のお陰で、きっと入場者が増えたのではないかなー